中古品:
¥23 税込
配送料 ¥297 6月1日-3日にお届け(17 時間 20 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
中古商品: 非常に良い | 詳細
コンディション: 中古商品: 非常に良い
コメント: ◇◆主にゆうメールによるポスト投函、サイズにより宅配便になります。◆梱包:完全密封のビニール包装または宅配専用パックにてお届けいたします。◆帯、封入物、及び各種コード等の特典は無い場合もございます◆◇【00208】
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

山本周五郎のことば (新潮新書 20) 新書 – 2003/6/1

3.6 5つ星のうち3.6 20個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2003/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 190ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4106100207
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4106100208
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 20個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
20グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2013年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々と考えさせられる内容でした、得るところも有り購入の価値あり。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
十章のエッセイも参考になります。充分に読む価値があると思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
山本周五郎の本を読んで見ようと思っていたなので、いい参考になりました。
2012年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
忙しくでまだすべてを読んでいませんが、いまいちの評価で申し訳ありません。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うまく周五郎のことばがまとめられていました。彼の作品を選ぶのに役立ちました。
2013年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容的に脈絡なく、まとまりがなく感じられた。
もう少し一つの作品に傾倒してもいいと思う。
2013年7月22日に日本でレビュー済み
過去も現在も、未来も、人間は生きてきて、悩んだり苦しんだり、愛したり憎んだりしながら、やがて死んでゆき、忘れられてしまう。――山本周五郎の伝奇小説『山彦乙女』(新潮文庫)の一節である。

「人間の為したこと、為しつつあること、これから為すであろうことは、すべて時間の経過のなかに、かき消されてしまう」と続く。これだけだと溜め息が出そうになるが、「慥(たし)かなのは、自分がいま生きている、ということだ。生きていて、ものを考えたり、悩んだり、苦しんだり、愛しあったりすることができる、ということだ」という部分までくると救われる。

「人間はなにを為したかではなく、何を為そうとしたか」が大切だというのが、周五郎の人生観であった。

周五郎の作品の中から心に染み入ってくる言葉を選び出し、「下町――人情のぬくもり」「職人――矜持と意地」「岡場所――苦界の女たちの涙」「士道――武士の本分」「医道・芸道・婦道――ひとすじの道」「滑稽――ユーモアとペーソス」「不思議――夢か現かワンダーランド」「法――裁きとゆるし」「現代――都市と人間」「エッセイ――読者へのエール」のジャンルに分類したのが、『山本周五郎のことば』(清原康正著、新潮新書)である。恰好の周五郎文学案内にもなっている。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月24日に日本でレビュー済み
「人間は調子のいいときは、自分のことしか考えないものだ」源六は涙をながれるままにしてそう続けた、「……自分に不運がまわってきて、人にも世間にも捨てられ、その日その日の苦労をするようになると、はじめて他人のことも考え、見るもの聞くものが身にしみるようになる、だがどうしようもない、花は散ってしまったし、水は流れていってしまったんだ、なに一つ取り返しはつきあしない、ばかなもんだ、ほんとうに人間なんてばかなものだ」

私は、この一節を読んだ時、「ああ…」と嘆息した。自分の今の心境とあまりにも酷似しているからである。周五郎はいい。世間の人間が周五郎を呼んでいる限り、日本は大丈夫な気がすると、宮崎哲弥も言っているが、その通りであると思った。

周五郎原作の映画は、今も時々作られている。世間の話題となった作品も多い。一人でも多くの日本人に読んで欲しい。そして“ほんとうの”人情を知って欲しい。荒みきろうとしている、世相に抗するためにも。
35人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート