「もしも義経にケータイがあったなら」「もしも木曽義仲にトラックがあったなら」など歴史のifで朝廷や鎌倉幕府の組織を現代企業組織と類推させながら検証。歴史的背景などもしっかりと書かれてあり教訓的な検証だが「もしもし、兄ちゃん?おれおれ、義経だけど…」てな感じで決して堅苦しいわけではなく読みやすい文章。結論部分の「政治的な敗者義経は、人生的にも敗者だったのか」についの著者の見解に激しく同意。
井沢元彦『逆説の日本史5中世動乱編』とは人物評等で見解が違う点があるので、読み比べてみるのも面白いかも。
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もしも義経にケータイがあったなら (新潮新書 124) 新書 – 2005/6/16
鈴木 輝一郎
(著)
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/6/16
- ISBN-104106101246
- ISBN-13978-4106101243
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/6/16)
- 発売日 : 2005/6/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 189ページ
- ISBN-10 : 4106101246
- ISBN-13 : 978-4106101243
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,411,132位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年岐阜県生まれ。岐阜県在住。
推理小説を山村正夫に、時代小説を南原幹雄に師事。1991年近未来小説『情断!』でデビュー。
高齢化社会を描いたミステリ『めんどうみてあげるね 新宿職安前託老所』で第47回日本推理作家協会賞を受賞。
高齢化社会や介護問題の著作を早い時代から手がけ、『ほどよく長生き死ぬまで元気』『家族同時多発介護』などがある。
日本と李氏朝鮮との対馬藩国書偽造事件(柳川事件)を題材とした『国書偽造』を契機として歴史小説にも進出。現在も岐阜在住という事情もあり戦国時代に強く、『本願寺顕如』『片桐且元』『中年宮本武蔵』『浅井長政正伝』『森武蔵』『お市の方』『信長と信忠』などがある。
日本推理作家協会・日本文藝家協会会員。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年10月8日に日本でレビュー済み
「割り切れない」「物足りない」の評価でしょう。頼朝・義経を考えるに、兄弟関係と総司令長官と派遣大将の関係は違うのだと昔からいわれている中に、現代大企業の会長と支店長の関係を例に持ってきても、頭を三つに分けて考えるようになって、かえって混乱。これをやるなら、現代企業の内輪物、湾岸警察風に置き換えての小説にしたら良かったのに。鈴木輝一郎さんの発想は、帯にある「現代の経営・人事理論から読み解く」ことであったのに、本文は単語や短文の飛躍が多く整理されていない。
残念。
残念。
2005年8月28日に日本でレビュー済み
多少のデフォルメはあるものの、義経の半生を現代企業の経営・人事という視点から面白可笑しく解説してあっておもしろかった。
「会社」という枠にあてはめているので、「タッキー好きで『義経』観ているけど、人間関係や政治的かけ引きがよく理解できな~い」というOLさんにはオススメかも。
ページは189、小難しい部分になると著者自身が「読み飛ばして良い」と指示してくれるので一日二日で読めてしまいます。
手軽に義経の半生が知りたい。簡単に義経の何が問題だったのかを知りたい、という人にはオススメ。
「会社」という枠にあてはめているので、「タッキー好きで『義経』観ているけど、人間関係や政治的かけ引きがよく理解できな~い」というOLさんにはオススメかも。
ページは189、小難しい部分になると著者自身が「読み飛ばして良い」と指示してくれるので一日二日で読めてしまいます。
手軽に義経の半生が知りたい。簡単に義経の何が問題だったのかを知りたい、という人にはオススメ。