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薩摩の秘剣: 野太刀自顕流 (新潮新書 104) 新書 – 2005/2/1
島津 義秀
(著)
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- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/2/1
- ISBN-104106101041
- ISBN-13978-4106101045
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商品の説明
著者について
1964(昭和39)年大阪府生まれ。精矛(くわしほこ)神社宮司。大東文化大学文学部卒業後、島津興業に入社。2001年退社後、宮司のかたわら、薩摩武士道の継承を志し、野太刀自顕流の修行に励んでいる。また、薩摩琵琶の弾奏者としても知られる。加治木島津家第13代当主。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/2/1)
- 発売日 : 2005/2/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 190ページ
- ISBN-10 : 4106101041
- ISBN-13 : 978-4106101045
- Amazon 売れ筋ランキング: - 133,623位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年9月23日に日本でレビュー済み
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現在の日本の道徳教育に対し著者と同等に危惧を抱いていますが、著者は薩摩の伝統を絶やさず、なおいっそう磨きをかけるとともに、薩摩独特の舎の維持・復興を実践されている事は本当に素晴らしい。現在の日本の状況は精神文化的には危機的状況と感じているのは私一人ではないと思うが、世も末と言っていられるのはどこまでかハナハダ疑問だ。著者の活動が日本全土に広まれば良いのにと思う。
2021年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の内容はとても良かった。満足してます。
しかし、本代748円、配送料無料と表示されていたのに、請求額は1748円。この追加された千円は何ですかと問い合わせたら、作業費との回答。作業費がかかるのなら、注文画面で表示すべき。
しかし、本代748円、配送料無料と表示されていたのに、請求額は1748円。この追加された千円は何ですかと問い合わせたら、作業費との回答。作業費がかかるのなら、注文画面で表示すべき。
2005年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
野太刀自顕流の凄さが伝わってくる、歴史や技術について詳しく書いてあり、写真入でわかりやすい。又、歴史上に登場する有名な人物たちが学んでいたというのも興味深い、武道修行者から武道に興味のある人は必見である。
2009年9月15日に日本でレビュー済み
人材は、いうまでもなく「有限」です。だから、可能な限り保存?しなかればなりません。
「エリート教育」は失敗すると、かつての参謀本部になります。だから、「エリート教育礼賛」でいっているのではありません。「エラソウナヒト」は「ヒト使いが上手(使うだけ)」ですが、実力は未知数。これが歴史の教訓であり、現在の日本の姿であります。
この本には、実技説明からして、最初の立ち方、「間合いをいかに認識させるか」という最も重要な問題が抜けています。私が学んだときと事情が違うようです。当時、加治木高校には、まだジゲン流部がありました。この本でも紹介されている白尾先生が教頭だったころです。秘伝は最初にあります。
さて、本書推薦の「二等兵教育」の成果はハッキリしています。西南戦争では熊本城すら落とせず、政略的には空虚、戦略的には無謀、戦術的には愚劣でありました。いまさら「郷中教育」。バカなハナシであります。
少子化の時代です。人材は有限です。たかが自分の前を横切ったくらいで、これから社会教育をしなければならない高校生を、杖でたたいてはイケマセン。
ハガキ代金で徴兵するにせよ、人間は有限でした。それは現在も同じです。昔より、はるかに少数精鋭型教育が必要(必須)であります。懐古趣味が通用するほど現実は甘くはないでしょう。21世紀にふさわしい教育を「創造」すべきであります。
「エリート教育」は失敗すると、かつての参謀本部になります。だから、「エリート教育礼賛」でいっているのではありません。「エラソウナヒト」は「ヒト使いが上手(使うだけ)」ですが、実力は未知数。これが歴史の教訓であり、現在の日本の姿であります。
この本には、実技説明からして、最初の立ち方、「間合いをいかに認識させるか」という最も重要な問題が抜けています。私が学んだときと事情が違うようです。当時、加治木高校には、まだジゲン流部がありました。この本でも紹介されている白尾先生が教頭だったころです。秘伝は最初にあります。
さて、本書推薦の「二等兵教育」の成果はハッキリしています。西南戦争では熊本城すら落とせず、政略的には空虚、戦略的には無謀、戦術的には愚劣でありました。いまさら「郷中教育」。バカなハナシであります。
少子化の時代です。人材は有限です。たかが自分の前を横切ったくらいで、これから社会教育をしなければならない高校生を、杖でたたいてはイケマセン。
ハガキ代金で徴兵するにせよ、人間は有限でした。それは現在も同じです。昔より、はるかに少数精鋭型教育が必要(必須)であります。懐古趣味が通用するほど現実は甘くはないでしょう。21世紀にふさわしい教育を「創造」すべきであります。
2014年8月22日に日本でレビュー済み
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薬丸流の刀術が、どのようなものかを、詳細に、沢山の連続写真を、解説しながら、読者に御教授頂ければ、それだけで
結構です。桜田門も生麦事件の記述は、不要です。薬丸どんを、知りたければ、薩摩の国へ、行くしか、ないのでしょうか。
結構です。桜田門も生麦事件の記述は、不要です。薬丸どんを、知りたければ、薩摩の国へ、行くしか、ないのでしょうか。
2013年7月14日に日本でレビュー済み
著者は鹿児島の島津家の、加治木分家13代目を継いだ人物。野太刀自顕流、薩摩琵琶、天吹など鹿児島に伝わる伝統技能をいろいろと習得しているという。
鹿児島の剣の流派というと示現流が有名だが、実はそれは鹿児島城下の一部の侍のみで、下級武士や農民は野太刀自顕流を使っていたのだそうだ。幕末に京都などで暗躍した暗殺者たちも、こちらの使い手だったのだとされる。
本書は、野太刀自顕流について、その歴史、示現流との差違、鍛錬法、技などを解説したもの。そして、最終的には鹿児島の武士が目指し、培ってきた精神にまで話が及ぶ。
鍛錬法や技については、写真入りで説明されており、分かりやすい。
ただ、歴史については、曖昧な箇所も多く、イマイチすっきりしなかった。
鹿児島の剣の流派というと示現流が有名だが、実はそれは鹿児島城下の一部の侍のみで、下級武士や農民は野太刀自顕流を使っていたのだそうだ。幕末に京都などで暗躍した暗殺者たちも、こちらの使い手だったのだとされる。
本書は、野太刀自顕流について、その歴史、示現流との差違、鍛錬法、技などを解説したもの。そして、最終的には鹿児島の武士が目指し、培ってきた精神にまで話が及ぶ。
鍛錬法や技については、写真入りで説明されており、分かりやすい。
ただ、歴史については、曖昧な箇所も多く、イマイチすっきりしなかった。
2011年7月28日に日本でレビュー済み
ちょっと牽強付会的なところが気になります。
武芸百般というように、当時は複数の流派を収めるのが普通でしたので、有名な「じげんりゅう」とは、うちのことだ。というのはちょっと違うと思います。
それに対する薩摩藩公認の「示現流」当主、東郷家の対応が大人な気がします。
基本的に「示現流」の傍流として理解するのが妥当だと思います。
「野太刀自顕流」を再興しようとする入婿の頑張りは認めますが。
ちなみに、「野太刀自顕流」の里、加治木町出身の友達がいますが、「野太刀自顕流」とは無縁だったようです。
武芸百般というように、当時は複数の流派を収めるのが普通でしたので、有名な「じげんりゅう」とは、うちのことだ。というのはちょっと違うと思います。
それに対する薩摩藩公認の「示現流」当主、東郷家の対応が大人な気がします。
基本的に「示現流」の傍流として理解するのが妥当だと思います。
「野太刀自顕流」を再興しようとする入婿の頑張りは認めますが。
ちなみに、「野太刀自顕流」の里、加治木町出身の友達がいますが、「野太刀自顕流」とは無縁だったようです。