サザエさんの視聴率や観覧車の台数、首相の年齢などと株価との相関を検証していった本。
というとトンデモ本のようだが、筆者はできるだけ誠実にデータを調べていて、その労力に感心させられた。
また、いずれも単なる思い付きではなく、それなりの理屈付けをしているところが面白い。
あまり実感のわかない景気指標よりも「暑い日は面倒なこと考えたくなくなるでしょ」とか「花粉症になったら行動が鈍るでしょ」という説明のほうが腑に落ちる。
難しいデータは抜きにして,読み物としても楽しめる。
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サザエさんと株価の関係: 行動ファイナンス入門 (新潮新書 154) 新書 – 2006/2/1
吉野 貴晶
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「サザエさんの視聴率が上がると株価は下がる」「イヌの人気が高まると株価も上がる」「観覧車が増えると地域経済は活性化する」「不景気に強いのは音楽よりも映画」・・・・・・経済の分析に人間の心理、行動をファクターとして取り入れた「行動ファイナンス」。その手法をもとに大和総研チーフクオンツアナリストが意外な法則の数々を明らかにする。投資家はもちろん経済オンチにも楽しめる行動ファイナンス入門。
- 本の長さ207ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2006/2/1
- ISBN-104106101548
- ISBN-13978-4106101540
商品の説明
著者について
吉野貴晶(よしの・たかあき)
1965年埼玉県生まれ。千葉大学法学部卒業。筑波大学大学院修士課程ビジネス科学研究科修了。大和総研投資戦略部アナリスト。著書に『株式投資のための定量分析入門』週刊エコノミスト調査による、クオンツアナリスト人気調査ランキングで四年連続一位。
1965年埼玉県生まれ。千葉大学法学部卒業。筑波大学大学院修士課程ビジネス科学研究科修了。大和総研投資戦略部アナリスト。著書に『株式投資のための定量分析入門』週刊エコノミスト調査による、クオンツアナリスト人気調査ランキングで四年連続一位。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2006/2/1)
- 発売日 : 2006/2/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 207ページ
- ISBN-10 : 4106101548
- ISBN-13 : 978-4106101540
- Amazon 売れ筋ランキング: - 793,806位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 429位証券・金融市場
- - 1,396位新潮新書
- - 1,799位金融・ファイナンス (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サザエさんの視聴率が上がる
↓
在宅率が高い
↓
家にいて休日に消費しない
↓
だから株価が下がる
内容的にあっと驚くようなものは少ない。
視点を変えているだけであって、
結局、単なる統計データの分析に過ぎないので
あまり参考にもならないし、
雑学ネタにもならない。
↓
在宅率が高い
↓
家にいて休日に消費しない
↓
だから株価が下がる
内容的にあっと驚くようなものは少ない。
視点を変えているだけであって、
結局、単なる統計データの分析に過ぎないので
あまり参考にもならないし、
雑学ネタにもならない。
2010年7月23日に日本でレビュー済み
タイトルにもあるような『サザエさん』と株価の関係をはじめ、
・「運動部の廃止」と利益の関係
・映画の収益と株価の関係
・オリンピックと株価の変動(銘柄を買うタイミング)
などといった、
身近なできごとと株価の関係を統計データで分析しています。
「行動ファイナンス入門」となっていますが、
入門書になっているのか疑問は残りました。
視点はおもしろいと思いますし、
文章の書き方も難しくないので読み物としては楽しめます。
しかし、
実際に書かれていることを信じて投資をしたとしても
儲からないでしょう。
理由が後付けっぽいですし、
関連がありそうでも原因として判断するには安易過ぎますしね。
暇つぶしの読み物としては良いのではないでしょうか。
・「運動部の廃止」と利益の関係
・映画の収益と株価の関係
・オリンピックと株価の変動(銘柄を買うタイミング)
などといった、
身近なできごとと株価の関係を統計データで分析しています。
「行動ファイナンス入門」となっていますが、
入門書になっているのか疑問は残りました。
視点はおもしろいと思いますし、
文章の書き方も難しくないので読み物としては楽しめます。
しかし、
実際に書かれていることを信じて投資をしたとしても
儲からないでしょう。
理由が後付けっぽいですし、
関連がありそうでも原因として判断するには安易過ぎますしね。
暇つぶしの読み物としては良いのではないでしょうか。
2006年3月1日に日本でレビュー済み
最近の株ブーム。私は全く株はやってない。基本的に
株で成功している方はいろんな情報をお持ちである。
なので最近のブームに乗って始めるのとわけが違うな、と
思ったからであって…。
しかし行動ファイナンスっていうのはある意味、マーケティングに
近い部分であって、私的には非常に面白く読めました。
これを読んで株を始めようと思う無謀な方はいないかと
思うけれど、客観的に株式市場を眺めるのには面白い資料に
なるのでは?
だからさ〜風説の流布って何なんだろ〜ねぇ。
株で成功している方はいろんな情報をお持ちである。
なので最近のブームに乗って始めるのとわけが違うな、と
思ったからであって…。
しかし行動ファイナンスっていうのはある意味、マーケティングに
近い部分であって、私的には非常に面白く読めました。
これを読んで株を始めようと思う無謀な方はいないかと
思うけれど、客観的に株式市場を眺めるのには面白い資料に
なるのでは?
だからさ〜風説の流布って何なんだろ〜ねぇ。
2006年2月20日に日本でレビュー済み
サザエさんの視聴率が高いと、日経平均株価が下がるらしい。
一見無関係と思われる事象が、調べてみると株価の変動に、極めて高い連動性を持っていることがある。
本書はそんな様々な事柄の関係性を検証しています。
ニューヨーク・マーケットと東京市場の関係よりも、サザエさんの視聴率との逆相関関係の方が強い!!
(実は統計の取り方が違うので、正確とは言いがたいのですが・・・)
そんな「ヘーっ!」がいっぱい詰まっています。
だからと言って、本書で取り上げられた事象で、相関を信じて投資をしても儲かるかどうかはわかりません。
正直、読みものとしては面白いのですが、投資の参考にはならないでしょう。
どうしても参考にされるんだったら、どうぞ自己責任でお願いします。(笑)
一見無関係と思われる事象が、調べてみると株価の変動に、極めて高い連動性を持っていることがある。
本書はそんな様々な事柄の関係性を検証しています。
ニューヨーク・マーケットと東京市場の関係よりも、サザエさんの視聴率との逆相関関係の方が強い!!
(実は統計の取り方が違うので、正確とは言いがたいのですが・・・)
そんな「ヘーっ!」がいっぱい詰まっています。
だからと言って、本書で取り上げられた事象で、相関を信じて投資をしても儲かるかどうかはわかりません。
正直、読みものとしては面白いのですが、投資の参考にはならないでしょう。
どうしても参考にされるんだったら、どうぞ自己責任でお願いします。(笑)
2006年9月24日に日本でレビュー済み
この本に、なにかしら「教養書」的意義を求めているなら、買わないほうがいいです。
行動ファイナンス、ということですが…この本は、すべてが、心理学や行動学に基づいていて、経済学・経営学といった事柄とは無縁のように感じられました。(経済学的要素は、株価という視点においてだけだった気が…)
様々な事象(タイトルどおり、サザエさんの視聴率と株価の相互関係等)と株価の関係を書いてあるんですが、どうも、理論があやふやな感じで、無理矢理に「関係ある」って結果づけている感がありますし。
「トリビア」を見る気持ちで読むには、面白い本だと思います。
行動ファイナンス、ということですが…この本は、すべてが、心理学や行動学に基づいていて、経済学・経営学といった事柄とは無縁のように感じられました。(経済学的要素は、株価という視点においてだけだった気が…)
様々な事象(タイトルどおり、サザエさんの視聴率と株価の相互関係等)と株価の関係を書いてあるんですが、どうも、理論があやふやな感じで、無理矢理に「関係ある」って結果づけている感がありますし。
「トリビア」を見る気持ちで読むには、面白い本だと思います。
2006年3月21日に日本でレビュー済み
ずいぶん昔に面白いと思ったサザエさんの視聴率と東証株価指数(TOPIX)との逆相関の関係を研究していた大和総研研究員の吉野氏が研究成果を新書にまとめたので読んでみた。株価がどのような要因によって上がったり下がったりするのか、手当たり次第に身の回りの色々なデータをとって回帰分析をしているのだろう、今回の著作では、その中でそれなりの相関が確認できたと思われる事象と、どうしてそのような相関が現れるのかという背景の分析を小気味よくまとめている。サザエさんがあまりにも鮮烈だったので、他の事象はどうしてもかすんでしまうが、例えば、観覧車の多い都市に本社のある企業の株価はTOPIXを上回るパフォーマンスを示しているなどといったデータはなかなか面白い。また、オリンピック関連銘柄は、オリンピック開会の3ヶ月前から買えば、なかなかよいパフォーマンスを示すというデータは、次の北京オリンピックの前までちゃんと覚えていれば、役立つデータである。あと、決算発表が早いなど情報開示の進んでいる企業は総じてTOPIXよりもパフォーマンスがいいというのは、言われてみればなるほどと思わせるが、何となくそうかもしれないと感じていることをデータで証明してくれている点で素晴らしい。いずれにせよ、説明の難しいファイナンスの議論をできるだけ分かりやすく説明して、できるだけ多くの人に関心を持ってもらいたいという著者の姿勢が一貫して見て取れ、好印象の一冊である。
2006年5月4日に日本でレビュー済み
これは本当に「行動ファイナンス」の本なのかなぁ?。
いろいろ自分なりに論理を組み立ててみることは意味があると思うが、本書に紹介されている事例の多くは、いかにデータを引用してみせても、実質的にはほとんど意味のない「お遊び」的なものが多いように感じられる。結局、結論に見合うようなデータを選んできているということではないのか。発想はそれなりに面白いが、実際の株式投資に役立つような内容ではない。
いろいろ自分なりに論理を組み立ててみることは意味があると思うが、本書に紹介されている事例の多くは、いかにデータを引用してみせても、実質的にはほとんど意味のない「お遊び」的なものが多いように感じられる。結局、結論に見合うようなデータを選んできているということではないのか。発想はそれなりに面白いが、実際の株式投資に役立つような内容ではない。