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カネが邪魔でしょうがない 明治大正・成金列伝 (新潮選書) 単行本 – 2005/7/14
紀田 順一郎
(著)
近代日本の青年期、彗星のように現れ、泡のように消えていった成金たちの群像。
戊辰戦争から第一次大戦の好景気まで、軍需品で富を築いた戦争成金や、株の投機に成功した相場師、生糸やタバコでぼろ儲けした事業家は、豪邸を構え、愛人を囲い、芸妓を総揚げにして権勢を誇示した。常識破りの享楽と浪費の末、急転直下、破産して哀れな末路をたどった富豪たちの人生を、豊富な資料と図版で描く人物列伝。
戊辰戦争から第一次大戦の好景気まで、軍需品で富を築いた戦争成金や、株の投機に成功した相場師、生糸やタバコでぼろ儲けした事業家は、豪邸を構え、愛人を囲い、芸妓を総揚げにして権勢を誇示した。常識破りの享楽と浪費の末、急転直下、破産して哀れな末路をたどった富豪たちの人生を、豊富な資料と図版で描く人物列伝。
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/7/14
- ISBN-104106035537
- ISBN-13978-4106035531
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/7/14)
- 発売日 : 2005/7/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 205ページ
- ISBN-10 : 4106035537
- ISBN-13 : 978-4106035531
- Amazon 売れ筋ランキング: - 334,892位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
明治以降、日本では特大級の経済バブルが2度起きました。 ひとつが明治末期から第1次世界大戦終結までの大正戦争景気バブル (1894-1918) もうひとつは昭和末期から平成初期までの株土地リゾート投機バブルです。 どちらのバブルにおいても稼いだ大金を稼いだ分だけ大散財した成金達がバブル崩壊後には一気に没落していきました。 どんな好景気でもいつかは終わるものなので、散財も程々にしないと、億円レベルの資産を持っていたはずがゼロになるどころかマイナス億円になってしまいます。
2011年8月27日に日本でレビュー済み
各店に愛人を配置してた元祖牛鍋チェーンの話に吹いた
木村荘平 - Wikipedia
[...]%E6%9C%A8%E6%9D%91%E8%8D%98%E5%B9%B3
全般的には無意味な散財の面を取り上げているわけだが
遊興を重ねて使える金よりも投資の失敗や事業の衰退で消える金のほうが大きい
船成金から上手に撤退し成功を確実なものにした人は数行程度しか触れられていない
政治家への転身を図った内田汽船の内田信也や一大財閥になった山下汽船の山下亀三郎とかな
なんだかんだで散財するしないはあんまり成功の継続とは関係ないんだろう
その辺を考えると後書きにある伝説だろうけど秀吉への皮肉とその返しの
「おごれる者は久しからず」「おごらずとても久しからず」が示唆的で
結局の所本書の総括でもあり経済史の本になっていないゆえんでもある
木村荘平 - Wikipedia
[...]%E6%9C%A8%E6%9D%91%E8%8D%98%E5%B9%B3
全般的には無意味な散財の面を取り上げているわけだが
遊興を重ねて使える金よりも投資の失敗や事業の衰退で消える金のほうが大きい
船成金から上手に撤退し成功を確実なものにした人は数行程度しか触れられていない
政治家への転身を図った内田汽船の内田信也や一大財閥になった山下汽船の山下亀三郎とかな
なんだかんだで散財するしないはあんまり成功の継続とは関係ないんだろう
その辺を考えると後書きにある伝説だろうけど秀吉への皮肉とその返しの
「おごれる者は久しからず」「おごらずとても久しからず」が示唆的で
結局の所本書の総括でもあり経済史の本になっていないゆえんでもある
2008年10月15日に日本でレビュー済み
よく調べられている。
時系列と、幕末から日清日露までのこまごまとした歴史、豪快なエピソードと、関係のあった人物
(明治大正は商人と政治家が非常に近い位置にあったらしく、どの人物もどこかで必ず伊藤博文やら
岩倉具視やらと交流がある) それらをうまくまとめて記述するのは大変なことだったろう。
美徳やら女性観やらが違う今では考えられないほどの豪快な遊び方に、女性である私も
嫌悪よりも「ここまでくると気持ちがよい」と感じてしまった。
それぞれの「成金」たちが、たいてい没落の道を歩んでいるのも、庶民の私からみたら
「そりゃあいくら儲かったって、こんなことやってたらダメだよな」と勧善懲悪ものを見ているような
わかりやすさで楽しめた。
しかし、いかんせん無名(当時は有名だったろうけれども)な豪傑が多くて、そのすごさが
よくわからない。はっきりいってホテルオークラの大倉さんしかよくわからなかった。
なぜこれほどまでの豪傑たちが、後世に名前がの残っていないのだろうか。やはり豪遊など
美徳ではない彼らの話は、どこかの世代で語り継がれなくなってしまったのだろうか。
反面教師としてもいいエピソードではないかと思うのだが。
☆マイナスは、豪傑の人選が「一体誰?」と思ったから。
それから、娯楽として読みたい内容にも係らず、情報が詰まりすぎて読み進むのが
疲れたから。もっと軽く書いてもらいたかった。
時系列と、幕末から日清日露までのこまごまとした歴史、豪快なエピソードと、関係のあった人物
(明治大正は商人と政治家が非常に近い位置にあったらしく、どの人物もどこかで必ず伊藤博文やら
岩倉具視やらと交流がある) それらをうまくまとめて記述するのは大変なことだったろう。
美徳やら女性観やらが違う今では考えられないほどの豪快な遊び方に、女性である私も
嫌悪よりも「ここまでくると気持ちがよい」と感じてしまった。
それぞれの「成金」たちが、たいてい没落の道を歩んでいるのも、庶民の私からみたら
「そりゃあいくら儲かったって、こんなことやってたらダメだよな」と勧善懲悪ものを見ているような
わかりやすさで楽しめた。
しかし、いかんせん無名(当時は有名だったろうけれども)な豪傑が多くて、そのすごさが
よくわからない。はっきりいってホテルオークラの大倉さんしかよくわからなかった。
なぜこれほどまでの豪傑たちが、後世に名前がの残っていないのだろうか。やはり豪遊など
美徳ではない彼らの話は、どこかの世代で語り継がれなくなってしまったのだろうか。
反面教師としてもいいエピソードではないかと思うのだが。
☆マイナスは、豪傑の人選が「一体誰?」と思ったから。
それから、娯楽として読みたい内容にも係らず、情報が詰まりすぎて読み進むのが
疲れたから。もっと軽く書いてもらいたかった。