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日本売春史 (新潮選書) 単行本(ソフトカバー) – 2007/9/25

4.1 5つ星のうち4.1 16個の評価

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「その昔、娼婦は聖なる職業だった」なんて大ウソ!

「娼婦の起源は巫女」「遊女は聖なる存在だった」「遊廓は日本が誇る文化だった」など、これまでの売春論は、その是非を問わず、飛躍と偽善にみちた幻想の産物ばかりである。また、現代にも存在する売春から目を背け、過去の売春ばかりを過剰に賛美するのはなぜか? 古代から現代までの史料を丁寧に検証、世の妄説をただし、日本の性の精神史を俯瞰する力作評論。貧弱な日本の性の歴史を補強する、売春論の新たなスタンダード!

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2007/9/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/9/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 239ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4106035901
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4106035906
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 16個の評価

著者について

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小谷野 敦
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作家、比較文学者。1962年茨城県生まれ、埼玉県育ち。海城高校卒、東大文学部英文科卒、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士。大阪大学言語文化部講師、助教授(英語)、国際日本文化研究センター客員助教授、現在は文筆家。博士論文は『<男の恋>の文学史』、1999年『もてない男』がベストセラーに。2002年『聖母のいない国』でサントリー学芸賞。2011年『母子寮前』で芥川賞候補、2014年「ヌエのいた家」で同。

カスタマーレビュー

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16グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年4月11日に日本でレビュー済み
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売春をめぐる世の言説は極端で、売春をとにかく廃止しろという人もいれば、自由な性愛は素晴らしいとして江戸の遊女を「聖なるもの」として賛美する人もいる。しかし、売春を廃止するとレイプや性犯罪が増える危険があるし、女にモテない男は一生セックスできないまま死ぬことになる(モテる男は女とすぐセックスできるので売春がなくなっても痛くも痒くもない)。一方で、江戸や吉原で働かされていた風俗嬢はかわいそうなほど過酷であり、性病で早死にする例も多く、遊女を神格化したり美化するのは酷いことなのである。小谷野は学問では価値判断は避けるべきだとしながらも、「売春は合法化し、しかるべき規制によって性病の広まりを抑えるのが現実的な方向性だと思う」とあとがきで述べている。詳細な筆致なので読みづらさを感じるかもしれないが、今でも吉原のソープランドで非合法の売春が公然と行われている現代に訴えかけるものがある。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まずは章立てから紹介しよう。

第一章 売春に起源はあるのか
第二章 古代の遊女は巫女が起源か
第三章 遊女論争――網野善彦による「密輸入」
第四章 「聖なる性」論の起源
第五章 中世の遊女と網野史学
第六章 近世の遊女史
第七章 岡場所、地方遊郭 、飯盛り女
第八章 日本近代の売春――廃娼運動と自由恋愛
第九章 現代日本にも存在する売春――カフェ、赤線、ソープランド

第一章から第五章までが、古代から中世の「娼婦は聖なる職業だった」という学説の批判である。
第六章から第九章までが、近現代の売春制度と私娼の遍歴が詳細に調べられている。

勉強になった。情報量が多いので、時間があれば、二度読むことをすすめる。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私自身は満足でしたが、筆者の考えというより、過去に書かれた資料や意見を言及し、批評するというような書き方なので、巫女説や遊郭などにすでに知識や関心の高い方にはおすすめですが、とりあえず読んでみるにはおすすめできないかも知れません。
ただ、太古の巫女の話から、ソープまでを扱っているという点は大きな意味があります。(そうした本は珍しい)
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月15日に日本でレビュー済み
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 毎度の史資料博捜ぶりで立派な歴史研究の体裁を整えているが、終章結語の「私の目的は、ここに達成された。(中略)古代から現代に至るまでの、一貫した日本売春史を記述することによって、(中世の遊女=聖なるものと論じる)そうした論者たちを追い詰めることが、私の目論見だった」(p208)という大見得通り、基本的には批判書だろう。しかも「「聖なる性」という表現を用いて遊女を論じたのは、やはり佐伯をもって嚆矢とする」(p77)以上、本書は「『遊女の文化史』を二十六歳で刊行し、大きな話題となった」(p210)佐伯順子(的ナルモノ)という偶像を徹底破壊する試みでもある。
 しかし佐伯的ナルモノへの「義憤」(p210)を長年抱え続け、こんな研究まで仕上げてしまった著者の執念には尋常ならざるものを感じる。これはほとんど、裏返しの恋文ではないか?
 ただ私としては、佐伯論文はどうでもいいが、「「遊女は聖なるものだった」と言うためには、当時の人々がそう思っていたことを証明しなければならない」(p61)という一文は、サラリと読み流せない。いわゆる唯物史観や精神分析は「為すところを知らざればなり」という主体観を含むし、これは科学的概念の全般にも敷衍可能かもしれない。ポパーに与する著者はそれを認めないかもしれないが、では著者自身の『退屈論』や鹿島茂の『ドーダの近代史』は、どう評価すべきなのか?
 ついでながら菩薩=娼婦∧慈母のイメージを継ぐ作品に、松田英子・浅野温子出演の映画『聖母観音大菩薩』(77)も加えて欲しかった(p96)。あと、「近世以来、娼婦を正妻とした知名の士」(p148)としては、生島治郎なんて入りませんか?
52人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年6月12日に日本でレビュー済み
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評価を下すのではないという著者の姿勢は、なにかの軸に沿わない中立性を担保するのでしょうが、先達の誤りの是正による通史であるため、読む側が繋ぎ合わせを求めらる一冊です。ただ、著者の豊かな学識は、ここを起点の、このジャンルの書籍案内(分野の基礎文献の紹介もあります)にも、蒙を啓く導きにもなるので、腰を据えて読まれることをお勧めします。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年8月3日に日本でレビュー済み
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よく歴史学者や文学者が文化的観点から吉原をはじめとする遊郭や売春についての独自の解釈を述べているが、本作もそういったひとつに思えた。
しかし、文中で「風俗で働く女は頭がおかしい(おかしくないとできない仕事)」とか、「エイズは梅毒以上に恐ろしい病気である。ところが事実上の売春であるソープランドにおいて、コンドームを用いない「ノースキン」というサービスがあるという。私であれば、そんなサービスは受けられない…」というくだりがある。
大きなお世話と言いたいが、文学者にとって風俗やソープランドに対する認識(認知度)はこの程度でしかないことに怒りすら覚えてしまう。
AIDSとHIVの違いくらいは理解してもらいたい。
こういった類の連中に売春やソープランドを語る資格は無い!
62人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月29日に日本でレビュー済み
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見どころを三つ:
 一つ目は、「遊女」がなぜ「聖なる性」ですとか平安後期の貴族社会で厚遇されたのかというような誤解が生じたのか、その点を文書にあたって一つ一つ検証していくところでしょうか。
 二つ目は、その検証の過程で網野義彦氏の考え方(つまり「誤解」)が後の彼に続く研究者にどのように引き継がれていったのか、丹念に跡付けられます。
 三つ目、さらにはその延長線上に90年代の援助交際論や著者自身が実は今から思えば「高見に立った」廃娼運動のような形で論戦に加わったことへの自己批判でしょうか。

 研究者として、見つめることと問題を考え続けること、その二つのことにどう心を砕くのか、そういった点で参考になりました。 
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年11月28日に日本でレビュー済み
この本を期待して手にとった僕としては、落胆させられた。
選書というからには、まずしっかりとした文献による検証があると思って手にとった。
だが、著者のやっていることは、「文献を主観によって否定する」というだけのことである。
著者はおそらく「売春婦とはこういうものだ」という考え方をもっていて、それで歴史を見て、文献を見ているのだろう。
だが、それでは研究にはならない。研究とはしっかりと記録の中から事実を抜きとって提示することだ。自分の経験を根拠にして意見を言うだけなら、単なるエッセーのした方がずっと面白くなるのではないかと思った。
著者がどう意図してこの本を書いたのかわからない。だが、もしやるなら選書という学術的な形ではなく、エッセーや小説としてやるべきだったのではないかと思う。
とても肩すかしをくらったような気がした。
141人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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