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漢字世界の地平 (新潮選書) 単行本(ソフトカバー) – 2014/5/23
齋藤 希史
(著)
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「読み書き」とはいかなる行為か? 漢字論の新たなる挑戦! 私たちは漢字のことをどのくらい知っているだろう。漢字はいつどのようにして漢字となり、日本人はこれをどう受けとめて「読み書き」してきたのか。そもそも話し言葉にとって文字とは何か。和語、訓読、翻訳とは? 古代中国の甲骨文字から近代日本の言文一致へ――漢字世界の地平を展望し、そのダイナミズムを解き明かす。
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2014/5/23
- 寸法13 x 1.8 x 19.3 cm
- ISBN-104106037505
- ISBN-13978-4106037504
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2014/5/23)
- 発売日 : 2014/5/23
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 223ページ
- ISBN-10 : 4106037505
- ISBN-13 : 978-4106037504
- 寸法 : 13 x 1.8 x 19.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 376,059位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 61,264位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
-
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「文字とは何であり、それは何をもたらした」かという疑問から出発し、「文字は書き記し、書き記されるもので...読み書きとは何であろうか」を中国大陸に生じ。大きな力をもった漢字圏で読み書きの実践が日本その他の中国大陸から距離のある文化で漢字漢文の読み書きを「甲骨文から訓読体までを一つの展望のもとに」論じたものである。漢字漢文に接することが著者に比べようもない浅学非才の一読者に著者の展望とは別の視点から文字を考えることはできないが、著者の文章の見事さには賛嘆。話題の立て方が見事。例証としてあげられる王仁が論語と千字文を持ってきたとき、古代の書物は朗誦を前提にしていて、論語も千字文も同じく朗誦されたから、その朗誦音声も一緒に日本に伝わったことは高校の日本史では教わらなかったし、杉田玄白等の訳出した「解体新書」は漢文で書かれていて、漢字の読める漢字圏の医者ならだれでも読めたこと、「寛政異学の禁」の禁は徳川幕府の思想統制だと思っていたが、その結果、多くの藩に藩校ができ「学問吟味」という試験、「素読吟味」という試験が実施されるようになり、著者はそこまで明言しないが、この素読吟味のために漢文学習者は漢文を訓読して我が物としたらしいなど、我々が学校で教わったことがさらに別の面からも意味を持っていたことを知る。それらを知らせる著者の語り口は個人感想だが藤沢周平に劣らない。漢文学習が一番盛んであったのは明治中頃だろうか、訓読体の文章に不思議な親近感を持ちながらも漢文学習やめた私は「漢語漢文の世界が西欧語との対照によって再編され、新しい漢語漢文の世界が形成された。伝統的な漢語の中に新しい漢語が導入されたのではなく、そもそも全体の配置が変わったのである漢語漢文は基点を伝統的な漢籍から西欧の原書に移した」という著者に一抹の悲しみとともに同意する。この著者の「展望」が開ける立地点が最終章にでる言語学そのものでないことを幸せに思う。
2020年4月10日に日本でレビュー済み
著者は「東京大学」大学院総合文化研究科教授で「比較文化」が専門である。
「漢字」がこの世に現れたのは紀元前「14世紀~12世紀の「殷」の時代であった。「甲骨文字」で「亀」の甲羅や「動物」の骨に文字を刻んで焼いてそのひび割れから「神官」が吉凶を占うという「ト文」(占ト)である。
「亀」の甲羅や「動物」の骨に書かれている「甲骨文字」の判読は極めて難しく「神官」を生業とする者が出現したのである。彼らが「甲骨文字」の判読を正しく民に知らせたかというとそうではなく、ほとんどが「ト文」(占ト)の主宰者「国王」の意のままにしていたことが分かって来ている。つまり「国王」に服属して忖度していたことになる。
ところで「甲骨文字」がこの世に知られるようになったのは比較的新しく<1899>というからわが国でいえば「明治時代」の末期に当たる。文学者「王 意榮」が病気の薬を求めて「竜骨」を購入した際にこれに文字が書かれていたのを発見したことからである。
それまでは「金石文」が「漢字」の最初であると言われていた。「金石文」とは「青銅器」や「石碑」に刻まれた「石文」のことで「甲骨文字」とは異なり角型の文字であった。「字体」は「篆書」で現在でも「印鑑」の文字の基本となっている。
このように「文字」の出現は人の意思を「文章」にして他人に伝えるものとして現れたのである。
「文字」を統一したのは「秦」の「始皇帝」(在位 紀元前247年~210年)である。彼はそれまで統一されておらず地方によって様々な「文字」が存在していたのをまとめ上げたのである。それは「秦」の領土拡大に伴う「王命」の徹底を図ったものと考える。
著者は「朝鮮文字」(「訓民正音」-「諺文」とも言う)は第4代「李氏朝鮮王朝」の「世宗大王」が1446年に考案した伝えられている。そのヒントとなったのが「障子のサン」でいまでも「王宮」の「景福宮」の一角にその宮殿が保存されている。しかし「訓民正音」は「フビライ」蒙古王が考案した「蒙古語」(「パスパ文字」)を模して造られたというのが正しい理解である。それを裏付けるものとしては、「王」自ら王朝の歴代王の事績を記した『李朝實録』に「訓民正音」は「古篆」に倣い考案したとしていることから検証されている。
それはそれとして本書は漢字の発祥と変遷が良く記されている。
「漢字」がこの世に現れたのは紀元前「14世紀~12世紀の「殷」の時代であった。「甲骨文字」で「亀」の甲羅や「動物」の骨に文字を刻んで焼いてそのひび割れから「神官」が吉凶を占うという「ト文」(占ト)である。
「亀」の甲羅や「動物」の骨に書かれている「甲骨文字」の判読は極めて難しく「神官」を生業とする者が出現したのである。彼らが「甲骨文字」の判読を正しく民に知らせたかというとそうではなく、ほとんどが「ト文」(占ト)の主宰者「国王」の意のままにしていたことが分かって来ている。つまり「国王」に服属して忖度していたことになる。
ところで「甲骨文字」がこの世に知られるようになったのは比較的新しく<1899>というからわが国でいえば「明治時代」の末期に当たる。文学者「王 意榮」が病気の薬を求めて「竜骨」を購入した際にこれに文字が書かれていたのを発見したことからである。
それまでは「金石文」が「漢字」の最初であると言われていた。「金石文」とは「青銅器」や「石碑」に刻まれた「石文」のことで「甲骨文字」とは異なり角型の文字であった。「字体」は「篆書」で現在でも「印鑑」の文字の基本となっている。
このように「文字」の出現は人の意思を「文章」にして他人に伝えるものとして現れたのである。
「文字」を統一したのは「秦」の「始皇帝」(在位 紀元前247年~210年)である。彼はそれまで統一されておらず地方によって様々な「文字」が存在していたのをまとめ上げたのである。それは「秦」の領土拡大に伴う「王命」の徹底を図ったものと考える。
著者は「朝鮮文字」(「訓民正音」-「諺文」とも言う)は第4代「李氏朝鮮王朝」の「世宗大王」が1446年に考案した伝えられている。そのヒントとなったのが「障子のサン」でいまでも「王宮」の「景福宮」の一角にその宮殿が保存されている。しかし「訓民正音」は「フビライ」蒙古王が考案した「蒙古語」(「パスパ文字」)を模して造られたというのが正しい理解である。それを裏付けるものとしては、「王」自ら王朝の歴代王の事績を記した『李朝實録』に「訓民正音」は「古篆」に倣い考案したとしていることから検証されている。
それはそれとして本書は漢字の発祥と変遷が良く記されている。
2014年10月25日に日本でレビュー済み
ふとしたきっかけで漢字についての本を読み続けています。これまで大島正二氏、阿辻哲次氏、落合淳思氏の書かれたものを読みました。
本書を一読して最も頭に残ったのは、話し言葉と書き言葉の違いについてです。
漢字は中国語で生まれた、と一言でいうときはこの区別に考えは及んでいません。日本語についていうときも、同じです。文字と話し言葉への興味を深めてくれ、言語について抽象度の高い思考へと導いてくれました。
日本の漢字受容のことでは頼山陽について詳しく書かれておりより深く知りたいと思わせてくれました。
本書を一読して最も頭に残ったのは、話し言葉と書き言葉の違いについてです。
漢字は中国語で生まれた、と一言でいうときはこの区別に考えは及んでいません。日本語についていうときも、同じです。文字と話し言葉への興味を深めてくれ、言語について抽象度の高い思考へと導いてくれました。
日本の漢字受容のことでは頼山陽について詳しく書かれておりより深く知りたいと思わせてくれました。