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妻の浮気: 男が知らない13の事情 (新潮新書 120) 新書 – 2005/5/1

3.0 5つ星のうち3.0 15個の評価

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商品の説明

抜粋

まえがき

離婚相談を行っている。当然、浮気の相談も含まれる。
主宰する「東京家族ラボ」の主な仕事は「夫婦問題・離婚コンサルティング」だ。夫婦間のトラブルを抱えて電話予約を行い、初回九十分間を二万一〇〇〇円という料金を払ってまで来所する人が、「うちは夫婦円満ラブラブです、うふふ」などという話をするはずもないので、当然、コンサルティングやカウンセリングのメインは離婚や不倫といった関係性のトラブルに絡む話となる。それらを毎日毎日じっくり聞き、ときに慰め、ときに叱り、ときに泣き笑いをともにするのが私の仕事である。
 特別な資格もないのに「離婚相談」なんてことがビジネスになるのか、という疑問をお持ちの方も多いだろう。念のために申し上げるが、私は弁護士ではないので法律相談は行っていないし、精神科医でもないため投薬を含む医療行為も行っていない。
 しかし、ちょっと考えてほしい。世の中に「結婚相談所」はたくさんあるし、それに疑問を持つ人は少ない。実際には、結婚に際しては相手を紹介するというニーズは依然として高いが、それ以外にはあまり他人の助言を必要とはしない。挙式は好きな場所で好きなところでやればいい。住居も新婚カップルが身内と相談して決めればいい。それでめでたしめでたし、以上おしまい。結婚式はある種のイベントでもあるからだ。
 ところが、「離婚」は違う。離婚はとてつもなく怖い。
 結婚したからといって自動的に幸せになれるわけではないと気付いた夫か妻いずれかが関係修復の努力をはじめたり、結婚生活で起こったトラブル解決のために方策を練ったりする、しかし配偶者への期待はもうできないと悟り、その揚げ句起こるのが離婚である。ゴールだと思った結婚がスタートだったと気付いて離婚する・しないと悩むまでの時間は、このうえなく長く苦しい。
相談来所する方が男性であっても女性であっても必ず口にする言葉がある。
「まさか自分がここに座ることになるとは、思ってもみませんでした」
 たった一度きりだが離婚したことのある私には、クライアントの苦しみが分かる。当事者として、クライアントの身内より深く理解できる。
 離婚には弁護士が必要なケースは珍しくない。またそこに至るまでのプロセスで、興信所の力を借りることもあるし、財産分与にあたっては不動産会社の査定も大切だし、子どもがあれば子どもも分けなければならない。夫と妻の関係における解決だけでだけでなく、それぞれ個人の内的葛藤や生育歴まで遡って回復を図るために心理カウンセリングや精神的治療が必要な場面もある。それまで一般的な日常生活をしていた人にはおよそ縁のなかった問題が一挙に押し寄せてくる、非日常の世界である。
 夫婦問題評論家としての仕事は講演やマスコミを相手にするものだが、離婚コンサルタントとしては、クライアント一人一人に向き合い様々な問題の交通整理を行う。
 誤解されると困るのだが、私は離婚を成立させることで料金を頂戴しているわけではないので、無理やり離婚に仕向けることはない。本書をご一読いただければおわかりのとおり、むしろ夫婦関係の修復を勧めることのほうが多いくらいだ。
 「東京家族ラボ」を設立した一九九七年から八年あまりの間に、延べ九千人近くの男女の相談に乗ってきた。相談内容で多いのは、1浮気、2暴力、3親子関係。その年によって、多少の変動はあるが、浮気が上位にあることに変わりはない。
 ただし、相談の中身はこの三年でかなり変わってきたと実感している。簡単にいえば、かつて浮気の主役は夫だった。それが、妻にとって代わりつつあるのである。
 浮気は男の甲斐性だといわれた時代が懐かしい向きもあるだろう。かつての妻は、夫の浮気を耐えしのび子を育て、夫だけでなく舅姑につかえていたのが日本の文化であった。ところが、六十年代アメリカから日本へ多少歪められて入ってきた「悪しき男女平等」によって、今まさに浮気は男女平等になってしまった。何をもって悪しき男女平等と呼ぶかといえば、男性を真似て同一化をはかった面が否定できないことにある。したがって、女性らしい恥じらいを失い、次々と相手を変えアクロバティックなセックスを自ら楽しむ女性すら表われている。私は、きちんとした日本的な個性として「男らしさ」「女らしさ」を大切にしている人を好ましく思う。
 この恥知らずな風潮はなにも浮気だけにかぎったことではない。
 以前から日本の夫婦における三大トラブルの原因は、夫の浮気・暴力・借金であったが、ところが今や、妻の浮気に嘆く夫、妻からの暴力に怯える夫、妻の借金で苦しむ夫という、かくも情けない現実があちこちに転がっている。浮気相手と出奔した妻を血眼になって探す夫もあるし、妻の暴力行為によって傷害や殺害される夫は後をたたないし、妻の自己破産も年々増加している。背景にはパソコンや携帯電話の普及と、無人キャッシングシステムなどの利便性こそが、皮肉にもそれらを後押しする環境を整えてしまったのは言うまでもない。
 本書では、現代を象徴する「妻の浮気」を絞り込んでいくつかのケースを取り上げた。実際に行われた相談の中からピックアップしたものだが、プライバシーの問題もあり、年齢や居住地域などの設定は多少変更があるものの、基本的には事実に基づいている。相談者が語ったセリフはできるかぎりそのまま忠実に再現した。
 ここでご紹介したエピソードは、あなたにとっては「特殊な人たちのレア・ケースだろう」と思われるかもしれない。確かに健全な日常生活では見聞きしないパターンが多い。そして読者の多くは健全な社会人であろう。
 しかし、よく読んでいただければ分かるのだが、彼女たちの夫はごく普通の人たちばかりである。もちろん彼女たちも表向きは健全に見える人妻である。近所の人には普通のいい奥さんだと信じられているだろう。ところが実際には市原悦子(「家政婦は見た!」)もびっくりの素顔が隠されているのである。いや、すでに何が素顔でどちらが仮面であるかですら本人たちも分かってはいない。
 私はことさら彼女たちの密やかな楽しみを糾弾するつもりもないし、ましてや擁護するつもりもない。覗き見趣味を満足してもらうために書いているわけでもない。
ただ、本書に登場するエピソードは、いつ誰の身に起こっても不思議ではない。それがあなたの妻か、誰かの妻とあなたか、あるいは彼女があなた自身かもしれない。そういうものだということだけは知っておいていただきたい。これが本書を書いたきっかけである。
 
 面接相談の中、お目にかかってすぐには、彼女たちは自ら浮気をしていると語らない。ときにはその告白までに九十分を要することもある。でもそれは彼女にとっては必要であり大切な時間でもある。だから、こちらから尋ねてさしあげる。
「あなたは、浮気をしていますか」
「いいえ」
 斜に構えて少し怒った顔で答える彼女は、年齢が上でも下でも、とてもかわいらしい。浮気を否定する彼女に対して、次には質問の方向を少しだけ変えてさしあげる。
「あなたは、夫以外に好きな人がいますか」
「はい」
 頬の緊張を緩め口角を上げ、はにかんだ笑顔で答える。これが「女」という生き物だ。

著者について

池内ひろ美 1961(昭和36)年岡山市生まれ。夫婦・家族問題コンサルタント。97年「東京家族ラボ」を設立。精神科医、弁護士等と協力体制をとり、総合的な夫婦問題カウンセリングなどを行なう。『リストラ離婚』『勝てる!?離婚調停』など著書多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2005/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 190ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4106101203
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4106101205
  • カスタマーレビュー:
    3.0 5つ星のうち3.0 15個の評価

著者について

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池内 ひろ美
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