面白いですね〜
話が多岐に渡っているので、どこが面白かったというのは難しいのですが・・・
個人的に印象的だったのは、最終章の「随処に主となる」で語られている養老先生が死体と向き合ってきた様子。養老先生の物事の捉え方、考え方が作りあげられてきた過程がよくわかる話でした。
思考のスタイルは、集中的に何かに向かい合った結果出来上がるような印象を受けました。
ユダヤ問題に象徴されるように、私が判ったつもりでいたことが本当はあやふやな知識であるということを突きつけられること多数。
自分としては痛い感じですけど、見方が少し広がったような気がしました。
この本は、2007年に発行されたものですが、まだ東日本震災やコロナ厄災以前ではあるものの、震災やパンデミックのことがリスクとして語られています。
早く読んでおけば良かったなぁ〜
この2人の息の合ったやりとりは、また読んでみたい!
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逆立ち日本論 (新潮選書) 単行本(ソフトカバー) – 2007/5/25
養老 孟司
(著)
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- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2007/5/25
- ISBN-104106035782
- ISBN-13978-4106035784
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2007/5/25)
- 発売日 : 2007/5/25
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 255ページ
- ISBN-10 : 4106035782
- ISBN-13 : 978-4106035784
- Amazon 売れ筋ランキング: - 81,362位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 77位日本論
- - 1,709位社会学概論
- - 9,878位ビジネス・経済 (本)
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著者について
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1950(昭和25)年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専門はフランス現代思想。ブログ「内田樹の研究室」を拠点に武道(合気道六段)、ユダヤ、教育、アメリカ、中国、メディアなど幅広いテーマを縦横無尽に論じて多くの読者を得ている。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第六回小林秀雄賞受賞、『日本辺境論』(新潮新書)で第三回新書大賞を受賞。二〇一〇年七月より大阪市特別顧問に就任。近著に『沈む日本を愛せますか?』(高橋源一郎との共著、ロッキング・オン)、『もういちど村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)、『武道的思考』(筑摩選書)、『街場のマンガ論』(小学館)、『おせっかい教育論』(鷲田清一他との共著、140B)、『街場のメディア論』(光文社新書)、『若者よ、マルクスを読もう』(石川康宏との共著、かもがわ出版)などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月21日に日本でレビュー済み
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2020年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分には難しく感じられましたが
中身は濃いと思います。
また読み返してみます。
中身は濃いと思います。
また読み返してみます。
2014年6月9日に日本でレビュー済み
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高級漫才、おっしゃる通りの内容。
発想の出どころを学ぶのが大事でしょうか。
発想の出どころを学ぶのが大事でしょうか。
2009年12月1日に日本でレビュー済み
あくまで対談本です。
そう割り切った上で、読むと良いでしょう。
読み物としては楽しい。
ひとつ興味深い点があって、それは、養老と内田の、「発言に対する責任感」というか、「間合い」というか、「ゲシュタルト領域」というか、そういうのの違いですね。
その点で、この本においては、内田の「現代っ子」っぽさが露見していて面白い。
どういうことかというと、内田の発言には、基本的にある意味で、「批判されそうな適当すぎることは言わない」という「ナイーブな態度」が見え隠れするのです。
それに対し、養老の発言には、その手のナイーブさがほとんど感じられない。
どちらが正しい態度だ、と言うつもりはありませんよ。
しかし、この養老のKYさから、考えさせられることはいくつかある。
それはたとえば、「これぐらい堂々と専門外のことにコミットしても大丈夫なんだ」ということだけではなく、「でも、こういう態度って、使いようによっては(使う人によっては)、知識やルールをぐちゃぐちゃにしてしまうだろうな」ということなどです。
そう割り切った上で、読むと良いでしょう。
読み物としては楽しい。
ひとつ興味深い点があって、それは、養老と内田の、「発言に対する責任感」というか、「間合い」というか、「ゲシュタルト領域」というか、そういうのの違いですね。
その点で、この本においては、内田の「現代っ子」っぽさが露見していて面白い。
どういうことかというと、内田の発言には、基本的にある意味で、「批判されそうな適当すぎることは言わない」という「ナイーブな態度」が見え隠れするのです。
それに対し、養老の発言には、その手のナイーブさがほとんど感じられない。
どちらが正しい態度だ、と言うつもりはありませんよ。
しかし、この養老のKYさから、考えさせられることはいくつかある。
それはたとえば、「これぐらい堂々と専門外のことにコミットしても大丈夫なんだ」ということだけではなく、「でも、こういう態度って、使いようによっては(使う人によっては)、知識やルールをぐちゃぐちゃにしてしまうだろうな」ということなどです。
2014年7月11日に日本でレビュー済み
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価格(21円+送料)からは想像できないほどの状態の良さ。古本では新刊書ではないかと思われるくらい。なぜこういうことが起こるのか不思議???内容はまだこれからだが、どちらの論客も期待でるものと楽しみにしている。
2011年10月7日に日本でレビュー済み
表面上は内田がホスト役・聞き役であるが、おそらく、内田は養老の話など聞いていない。「やっぱりそうですよね、先生」などと合いの手を入れながらも、そんなことどうでもいいと思っているのがよく分かる。内田がしゃべらせ上手なのである。阿川佐和子がインテリの男になったら、こういう対談になるだろうと思う。
どうでもいいけど、二人ともホモっぽいのが気になる。
どうでもいいけど、二人ともホモっぽいのが気になる。
2008年4月5日に日本でレビュー済み
養老孟司氏は正直なのでこの対談を「“高級”漫才みたいなもんです」と自虐的に評しているが、果たしてどれほど「高級」であるかはご自身の“ ”の付け方を見ても想像できる。対談の中で彼ら自身「おばさん」っぽいと認めていた。そのレベルであろう。(この言い方「おばさん」から怒られそう ごめんなさい! おばさん…笑)
「新潮選書」の蘊蓄(うんちく)を語った言葉によれば、新書よりもたっぷりとした読みごたえをもたせ、ひとつのテーマの全体像を提示することを狙いとした、ということが書いてある。そうだろう。読者もそう思っている。ここにこの種の「おばさん漫才的対談本」を入れることに編集部内で異論がなかったのだろうか?
いや、内容はそこそこ面白い。これが新書で、あるいは安物の単行本で出れば文句はなかった。「選書」という看板と値段、それと内容とのバランスに納得がいかないのだ。
「新潮選書」のためにこの本が売れないことを祈る。新潮社がまた同じ手で「選書」の品格を落としていく道を歩むことがないように。
「新潮選書」の蘊蓄(うんちく)を語った言葉によれば、新書よりもたっぷりとした読みごたえをもたせ、ひとつのテーマの全体像を提示することを狙いとした、ということが書いてある。そうだろう。読者もそう思っている。ここにこの種の「おばさん漫才的対談本」を入れることに編集部内で異論がなかったのだろうか?
いや、内容はそこそこ面白い。これが新書で、あるいは安物の単行本で出れば文句はなかった。「選書」という看板と値段、それと内容とのバランスに納得がいかないのだ。
「新潮選書」のためにこの本が売れないことを祈る。新潮社がまた同じ手で「選書」の品格を落としていく道を歩むことがないように。
2019年7月24日に日本でレビュー済み
再掲 2007
図書館本
養老先生が内田さんの「私家版 ユダヤ文化論」(本書の出版後に小林秀雄賞)を読んで興味を持たれて対談が行なわれたようだ。内田さんのご自身のブログでこの対談では養老先生の発言の多くの部分(おそらくは非常に本質的な部分)は削除されていると書かれていたと思う。しかしながら全体を通じて感じるのは、やはり養老先生のものの見方(「逆さメガネ」に書かれている態度、本書では「対偶」的な見方か?)を内田さんもお持ちであり、お互いの対談を通して物事の本質の極め方を示されているように思った。
「ユダヤ人」とは何かという問いに、「有責性」(ユダヤ人は非ユダヤ人よりも世界の不幸について多くの責任を引き受けなければならない。だからこそ神に選ばれた民だという有責性)が一つの答えの端緒となると言う。そして日本人だからこそ、ユダヤ人論をある種客観的に論じられるのだとも。到底お二人の「知」に付いて行く事すら出来ないが、実はこの「何々人」とは何かという問いが実は「唯脳論」的な問いである事が分かる。
そして話は国内問題やアウシュビッツ問題、蒟蒻問答、小泉政治、日本語論など多岐にわたって展開する。地方分権の文脈で養老先生が北海道独立論をぶち上げたり、「きめないでおこう」という態度の必要性、あるいは「オープンクエスチョン(開かれた問題)」の必然性を話されていて、まさになるほどと思ってしまう。只者ではないお二人の編集無しの対談を聞いてみたいものです。
図書館本
養老先生が内田さんの「私家版 ユダヤ文化論」(本書の出版後に小林秀雄賞)を読んで興味を持たれて対談が行なわれたようだ。内田さんのご自身のブログでこの対談では養老先生の発言の多くの部分(おそらくは非常に本質的な部分)は削除されていると書かれていたと思う。しかしながら全体を通じて感じるのは、やはり養老先生のものの見方(「逆さメガネ」に書かれている態度、本書では「対偶」的な見方か?)を内田さんもお持ちであり、お互いの対談を通して物事の本質の極め方を示されているように思った。
「ユダヤ人」とは何かという問いに、「有責性」(ユダヤ人は非ユダヤ人よりも世界の不幸について多くの責任を引き受けなければならない。だからこそ神に選ばれた民だという有責性)が一つの答えの端緒となると言う。そして日本人だからこそ、ユダヤ人論をある種客観的に論じられるのだとも。到底お二人の「知」に付いて行く事すら出来ないが、実はこの「何々人」とは何かという問いが実は「唯脳論」的な問いである事が分かる。
そして話は国内問題やアウシュビッツ問題、蒟蒻問答、小泉政治、日本語論など多岐にわたって展開する。地方分権の文脈で養老先生が北海道独立論をぶち上げたり、「きめないでおこう」という態度の必要性、あるいは「オープンクエスチョン(開かれた問題)」の必然性を話されていて、まさになるほどと思ってしまう。只者ではないお二人の編集無しの対談を聞いてみたいものです。