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ハリネズミの願い 単行本(ソフトカバー) – 2016/6/30
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- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2016/6/30
- 寸法13 x 1.7 x 19.3 cm
- ISBN-104105069918
- ISBN-13978-4105069919
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
ネガティブすぎるハリネズミの姿が共感を呼んで9万5000部。本屋大賞受賞の海外小説
自分のハリが大嫌いで、ほかの動物たちとうまく付き合えないハリネズミ。突然みんなを自宅に招待しようと思い立つが、本当にやってきたらとんでもないことが起こりそう。せっかく書いた招待状を出さないまま、ハリネズミの妄想と不安は広がっていく……。
そんな風変わりなシチュエーションを描いた海外小説が、静かな共感の輪を広げ、部数を伸ばしている。
「〈キミたちみんなを招待します。……でも、だれも来なくてもだいじょうぶです。〉という招待状の文を読んだ瞬間、この本はおもしろいと確信しました」(担当編集者の須貝利恵子さん)
著者のトーン・テレヘンさんは、オランダで子供から老人までとても幅広い読者を獲得している、国民的作家。本書の日本での読者も、30代・40代の女性を中心に、高校生から年配の男性まで、性別・年齢を問わない。谷川俊太郎さん、江國香織さん、小川洋子さんら著名人からも共感の声が寄せられ、全国の書店員からも猛プッシュを受け続けている。つい先日には、定評ある本屋大賞の翻訳小説部門で1位を獲得した。
「何が面白いのかという人もいますが、好きな人にはたまらない1冊なのではと思います」(須貝さん)
8月には新たな訳書が刊行予定。また、長らく絶版となっていた既訳の『だれも死なない』も復刊の予定があるという。著者の名前が日本でも広く知られるようになる日は近そうだ。
評者:前田 久
(週刊文春 2017.05.18号掲載)登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2016/6/30)
- 発売日 : 2016/6/30
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 176ページ
- ISBN-10 : 4105069918
- ISBN-13 : 978-4105069919
- 寸法 : 13 x 1.7 x 19.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 33,518位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- カスタマーレビュー:
著者について
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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はりねずみが好きで
もったいなくて読むのを後回しにしていた。
もっと早く読めばよかった。
はりねずみは本当に臆病ですぐハリを立てて
フシュフシュして、
たまにお腹を見せて撫でさせてくれるけれど
次の日になるとまたフシュフシュと丸まって
でもそこがとても愛らしくて、愛おしくて。
ネガティブで臆病な自分と重ね合わせて
はりねずみと接していたのもあって
するりと本の内容が入ってきた。
家にいたはりねずみ達の呟きを読んでいる気がした。
カミキリムシの手紙の文章が印象に残ったし
はりねずみ以外の動物達もみんな魅力的だった。
カメとカタツムリのコンビが特に。
一度は読んでみられるのも良いのではないかと思います。
私は自意識過剰な以前の自分を見ているようで共感する部分はあったが、ずっと悪い妄想をし続ける姿にじれったくなって、ちょっと行動したらいいことあるかもよとハリネズミに教えたくなった。昔から変わらず今も自分は自意識過剰だと思っていたが、以前ほどではなくなったんだとこの本を読んで気づき、少し嬉しくなった。
不安で動けなくなってしまう人にぜひ読んでもらいたい。
読みやすい上に文章量自体は少ないので、数時間で読み終えてしまえます。
思弁的なハリネズミの想像力に付き合いながら胸が苦しくなったり、悲しくなったり
終盤には色んな思いが込み上げてきます。
ただ暴力や性、事件などは起こらないので、エンタメ性を求めるとつまらないかもしれません。
友達の家を訪ねるのに緊張して人の家の前をいつまでも行ったり来たりしたり、
受話器を上げたままいつまでも電話をかけられなかった経験がある人、
入りたいお店が自分にはあまりにも眩しくお洒落に見え結局入れず通りすぎた人など、
わかるわかるとハリネズミの気持ちに自分を重ねて読めると思います。
素敵なお話でした。
ハリネズミの家に、森の動物たちが集まって、みんなで楽しく過ごす話なのだろうと思ってた。
しかし読んでみると、マイナス思考でヒガミ根性のハリネズミの妄想だけが何章も続く。
途中、読み進めるのがしんどくなって、このレビュー欄を見ると、私と同じような感想の方、多数。
「じゃ、いいや、オチだけ読んで、やめちゃえ」 と思い、終わりの方の3章を読んで、終了。
最後、リス君と楽しい時間を過ごせて、とりあえず良かった。(ネタバレ失礼)
読了するのにこれほど苦労した本はないです。
ハリネズミの消極的な妄想がひたらすら続きます。
それがあまりにしつこくて、単調。
最初の数編を読んで、これは駄作だと気づきましたが、
本屋大賞をとったこともあり、せめて話のネタにと思って
それなりにしっかり読みました。で、残念ながら、最後まで
つまらなかったです。
本屋大賞の本って、出版社のテコ入れのある本なので、
良い本とかじゃなくて、宣伝すれば売れそうな本なんですよね。
海外作家の寓話とかって、確かに売れますからね。
私も買っちゃったわけだし。
こんな二流作家の本を読むより、ケネス・グレアムの『楽しい川辺』
を何度も読んだほうが、よっぽど素敵な時間が過ごせますよ。
トーン・テレヘンさんというオランダ人医師・作家・詩人による
大人のための「どうぶつたちの小説」シリーズの一冊だそうです。
オランダでは著名な方らしいのですが
残念ながら日本ではあまり知られていなくて
新聞の書評に載ったので即買って読んでみました。
挿絵がとにかく可愛くて、童話的内容を想像してしまうのですが
「大人のための」とあるとおり
なかなかどうして、とても深く考えさせられてしまうストーリです。
主人公のハリネズミが
いろんなどうぶつを自宅に招待したい、
でもハリがみんなを怖がらせるんじゃないか?
自分のおもてなしをみんなが喜んでくれるのか?
自分は歌も歌えないし、踊ることもできないし(ハリで相手を
傷つけるかも)
家にあるのは紅茶とハチミツとケーキだけだし、、、と
延々と考えを巡らせて、招待の手紙を出せずに
頭の中でいろんなどうぶつが家に来る様を
考えていく。。。
この空想(妄想)が最高に面白い。
いきなり家に来て家具をめちゃめちゃに壊したり、
あるいは、家の中のものを勝手に売ってしまったり、
はたまた、家にある食べ物を勝手に食べてしまったり、
いらない贈り物を押し付けてきたり、
怒ってばかりいたり、
あるいはハリネズミのハリを抜いたり(!!)
とにかく、やりたい放題のさまざまなどうぶつが登場する。
この中で
書記九官鳥とナイチンゲールとフクロウのエピソードが
心を和ませてくれるし、
カメとカタツムリの不思議な友情も興味深い。
全部、空想なのだけど
ハリネズミはたとえ相手がどんなにずうずうしくても、
押しつけがましくても、疎ましくても、
「いやだ」と言わずに(言えずに)
「紅茶はいかが?」と勧めて精一杯おもてなししようとする。
彼は非常に心が優しくて繊細で
ハリと同じように言葉で相手を傷つけるのを
恐れているようだ。
物語の最後に空想ではなく現実に
あるどうぶつが訪ねてきて
お話はハッピーエンドで終わります。
どうやって他人と関わって生きていくのが良いのか、
大人が考えるのも勿論、
たとえば大人が自分の子供に
毎晩ひとつのエピソードを読んで聞かせてあげて
子供と一緒に考える、なんて使い方もできるかもしれません。