興味深いテーマ、読みやすい文章で楽しく拝読しました。
私には時々クスリと笑える箇所があり、電車の中で困りました。
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箱男 単行本 – 1973/3/1
安部 公房
(著)
- 本の長さ191ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1973/3/1
- ISBN-104106006219
- ISBN-13978-4106006210
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1973/3/1)
- 発売日 : 1973/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 191ページ
- ISBN-10 : 4106006219
- ISBN-13 : 978-4106006210
- Amazon 売れ筋ランキング: - 247,202位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 68,598位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安倍公房の世界観、好きです。商品状態も悪くはなく、良い買い物が出来ました。ありがとうございました
2013年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「箱男」を読み終わって一晩たつと、頭の中ですべてが統合されてくる。
「方舟さくら丸」の時もそうだったが、あまりにもぶっとんだ世界なので
読んですぐには頭が混乱してしまう。途中ではぐらかされて、箱男の
脳の中にまぎれこむ。
一晩経つとすべてのエピソードが時系列でななく、登場人物の一人一人が
統合されて一つの人格に収斂してゆく。
最後、「救急車のサイレンが近づいて来た。」わけだけれど、最後の解説にも
ここには触れていない。なぜ触れないのか不思議だけれど、触れられないという
べきか。自分なりの解釈が成り立っても、絶対こういう意味なのだという
確信はもてない。天才安部公房が答えてくれれば嬉しいが。。。
記述がほとんどない人物がひとり。それは出て行った医者の奥さん。
他に女性としては看護婦とピアノ教師が出てくる。現実社会で奥さんが出て行って、
箱男の幻想の中に棲み着くのは、医者の愛人の看護婦。過去の思い出としてのピアノ教師、
彼女は「ぼく」にスコープでのぞかれた罰として、部屋に連れ込んで彼を鍵穴から覗く。
彼は覗こうとした対象のピアノ教師に覗かれて、勃起して射精してしまう。ピアノ教師は
その場面を楽しんでいたと思われるのだ。
その存在は箱男の幻想の中で医者の愛人、後の箱男自身の愛人の看護婦となっているの
かもしれない。これらの女性2人は同一人格かと思える。また「ぼく」とABCDすべての
者は同一人格と考えれば話が理解しやすい。
「方舟さくら丸」の時もそうだったが、あまりにもぶっとんだ世界なので
読んですぐには頭が混乱してしまう。途中ではぐらかされて、箱男の
脳の中にまぎれこむ。
一晩経つとすべてのエピソードが時系列でななく、登場人物の一人一人が
統合されて一つの人格に収斂してゆく。
最後、「救急車のサイレンが近づいて来た。」わけだけれど、最後の解説にも
ここには触れていない。なぜ触れないのか不思議だけれど、触れられないという
べきか。自分なりの解釈が成り立っても、絶対こういう意味なのだという
確信はもてない。天才安部公房が答えてくれれば嬉しいが。。。
記述がほとんどない人物がひとり。それは出て行った医者の奥さん。
他に女性としては看護婦とピアノ教師が出てくる。現実社会で奥さんが出て行って、
箱男の幻想の中に棲み着くのは、医者の愛人の看護婦。過去の思い出としてのピアノ教師、
彼女は「ぼく」にスコープでのぞかれた罰として、部屋に連れ込んで彼を鍵穴から覗く。
彼は覗こうとした対象のピアノ教師に覗かれて、勃起して射精してしまう。ピアノ教師は
その場面を楽しんでいたと思われるのだ。
その存在は箱男の幻想の中で医者の愛人、後の箱男自身の愛人の看護婦となっているの
かもしれない。これらの女性2人は同一人格かと思える。また「ぼく」とABCDすべての
者は同一人格と考えれば話が理解しやすい。
2024年1月19日に日本でレビュー済み
劇中劇あるいは一種の推理小説。面白くはなかった。
解説から読むべきであろう。
解説から読むべきであろう。
2015年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安倍公房やはり変態であり、天才である。
各小節はとても分かりすく、箱男が何なのか何がしたいのかがよくわかる。
ただ小節ごとの繋がりが分かりづらい。
納得のいく終わりもなければ、この小説を読んだからと言って何か得られるわけでもない。
最近(2015年)はとにかく何事にも意味を求めたがり、自己啓発本や生活に役立つ、金が儲かるような本が溢れている。
小説でさえこの本を読んだから教養が高まるかもしれない、等と卑しい目的で読む始末である。
この「箱男」に何か求めている人は読まない方が良いだろう。
各小節はとても分かりすく、箱男が何なのか何がしたいのかがよくわかる。
ただ小節ごとの繋がりが分かりづらい。
納得のいく終わりもなければ、この小説を読んだからと言って何か得られるわけでもない。
最近(2015年)はとにかく何事にも意味を求めたがり、自己啓発本や生活に役立つ、金が儲かるような本が溢れている。
小説でさえこの本を読んだから教養が高まるかもしれない、等と卑しい目的で読む始末である。
この「箱男」に何か求めている人は読まない方が良いだろう。
2013年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安部公房と行ったら箱男。
はっきり言って、よく分からな無い構成ですが、このカオスをどう泳ぎきるか。
読み手によって、評価も、感想も、読後感も違うものでしょう。
それこそ、安部さんに踊らされているような気がします。
はっきり言って、よく分からな無い構成ですが、このカオスをどう泳ぎきるか。
読み手によって、評価も、感想も、読後感も違うものでしょう。
それこそ、安部さんに踊らされているような気がします。
2017年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一回では、理解しづらいですが 何回も読むと安部先生の伝えたいことが少しずつ分かってきます。
2024年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かび臭くて読まずに廃棄しました。残念。