浜島さんの入社したての頃の話、タイヤの職人さんとのお付き合い(レース用のタイヤは、機械ではなく職人さん頼りなことが分かる)、ヨーロッパのフォーミュラレースに進出したての頃の話、シューマッハーとプライベートジェットに乗って少し誇らしげな逸話など、テレビの中継では伝えられることのほとんどない浜島さんの人間的な面や、BSのモータスポーツ活動の裏側が分かり、モータスポーツのファンには、非常に興味深い一冊です。
おすすめです。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
世界最速のF1タイヤ: ブリヂストン・エンジニアの闘い (新潮新書 110) 新書 – 2005/3/1
浜島 裕英
(著)
- 本の長さ186ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/3/1
- ISBN-104106101106
- ISBN-13978-4106101106
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/3/1)
- 発売日 : 2005/3/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 186ページ
- ISBN-10 : 4106101106
- ISBN-13 : 978-4106101106
- Amazon 売れ筋ランキング: - 619,104位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
32グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2005年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2005年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在ブリヂストンでF1のタイヤの開発をしている浜島さんの話。大学生活から職に就いてからの楽しさや苦労などが書いてある。特にF1で組んでいるフェラーリとの行動や、M・シューマッハとの付き合など、個人的なことも書いてあった。
また、就職前の緊張感や不安、新入社員での経験など、これからの不安を除いてくれるようなアドバイス(?)なども書いてあったので、現在就職前の学生の人達にもおすすめします。僕は今大学生ですが、この本を読んで少し安心したような気がします。
また、就職前の緊張感や不安、新入社員での経験など、これからの不安を除いてくれるようなアドバイス(?)なども書いてあったので、現在就職前の学生の人達にもおすすめします。僕は今大学生ですが、この本を読んで少し安心したような気がします。
2021年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かつてブリヂストンのモータースポーツ部門でF1に関わっていた作者がタイヤメーカの観点からモータースポーツを語る本。
主にF1の話だが、作者の経歴やブリヂストンという会社についての話もあり、興味深い。
残念ながら自分は2000年代前半の黄金期フェラーリとシューマッハのレースは知らないが、
それでもそのエピソードは面白かった。
現在はブリヂストンもミシュランもF1から去り、ピレリのワンメークとなってしまったが、
日頃ひどいタイヤを作りやがってと思う彼らも実は色々苦労しているのだろうな、という気になった。
またいつかタイヤ戦争の時代も見てみたいものである。
主にF1の話だが、作者の経歴やブリヂストンという会社についての話もあり、興味深い。
残念ながら自分は2000年代前半の黄金期フェラーリとシューマッハのレースは知らないが、
それでもそのエピソードは面白かった。
現在はブリヂストンもミシュランもF1から去り、ピレリのワンメークとなってしまったが、
日頃ひどいタイヤを作りやがってと思う彼らも実は色々苦労しているのだろうな、という気になった。
またいつかタイヤ戦争の時代も見てみたいものである。
2007年7月22日に日本でレビュー済み
ブリヂストンのモータースポーツタイヤ開発室長である浜島氏がブリヂストンが
モータースポーツに関わるようになった経緯から、F1参戦、そしてシューマッハ達
との共同開発、更にはF1の経済学などの舞台裏までを様々に語っています。
浜島氏をはじめとするブリヂストン側の技術者とフェラーリなどのユーザー側との
技術開発に対する真剣な眼差しがひしひしと伝わってきます。
世界転戦と開発スケジュールの関係で年間休日が70日程度とさらっと言えてしまう
ところも凄いところです。
残念ながら本書では、一般的なモータースポーツに興味を持つ人を対象にしている
と考えられ、シーズン毎に進化を遂げているタイヤの内側について、技術的な話は
ほとんど触れられていないのですが、ワンメークとなっているF1の現在も、次なる
ライバルメーカーの参戦へ向け熾烈な開発争いが繰り広げられていることは容易に
想像できます。
一介の技術者としては、浜島氏の大学〜駆け出しのエンジニアとして成長していく
姿勢が真摯かつ前向きであり、非常に参考になりました。
モータースポーツに関わるようになった経緯から、F1参戦、そしてシューマッハ達
との共同開発、更にはF1の経済学などの舞台裏までを様々に語っています。
浜島氏をはじめとするブリヂストン側の技術者とフェラーリなどのユーザー側との
技術開発に対する真剣な眼差しがひしひしと伝わってきます。
世界転戦と開発スケジュールの関係で年間休日が70日程度とさらっと言えてしまう
ところも凄いところです。
残念ながら本書では、一般的なモータースポーツに興味を持つ人を対象にしている
と考えられ、シーズン毎に進化を遂げているタイヤの内側について、技術的な話は
ほとんど触れられていないのですが、ワンメークとなっているF1の現在も、次なる
ライバルメーカーの参戦へ向け熾烈な開発争いが繰り広げられていることは容易に
想像できます。
一介の技術者としては、浜島氏の大学〜駆け出しのエンジニアとして成長していく
姿勢が真摯かつ前向きであり、非常に参考になりました。
2011年12月29日に日本でレビュー済み
ごく普通のサラリーマンが、世界最高峰の舞台でガチンコ勝負したドキュメンタリーです。偶然、ブリヂストン東京工場前の横断歩道で浜島さんを見かけた事があるのですが、ぱっと見は普通の小太りのおっさんでしたが、こんな人があの世界で頑張っていたのかと思うと、同じ会社員としてやる気がでました。
2015年2月20日に日本でレビュー済み
読み物としては面白かった。しかし、もう少し深い話があると思っていたので期待ハズレという感じ。
作者の生きている世界って本当に特殊だから、もっともっと深い物語にできたと思うだけに残念。表面的な内容である分読みやすいし、理解しやすいとも言えるが。出張帰りの新幹線の中でも気軽に読み終えることができます。
作者の生きている世界って本当に特殊だから、もっともっと深い物語にできたと思うだけに残念。表面的な内容である分読みやすいし、理解しやすいとも言えるが。出張帰りの新幹線の中でも気軽に読み終えることができます。
2005年8月30日に日本でレビュー済み
F1のテレビ中継でも時折インタビューを受けるブリジストンの
タイヤエンジニアである浜島氏の著書です。
大学院を修了後、ブリジストンへ入社し学校で学んだ高分子
物理学とは畑違いの配属先からスタートし、数多くの経験を
経てモータースポーツに関わり、そして現在のF1へ至る氏の
エンジニア人生が書かれています。
タイヤ工場の職人さんをはじめとする現場の方とのかかわり、
担当するまで縁がなかったモータースポーツとのかかわり、
そしてF1の各チーム、各ドライバーとのかかわり。
内部で、最前線で関わるからこそ描くことの出来る文章が
満載です。
著者の目で見たM.シューマッハの速さの秘訣は他のメディア
にはあまり書かれていない切り口ではないかと思います。
なお、最新のF1タイヤの技術的(数式や図表を使ったような)
解説はありませんので、そのような内容は期待されないほうが
よいです。
もちろん、最近の市販ラジアルに関する記述は皆無です。
F1をはじめとするモータースポーツをさらに奥深く見ることが
できるようになる一冊であると思います。
タイヤエンジニアである浜島氏の著書です。
大学院を修了後、ブリジストンへ入社し学校で学んだ高分子
物理学とは畑違いの配属先からスタートし、数多くの経験を
経てモータースポーツに関わり、そして現在のF1へ至る氏の
エンジニア人生が書かれています。
タイヤ工場の職人さんをはじめとする現場の方とのかかわり、
担当するまで縁がなかったモータースポーツとのかかわり、
そしてF1の各チーム、各ドライバーとのかかわり。
内部で、最前線で関わるからこそ描くことの出来る文章が
満載です。
著者の目で見たM.シューマッハの速さの秘訣は他のメディア
にはあまり書かれていない切り口ではないかと思います。
なお、最新のF1タイヤの技術的(数式や図表を使ったような)
解説はありませんので、そのような内容は期待されないほうが
よいです。
もちろん、最近の市販ラジアルに関する記述は皆無です。
F1をはじめとするモータースポーツをさらに奥深く見ることが
できるようになる一冊であると思います。
2010年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やはり現場で働いている人の本はとても面白い。
ただ、F1の話"だけ"では無いので、作者の入社当時の話などもあります。
(あまり"F1"に期待しない方が良いです)
それはそれで面白いですよ。ちょっと時代が違ってしまっていますが、技術系の学生が読むと参考になると思います。
私が知らなかった、ブリジストンのレース活動(昔のミシュランとの争い等)を知る事が出来た事も良かったです。
F1参戦後の苦労等も分かり、満足でした。
個人的な好みの問題ですが、もっとミハイル・シューマッハの裏話を書いて欲しかったなぁ、と思います。でも色々問題があって書けないのかも知れません。
ただ、F1の話"だけ"では無いので、作者の入社当時の話などもあります。
(あまり"F1"に期待しない方が良いです)
それはそれで面白いですよ。ちょっと時代が違ってしまっていますが、技術系の学生が読むと参考になると思います。
私が知らなかった、ブリジストンのレース活動(昔のミシュランとの争い等)を知る事が出来た事も良かったです。
F1参戦後の苦労等も分かり、満足でした。
個人的な好みの問題ですが、もっとミハイル・シューマッハの裏話を書いて欲しかったなぁ、と思います。でも色々問題があって書けないのかも知れません。