黒川さんは、本当に面白く引き込まれて一気に読ませる力がある方で素晴らしいです^^
色々作品読ませて頂いてますが、短編集はいまちかな・・・ 個人的にハッピーエンド系が好きなですが、この作品は、捕まったりやばい筋につかまったりと・・
読んでてわくわく感がない笑
でも、このようなネガティブ系も含めてですかね。 僕もほかの方とどうように全部読まずに、古本屋へいきました。
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左手首 (新潮エンターテインメント倶楽部SS) 単行本 – 2002/3/1
黒川 博行
(著)
- 本の長さ258ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2002/3/1
- ISBN-104106026546
- ISBN-13978-4106026546
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
漆黒の裏社会でギリギリの攻防を繰り広げる闇の紳士たち。命を賭した丁々発止の化かし合いに最後に笑うのは誰か? 関西裏社会に炸裂する7つのノワール。『小説新潮』に掲載したものに加筆修正を行ない単行本化。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2002/3/1)
- 発売日 : 2002/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 258ページ
- ISBN-10 : 4106026546
- ISBN-13 : 978-4106026546
- Amazon 売れ筋ランキング: - 598,163位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 168,260位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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黒川 博行 (くろかわ・ひろゆき)
1949年愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府立高校の美術教師を経て、83年『二度のお別れ』でサントリーミステリー大賞佳作。86年『キャッツアイころがった』でサントリーミステリー大賞を受賞。96年「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年『破門』で直木賞を受賞。
(本データは『海の稜線』が刊行された当時に掲載されていたものです。)「BOOK著者紹介情報」より
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
犯罪にまつわる短編集。
貧すれば鈍する、ということなのだろう。
こんな毎日では終わらないはず。大きな仕事をしてやる。
といった見栄とも根拠のない自尊心ともつかない心境から
犯罪に手を出し、自分を追い込んでしまう主人公たち。
黒川氏の小説では、犯罪を犯す当事者の目で描かれる。
リアルで予断がないように思われる。
主人公たちは、板子一枚の上を渡ろうとする。
刑事が活躍する警察小説とは異なるノワールだ。
犯人たちの行く末は、推して知るべし。
貧すれば鈍する、ということなのだろう。
こんな毎日では終わらないはず。大きな仕事をしてやる。
といった見栄とも根拠のない自尊心ともつかない心境から
犯罪に手を出し、自分を追い込んでしまう主人公たち。
黒川氏の小説では、犯罪を犯す当事者の目で描かれる。
リアルで予断がないように思われる。
主人公たちは、板子一枚の上を渡ろうとする。
刑事が活躍する警察小説とは異なるノワールだ。
犯人たちの行く末は、推して知るべし。
2017年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまで馴染みのない 全く存じあげない作者さんの作品でしたが面白くて はまってしまいました
2016年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
黒川 博行の小説としてはまどろっこしい。軽妙なやり取りもない。「疫病神」シリーズが一番かも、僕には。
2015年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすいんだけどワンパターンのように思いました。短編なので難しいのかもしれませんがもうひと捻りストーリーにほしい気がします。
2014年8月5日に日本でレビュー済み
黒川博行にはまった、文庫5冊目どれも面白い、今まで、直木賞を受賞するまで、しらなかったのが、うそのように、読み漁る。
2019年9月14日に日本でレビュー済み
この7話で構成された短編集で共通するのは、小悪党たちの失敗物語だ。元々犯罪者らしい生活を
送って来た彼らが性懲りもなく金欲しさに欲をかいて、最後は失敗する。それぞれそう長くない
短編ではあるが、黒川作品独特のアンダーグラウンド世界の描写が妙に詳しく、リアリティがあるため、
どれも読んでいて面白い。黒川はその作品でストーリーを展開させる巧さに加えて、登場人物たちの
リズム感のある関西弁の会話の面白さで作品をより魅力的にするのが一つの特徴だが、その意味
では私は黒川作品は長編の方が好きである。だが、この短編集のそれぞれの作品は、そういった
黒川作品の特徴のエッセンスを包含しているので、それぞれが読者を惹きつけるのであろう。
このような小悪党たちの失敗に対して、黒川が「あほやなあ」とため息をついている姿が想像
されてにたりとしてしまう。
送って来た彼らが性懲りもなく金欲しさに欲をかいて、最後は失敗する。それぞれそう長くない
短編ではあるが、黒川作品独特のアンダーグラウンド世界の描写が妙に詳しく、リアリティがあるため、
どれも読んでいて面白い。黒川はその作品でストーリーを展開させる巧さに加えて、登場人物たちの
リズム感のある関西弁の会話の面白さで作品をより魅力的にするのが一つの特徴だが、その意味
では私は黒川作品は長編の方が好きである。だが、この短編集のそれぞれの作品は、そういった
黒川作品の特徴のエッセンスを包含しているので、それぞれが読者を惹きつけるのであろう。
このような小悪党たちの失敗に対して、黒川が「あほやなあ」とため息をついている姿が想像
されてにたりとしてしまう。
2005年2月8日に日本でレビュー済み
今回は、金に目がくらんだ連中が何人も登場しますわ。
ま、正味な話しが、短編集ゆうこっちゃ。
どいつもこいつも、悪い奴らなんやけどな
心底は憎みきれん感じがするんよ。
悪いことしたら、罰が当たるワケやけど、
この、なにわの犯罪者たちには逃げおおせてもらいたい!
そない思うんはワシだけなんやろか?
きっと皆さんも、そう思うに違いないわ。
一晩で読んでしまえるテンポのよさに満足やな。
ま、正味な話しが、短編集ゆうこっちゃ。
どいつもこいつも、悪い奴らなんやけどな
心底は憎みきれん感じがするんよ。
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この、なにわの犯罪者たちには逃げおおせてもらいたい!
そない思うんはワシだけなんやろか?
きっと皆さんも、そう思うに違いないわ。
一晩で読んでしまえるテンポのよさに満足やな。