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憤青 中国の若者たちの本音 単行本 – 2005/10/15
沙 柚
(著)
北京は感情の坩堝だった。人々は日本を罵った。共産党を呪った。不公平を訴えた――反日でも親日でもない一中国人女性作家が、街角で採取した庶民の声。
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/10/15
- ISBN-104105053019
- ISBN-13978-4105053017
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/10/15)
- 発売日 : 2005/10/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 213ページ
- ISBN-10 : 4105053019
- ISBN-13 : 978-4105053017
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,794,284位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 463位中国の地理・地域研究
- - 3,805位日本文学(日記・書簡)
- - 12,530位外交・国際関係 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2021年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オリンピック前の北京の記録だが、現在にも通じる問題が沢山あった。終盤に噴出する著者の思いに心を打たれた。これからの中国と世界の前途多難を思う。
2006年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2005年春、中国の大都市を中心に巻き起こった反日運動は、どういう意味を持っていたのか? 多くの日本人の目には「感情に任せて、日本大使館にペットボトルや石を投げつける若者たちと、それを阻止しようとしない中国の警官」としてしか、映らなかったかもしれない。このような極めて限定された情報が、某閣僚の「中国って恐い国ですね」という発言にみられるような偏狭な思い込みしか生み出されないとしたら、それこそ「恐い」ことである。
北京出身・日本在住の著者は、里帰り中に「遭遇」した反日運動を契機にしながらも、身の回りの人々との対話を通して、現在の中国、日本、そこに生きる人々と自分を見つめ、思索を深める。対話は、親類や知人の戦争体験、革命後の経済建設の失敗や知識人弾圧の歴史へ、また現在の経済過熱社会のなかで矛盾に曝される人々へと及ぶ。
「記者による現地突撃リポート」といった内容を求める人は肩すかしを食うかもしれないが、日常生活の狭い範囲のなかでの対話と出来事を書きとめながら、けっして身辺雑記に終わらず、読者に深い読後感を残すのは、ひとえに、著者のものごとを見極めようとする冷徹なまなざしと、内に潜む惻隠の情ゆえであろう。
北京出身・日本在住の著者は、里帰り中に「遭遇」した反日運動を契機にしながらも、身の回りの人々との対話を通して、現在の中国、日本、そこに生きる人々と自分を見つめ、思索を深める。対話は、親類や知人の戦争体験、革命後の経済建設の失敗や知識人弾圧の歴史へ、また現在の経済過熱社会のなかで矛盾に曝される人々へと及ぶ。
「記者による現地突撃リポート」といった内容を求める人は肩すかしを食うかもしれないが、日常生活の狭い範囲のなかでの対話と出来事を書きとめながら、けっして身辺雑記に終わらず、読者に深い読後感を残すのは、ひとえに、著者のものごとを見極めようとする冷徹なまなざしと、内に潜む惻隠の情ゆえであろう。
2005年11月3日に日本でレビュー済み
中国の市井の声を拾う企画。
今年の4月~5月、反日デモが吹き荒れる中、日本在住・中国人の著者が北京の街角でフツーの中国人に迫ります。しかし・・・どうにも脈絡が無い。
行き当たりばったりに見聞きしたことを日記風に記すのみ。
ジャーナリスト的なバックグラウンドは著者の経歴を見る限り見えてきませんが、素人の視点から日中関係を追うならもう少しテーマを絞って企画すべきだったのでは?
ところどころ披瀝される著者の歴史観も??な点がチラホラ。
今年の4月~5月、反日デモが吹き荒れる中、日本在住・中国人の著者が北京の街角でフツーの中国人に迫ります。しかし・・・どうにも脈絡が無い。
行き当たりばったりに見聞きしたことを日記風に記すのみ。
ジャーナリスト的なバックグラウンドは著者の経歴を見る限り見えてきませんが、素人の視点から日中関係を追うならもう少しテーマを絞って企画すべきだったのでは?
ところどころ披瀝される著者の歴史観も??な点がチラホラ。