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自殺予防学 (新潮選書) 単行本 – 2009/6/1

4.0 5つ星のうち4.0 8個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2009/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 223ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4106036401
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4106036408
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 8個の評価

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河西 千秋
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自殺とは?の疑問を事例で知りたい方には不向きです。
医療・看護・福祉・教育・司法などの現場で、自殺や自殺未遂・家族にかかわる方々にお勧めします。
本書は、筆者の哲学をベースに、背景・構造・要因について書かれ、基本から分かりやすく組み立てられた編集内容です。
データ中心の書籍が溢れる中で、筆者の哲学がにじみ出ている点で推薦します。

個人的な意見です。
自殺をテーマに研究・探究をすすめ、予防、未遂者や家族支援にあたりたいとお考えの方は、
本書を読み、次に、事例を取り上げた書籍へと進むことをお勧めします。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年8月2日に日本でレビュー済み
 年間の自殺者数が、3万人超で高止まりしていること
は、多くの方がご存知だと思います。しかし、それが平
成10年に激増して以来であること、そしてその7割が
男性であり、年齢的には50歳代後半以降の者が多い
ことなどまでは、そうは知られていないと思います。著
者は、そういう日本の自殺の実態を記すことから始め、
その予防が必要であり、またそれが可能であることを分
かりやすく解説してくれます。
 すなわち自殺は、さまざまな動機があるにせよ(最大の
ものは自身の健康問題)、それが直接引き起こすのもの
ではなく、うつ病等の精神疾患を併発して、はじめて危
険性が高まるのだといいます。その意味では著者達が取
り組む、救急救命センターでの自殺未遂者への精神科ス
タッフのケアで再企図率が低下したという本書の報告は、
さまざまな示唆に富んでいると思いました。
 これに関連して、杉山隆男『自衛隊が危ない』(2009小
学館101新書)は、自衛隊員で年齢別で自殺率が高いの
は30代前半で、定年が早いためこの年代に中間管理職
としてのストレスが集中するからではないかと指摘して
います。色々と考えされられました。

 
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年12月22日に日本でレビュー済み
自殺についての無関心は、それが他人事であって自分事ではないと認識されていることに由来するのではないか。自殺だけではない。あらゆる物事についてもそうである。物事の糸という糸は、すべて自分につながっている。なんでも無知や無関心であると云うのは、そのつながりの糸の光が、混沌の闇におおわれていて眼によく見えぬからではないか。
 自殺予防についての強い関心を生み、一国の自殺者数を限りなく零にちかづけるには、その社会の構成員が自殺の問題を他人事ではなく自分事と看做すことからはじまる。
 
 ある社会の成員の自殺についての無関心は、ひとりの人間の自殺への一歩を容易にする。
たとえば交通戦争を考えると、その死者数は、社会の道路交通法への強い関心から生まれた種々の対策のおかげで減少したと思われる。しかし、もし道路交通法に知らぬ顔であったならば、飲酒運転や高速運転はいまもなお認められていて、現在の統計上の数値を超える人たちが亡くなっていたのではないか。

 これを考えるに、他人の自殺について無関心であったり、それを他人事として傍観する者は、ただ無自覚ながら、社会の自殺という死への抜け穴を広げているのではないか。いま、自殺に傾く人たちの自殺幇助をしているのではないか。自殺についての関心が社会の自殺予防に貢献するのであれば、この学術書を一読する価値は大いにあると思う。
2010年1月9日に日本でレビュー済み
筆者の方の経験や、過去の多くの研究に基づき、現在の日本の自殺の現状やその対応策、方法論の多くが詰まった一冊でした。これからの対応策を考える上でも貴重なエッセンスが多分に含まれていると思いました。

自殺者数がなおも上昇している現在の日本の現状においては、自殺の問題は僕ら日本で生活する国民一人一人の意識しなくてはならない問題であることを考えさせられました。
難解な専門用語なども出てこなかったので、とても読みやすく読了できました。

自殺予防に携わる精神保健の専門家のみならず、多くの方が一読すべき内容だと思いますので星5つ。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年12月17日に日本でレビュー済み
1.内容
以前から日本は自殺の多い国であるが、最近は3万人を超えるのが常態になってしまった。このような自殺は防げるし、防ぐべきである。そのためには自殺のことを知り、対策を立てるべきである。それでは自殺の原因は何か。健康問題もあろうし、生活問題もあろう。マスメディアが誘発する場合もあろう。ホットスポット対策も効果的だ。このように、自殺を知ることによって、対策が立てやすくなる。著者のような精神科医だけでなく、読者の皆様も、自殺企図者の心理を知り、適切な対応を心がけるべきである。ただ実際には、人的資源などが足りないので、それらの充実が必要だ。
2.評価
以前にも類書を読んだが(高橋祥友『自殺予防』(岩波新書))、それよりは、予防への取り組みの実際が多く書かれており、役に立つ内容になっている(どちらも役に立つ本ではあるが)。現在において自殺企図者がいない方でも、まさかのために読んでおいて損はない。自殺問題に興味をお持ちの方にお勧めできる内容だと思うので、星5つ。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート