無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ルート66をゆく: アメリカの「保守」を訪ねて (新潮新書 157) 新書 – 2006/3/1
松尾 理也
(著)
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2006/3/1
- ISBN-104106101572
- ISBN-13978-4106101571
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 223ページ
- ISBN-10 : 4106101572
- ISBN-13 : 978-4106101571
- Amazon 売れ筋ランキング: - 88,108位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10位アメリカ・中南米の地理・地域研究
- - 259位新潮新書
- - 1,776位社会学概論
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
イメージ付きのレビュー
5 星
すぐれたルポ。今読んでも、いろいろ教えてくれる。
2005年ブッシュが再選された頃の本だ。2022年の今読んでも、すばらしいルポだと思う。アメリカの中西部の人たちへの取材は、普通のアメリカ人にふれた思いが持てる。同時に、この後のオバマ、トランプ、そしてバイデンと続く流れを理解することを助けてくれる。ニューヨークとカルフォルニアの話はもうニュースでいくらでも見れる。もうひとつの違ったアメリカを教えてくれるこういう本はいい。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館でもなかなか見当たらないこの貴重な資料がこれだけのハイクオリティとお値打ちな価格で入手でき、とてもラッキーなことだと思っています。内容の面白さも加味してコスパ抜群でした。
2014年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつか、この本で紹介されているような「アメリカの保守」を肌で感じてみたい。
「誰にも支配されない、自立自存の社会」の行き着く先をこの目でみたい。
「誰にも支配されない、自立自存の社会」の行き着く先をこの目でみたい。
2011年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単純に、「ルート66」ということで買いましたが、2006年発行の少し前の本でブッシュ政権の頃の様子が主に描かれています。「リタイヤしたらアメリカをレンタカーでも借りてあちこち見てみたい、ところでアメリカの中西部ってどんな人が住んでいるんだい?」そんな気持ちで買ったものです。
内容はアメリカ中西部のハートランドと言われる保守の強い地域の政治や人々の考え方が、かなり平等に(相当気を使って?)描かれています。そのあまり偏らない書きぶりは好意がもてます。
保守=なになに党 ではないことをはじめて知りました。キリスト教の影響が非常に濃く、しかもいろいろな考え方が混ざっての「保守」。アメリカ人は、昼は大きなオフィスで働いて、夜は野球観戦でビールを飲んで……的なイメージしかなかった(失礼ですが)のですが、随分と現実は違うようだとおぼろげながらわかってきました。
オバマ政権のアメリカになって大きくなってきた「テイパーティ」などの運動の原点も本のあちこちに姿を現します。まったくアメリカの現代に興味がなかった私も、ちょっと勉強した気にしてくれた一冊でした。
内容はアメリカ中西部のハートランドと言われる保守の強い地域の政治や人々の考え方が、かなり平等に(相当気を使って?)描かれています。そのあまり偏らない書きぶりは好意がもてます。
保守=なになに党 ではないことをはじめて知りました。キリスト教の影響が非常に濃く、しかもいろいろな考え方が混ざっての「保守」。アメリカ人は、昼は大きなオフィスで働いて、夜は野球観戦でビールを飲んで……的なイメージしかなかった(失礼ですが)のですが、随分と現実は違うようだとおぼろげながらわかってきました。
オバマ政権のアメリカになって大きくなってきた「テイパーティ」などの運動の原点も本のあちこちに姿を現します。まったくアメリカの現代に興味がなかった私も、ちょっと勉強した気にしてくれた一冊でした。
2022年5月5日に日本でレビュー済み
2005年ブッシュが再選された頃の本だ。2022年の今読んでも、すばらしいルポだと思う。アメリカの中西部の人たちへの取材は、普通のアメリカ人にふれた思いが持てる。同時に、この後のオバマ、トランプ、そしてバイデンと続く流れを理解することを助けてくれる。ニューヨークとカルフォルニアの話はもうニュースでいくらでも見れる。もうひとつの違ったアメリカを教えてくれるこういう本はいい。
2005年ブッシュが再選された頃の本だ。2022年の今読んでも、すばらしいルポだと思う。アメリカの中西部の人たちへの取材は、普通のアメリカ人にふれた思いが持てる。同時に、この後のオバマ、トランプ、そしてバイデンと続く流れを理解することを助けてくれる。ニューヨークとカルフォルニアの話はもうニュースでいくらでも見れる。もうひとつの違ったアメリカを教えてくれるこういう本はいい。
このレビューの画像
2009年10月12日に日本でレビュー済み
以前産経新聞で連載されていたルポに、著者が大幅に加筆改稿したものです。
取材時期は、アメリカのジョージ・W・ブッシュが主要メディアのネガティヴ・キャンペーンにも関わらず圧勝で再選した直後。著者は、ルート66と呼ばれるシカゴからロサンゼルスまで通じるあまりにも有名な道路を旅します。その途中で通り抜ける中西部は、ハートランドと呼ばれる保守王国です。道中で著者は、ブッシュを勝たせたアメリカの保守派を取材していきます。
そこに暮らしていた人々は、国の歴史と伝統、地域のつながりを大切にして素朴に質実剛健に暮らすアメリカの小市民姿でした。中央政府(ワシントン)の介入とバラマキを嫌う、自立心旺盛な人々でした。“小さな政府”を支持する彼らにとっては、ブッシュですらリベラルだというのです。
日本では、アメリカというとニューヨークやロサンゼルスなどの都市部で暮らすリベラルな人々ばかりが報じられています。しかしそれでは、アメリカの顔の一部しか見ていないことになると思います。本当のアメリカを知るには保守派を知るべきである。そう思うのです。オバマが大統領になった今でも。
取材時期は、アメリカのジョージ・W・ブッシュが主要メディアのネガティヴ・キャンペーンにも関わらず圧勝で再選した直後。著者は、ルート66と呼ばれるシカゴからロサンゼルスまで通じるあまりにも有名な道路を旅します。その途中で通り抜ける中西部は、ハートランドと呼ばれる保守王国です。道中で著者は、ブッシュを勝たせたアメリカの保守派を取材していきます。
そこに暮らしていた人々は、国の歴史と伝統、地域のつながりを大切にして素朴に質実剛健に暮らすアメリカの小市民姿でした。中央政府(ワシントン)の介入とバラマキを嫌う、自立心旺盛な人々でした。“小さな政府”を支持する彼らにとっては、ブッシュですらリベラルだというのです。
日本では、アメリカというとニューヨークやロサンゼルスなどの都市部で暮らすリベラルな人々ばかりが報じられています。しかしそれでは、アメリカの顔の一部しか見ていないことになると思います。本当のアメリカを知るには保守派を知るべきである。そう思うのです。オバマが大統領になった今でも。
2006年9月1日に日本でレビュー済み
アメリカで「保守」とはなにか?どんな人が「保守派」なのか?
なぜ保守的な考え方なのか?保守派の人の心の拠り所はどんなもの
か?アメリカ社会が保守化しているのはなぜなのか?
政治や文化の専門書では、もちろんありません。実際に現地を訪
れ、人に会い、話を聞いてまとめたルポルタージュです。簡潔でと
ても良質です。「ルート66の旅行記」ではありません、念のため。
なぜ保守的な考え方なのか?保守派の人の心の拠り所はどんなもの
か?アメリカ社会が保守化しているのはなぜなのか?
政治や文化の専門書では、もちろんありません。実際に現地を訪
れ、人に会い、話を聞いてまとめたルポルタージュです。簡潔でと
ても良質です。「ルート66の旅行記」ではありません、念のため。
2006年10月28日に日本でレビュー済み
アメリカの保守とリベラル。それぞれの立場、利害関係や、歴史的な遷移が分かる。また、保守の考えも、日本で言うと左よりだったりすることもあり、日米と比較して読めて面白い。
ルート66を旅しながら、それぞれの州での、関係者インタビューが行われており、アメリカの「地方」の方の生の声が聞けて非常に興味深く読めた。思想・政治的には筆者としては中立で、特段どっちかにより気味で政治主張的に書かれていることもないので、読みやすい。
ルート66を旅しながら、それぞれの州での、関係者インタビューが行われており、アメリカの「地方」の方の生の声が聞けて非常に興味深く読めた。思想・政治的には筆者としては中立で、特段どっちかにより気味で政治主張的に書かれていることもないので、読みやすい。