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裸はいつから恥ずかしくなったか: 日本人の羞恥心 (新潮選書) 単行本 – 2010/5/1

4.1 5つ星のうち4.1 7個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2010/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 254ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4106036614
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4106036613
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 7個の評価

著者について

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中野 明
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1962年5月17日滋賀県生。

ノンフィクション作家。同志社大学理工学部非常勤講師。

1996年に『日経MAC』誌上に短期連載した記事を『マック企画大全』(日経BP社)として出版後、当初は情報通信関係の書籍を中心に執筆。情報通信、経済経営、歴史民俗の三分野で執筆を続ける。著作に『裸はいつから恥ずかしくなったか』『世界漫遊家が歩いた明治ニッポン』(以上、ちくま文庫)、『ナナメ読み日本文化論』(朝日新聞出版)、『腕木通信』(朝日選書)、『IT全史』(祥伝社)、『東京大学第二工学部』『物語 財閥の歴史』『幻の五大美術館と明治の実業家たち』(以上、祥伝社新書)、『流出した日本美術の至宝』(筑摩選書)など多数。また近著に『日本美術の冒険者──チャールズ・ラング・フリーアの生涯』(日本経済新聞出版)がある。

公式ウェブサイト:http://www.pcatwork.com/

カスタマーレビュー

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5つのうち4.1つ
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まちがいなく労作・良書です
5 星
まちがいなく労作・良書です
 発売当初に買ったのですが読んだのは令和の時代となった、最近です。文庫本化されたようですが、そちらのレビューには同感できるものが多いと感じます。書名に掲げた問いに対して、すぐに結論を示さずに、丹念に資料にあたり日本人の「裸体観」は現代のものとちがっていたことの立証を試みています。 古くから日本人と裸体の間には信仰との深い結びつきがあり、裸体になることはきわめて身近でオープンなことであったので、序章で紹介する下田の公衆浴場での混浴は日常的なことだったのだそうです。明治新政府が西欧の道徳観を絶対視し裸体の取り締まり政策に打って出たので徐々に日本人の恥の意識が西欧化したと主張しています。 平成8年の頃の体験ですが、オーストラリアのパースのヌーディストビーチに出かけた体験があります。誰もが全裸の場所で全裸にはなれなかった理由が四半世紀近くの時間を経て、本書により、初めて理解できた思いです。が 近年では、ドイツ、オーストリア、スイスなどのドイツ語圏では男女混浴サウナが隆盛になりつつあることを紹介して終わります。 昨今、コロナ禍で右往左往する日本政府の対応をみると、日本のめざすべき方向のヒントを与えてくれる示唆に富んだ良書とわたしは高く評価します。
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年8月14日に日本でレビュー済み
 発売当初に買ったのですが読んだのは令和の時代となった、最近です。文庫本化されたようですが、そちらのレビューには同感できるものが多いと感じます。書名に掲げた問いに対して、すぐに結論を示さずに、丹念に資料にあたり日本人の「裸体観」は現代のものとちがっていたことの立証を試みています。
 古くから日本人と裸体の間には信仰との深い結びつきがあり、裸体になることはきわめて身近でオープンなことであったので、序章で紹介する下田の公衆浴場での混浴は日常的なことだったのだそうです。明治新政府が西欧の道徳観を絶対視し裸体の取り締まり政策に打って出たので徐々に日本人の恥の意識が西欧化したと主張しています。
 平成8年の頃の体験ですが、オーストラリアのパースのヌーディストビーチに出かけた体験があります。誰もが全裸の場所で全裸にはなれなかった理由が四半世紀近くの時間を経て、本書により、初めて理解できた思いです。が
 近年では、ドイツ、オーストリア、スイスなどのドイツ語圏では男女混浴サウナが隆盛になりつつあることを紹介して終わります。
 昨今、コロナ禍で右往左往する日本政府の対応をみると、日本のめざすべき方向のヒントを与えてくれる示唆に富んだ良書とわたしは高く評価します。
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5つ星のうち5.0 まちがいなく労作・良書です
2020年8月14日に日本でレビュー済み
 発売当初に買ったのですが読んだのは令和の時代となった、最近です。文庫本化されたようですが、そちらのレビューには同感できるものが多いと感じます。書名に掲げた問いに対して、すぐに結論を示さずに、丹念に資料にあたり日本人の「裸体観」は現代のものとちがっていたことの立証を試みています。
 古くから日本人と裸体の間には信仰との深い結びつきがあり、裸体になることはきわめて身近でオープンなことであったので、序章で紹介する下田の公衆浴場での混浴は日常的なことだったのだそうです。明治新政府が西欧の道徳観を絶対視し裸体の取り締まり政策に打って出たので徐々に日本人の恥の意識が西欧化したと主張しています。
 平成8年の頃の体験ですが、オーストラリアのパースのヌーディストビーチに出かけた体験があります。誰もが全裸の場所で全裸にはなれなかった理由が四半世紀近くの時間を経て、本書により、初めて理解できた思いです。が
 近年では、ドイツ、オーストリア、スイスなどのドイツ語圏では男女混浴サウナが隆盛になりつつあることを紹介して終わります。
 昨今、コロナ禍で右往左往する日本政府の対応をみると、日本のめざすべき方向のヒントを与えてくれる示唆に富んだ良書とわたしは高く評価します。
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2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年6月29日に日本でレビュー済み
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「江戸時代末期、日本では混浴の公衆浴場が全国的に存在していた。人々は自分や他人が裸であることを恥ずかしいとは思っていなかった。さらに、入浴後、裸で帰路を歩いたりもしていた。しかし、日本に来る外国人が嫌悪したことから、明治政府は混浴や裸体を取り締まるようになった。」

「日本人が裸を恥ずかしいと思わなかったのは、裸がオープンになっていたからで、顔の延長として見ていた。」

私なりに本書を要約すれば上記のようになるのだが、いくつか質問してみたくもなった。

第一に、公衆浴場というものが登場する以前から、日本では裸がオープンだったのかどうか。日本史の教科書なり歴史ドラマなりで見た昔の日本人は、ほとんど「服」を着ていたような気がするのだが、夏などは、裸もしくはそれに近い格好の方が一般的だったのだろうか?

第二に、江戸末期の人々が異性の裸を見ても、顔の延長としてしか意識しなかったとすると、当時の人は本能である性欲をいつかき立てられたのであろうか? 性行為のときだけ異性の裸に欲情がわいたのか?

他にも本書を興味深く読んで色々と知りたくなったことがでてきたのだが、とりわけ上記の疑問を持った。本書に記された時代以前の日本の状況について、ごく簡単にでも記述があればと感じた。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年12月16日に日本でレビュー済み
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キャッチーなタイトルに釣られて購入しましたが、細かな内容がクドクドと書かれていて途中で読むのをやめました。