小松左京の小説にはまり、色々と探す内にこの新書を手にしましたが、これも面白かったです。
小松左京の不思議なところは、自分が道に迷ったとき、漠然と何か知りたいときに小説や自叙伝で示された文書を思い出すと何かの助けになる感じです。戦争体験者は説得力が違いますね。
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SF魂 (新潮新書 176) 新書 – 2006/7/14
小松 左京
(著)
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- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2006/7/14
- 寸法10.8 x 0.9 x 17.3 cm
- ISBN-104106101769
- ISBN-13978-4106101762
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2006/7/14)
- 発売日 : 2006/7/14
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4106101769
- ISBN-13 : 978-4106101762
- 寸法 : 10.8 x 0.9 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 330,392位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1931年大阪生まれ。京都大学文学部卒業。星新一、筒井康隆とともに「御三家」と呼ばれる、日本を代表するSF作家(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 小松左京セレクション1 宇宙漂流 (ISBN-13: 978-4591118603)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「電子頭脳付きブルドーザー」とも称された知の巨人が、いかにして全方位的な観察眼と知識を身につけたのか、その一端を知ることができます。
ファンなら買うべし。
ファンなら買うべし。
2008年2月24日に日本でレビュー済み
久々に小松左京先生の本です。
自伝的な内容ですが、
日本SFの黎明から、
万博の誕生、「さよならジュピター」の製作秘話などなど、
このあたりの文化現代史的にも読めます。
京大人脈と左京さんとの関係など、
興味深い話がいっぱい書いてあります。
梅棹忠夫先生と小松さんと親密だったのも知らなかったなぁ。
自伝的な内容ですが、
日本SFの黎明から、
万博の誕生、「さよならジュピター」の製作秘話などなど、
このあたりの文化現代史的にも読めます。
京大人脈と左京さんとの関係など、
興味深い話がいっぱい書いてあります。
梅棹忠夫先生と小松さんと親密だったのも知らなかったなぁ。
2015年1月3日に日本でレビュー済み
日本沈没第二部を読んだ。本書を小松左京の作品とは考えられず、そのフラストレーションからSF魂を続けて読んだ。日本沈没第二部は小松左京が書くべきだったと思う。
SF魂を読むと、小松左京はいかに幅広い事に興味をもち、いかに多様なものを書いてきたかあらためて感銘をうけた。モリ・ミノリ名で漫画を出版していること、万博のテーマやそれにそった具体的展示などにも小松左京が関与していることは知らなかった。落語家米朝師匠と一緒にレギュラーでやっていたラジオ番組「題名のない番組」も聴いてみたかった。しかし何よりも小松左京の興味の対象の広さと、それらの知識をものにしてしまう点には感銘を受けた。
日々発展する最新の科学知識を踏まえつつ思考するスタイルは、立花隆にも見られるが、小松左京がカバーしたテーマの広さ、多様さは立花隆の比ではない。本書はあらためて小松左京がいかに知の巨人であったのか再認識できる良書だ。
小松左京亡き後も、サイエンスは日々深化し進化し細分化ている。そして我々の日常は日々サイエンスの影響を受けている。小松左京のように、最新のサイエンスの成果を踏まえて、人類とは何か、我々とはいったい何者なのかを、示してくれる存在は益々必要であるように思う。惜しい人を失ったことも認識させる良書であると思う。
SF魂を読むと、小松左京はいかに幅広い事に興味をもち、いかに多様なものを書いてきたかあらためて感銘をうけた。モリ・ミノリ名で漫画を出版していること、万博のテーマやそれにそった具体的展示などにも小松左京が関与していることは知らなかった。落語家米朝師匠と一緒にレギュラーでやっていたラジオ番組「題名のない番組」も聴いてみたかった。しかし何よりも小松左京の興味の対象の広さと、それらの知識をものにしてしまう点には感銘を受けた。
日々発展する最新の科学知識を踏まえつつ思考するスタイルは、立花隆にも見られるが、小松左京がカバーしたテーマの広さ、多様さは立花隆の比ではない。本書はあらためて小松左京がいかに知の巨人であったのか再認識できる良書だ。
小松左京亡き後も、サイエンスは日々深化し進化し細分化ている。そして我々の日常は日々サイエンスの影響を受けている。小松左京のように、最新のサイエンスの成果を踏まえて、人類とは何か、我々とはいったい何者なのかを、示してくれる存在は益々必要であるように思う。惜しい人を失ったことも認識させる良書であると思う。
2011年8月24日に日本でレビュー済み
小松さんが、SF作家としてデヴューしたのは1962年で31歳のときです。しかし、それ以前に、モリ・ミノル名義で漫画を出版し(復刻されています)、漫才の台本、同人誌で作品は発表しています。
なお、タイトルは、SFだましいですが、SFコンと読んでもいいし、小松さんは、SFだましぃ(だまし)と読んで欲しいそうです。
小松さんの思想と言うか生き方の根底にあるものは、やはり戦争でしょう。
グラマンの機銃掃射で死にかけたり、焼夷弾が背中を掠めて落下したり・・小松さんが、日本沈没を書いたのは、日本人を絶対玉砕させたくない、そんな思いで執筆されたようです。
そして、戦後の闇市、サッカリン(懐かしい!)の闇取引だと思っていたら、実はヒロポンの取引で、危うく警察にパクラレそうになったり・・・
そして、旧制三校へ入学。京大へ進み、共産党へ入党、そして、挫折。
高橋和己、三浦浩、福田紀一(高校時代私的に講義を受けました)との友情、そして、初の長編日本アパッチ族の出版、果てしなき流れの果てに、私には思いで深い題名のない番組(ラジオ)・・・まさにSF界のブルドーザーとして大活躍。
そして、大阪万博、1991年の阪神淡路大震災・・・SFだけでなく、映画、プロデユーサー、講演、TVとまさに八面六臂の大活躍です。そして、先月の28日に亡くなられた事は、よくご存知だと思います。
私事ながら、小松さんの家は、私の家から徒歩1分、私は、小松さんと面識はありませんが、家内が小松さんの奥さんと面識があり、その縁で、数年前、愛読書10冊にサインを頂きました。
本書は、小松さんの絶筆ではありませんが、小松さんの生い立ち、功績、著書がコンパクトに纏まっていて、興味のある方は、本書から興味のある本を選択し、読み進めればいいと思います。
しかし、こうして、小松さんの生き方を振り返れば、やはり根っからの大阪の人間と言う匂いがプンプンしますね!!
最後に、小松さんは、SFを文学の中の文学、SFは希望であるといっていました、各種の文学賞とは無縁でしたが・・・・・
なお、タイトルは、SFだましいですが、SFコンと読んでもいいし、小松さんは、SFだましぃ(だまし)と読んで欲しいそうです。
小松さんの思想と言うか生き方の根底にあるものは、やはり戦争でしょう。
グラマンの機銃掃射で死にかけたり、焼夷弾が背中を掠めて落下したり・・小松さんが、日本沈没を書いたのは、日本人を絶対玉砕させたくない、そんな思いで執筆されたようです。
そして、戦後の闇市、サッカリン(懐かしい!)の闇取引だと思っていたら、実はヒロポンの取引で、危うく警察にパクラレそうになったり・・・
そして、旧制三校へ入学。京大へ進み、共産党へ入党、そして、挫折。
高橋和己、三浦浩、福田紀一(高校時代私的に講義を受けました)との友情、そして、初の長編日本アパッチ族の出版、果てしなき流れの果てに、私には思いで深い題名のない番組(ラジオ)・・・まさにSF界のブルドーザーとして大活躍。
そして、大阪万博、1991年の阪神淡路大震災・・・SFだけでなく、映画、プロデユーサー、講演、TVとまさに八面六臂の大活躍です。そして、先月の28日に亡くなられた事は、よくご存知だと思います。
私事ながら、小松さんの家は、私の家から徒歩1分、私は、小松さんと面識はありませんが、家内が小松さんの奥さんと面識があり、その縁で、数年前、愛読書10冊にサインを頂きました。
本書は、小松さんの絶筆ではありませんが、小松さんの生い立ち、功績、著書がコンパクトに纏まっていて、興味のある方は、本書から興味のある本を選択し、読み進めればいいと思います。
しかし、こうして、小松さんの生き方を振り返れば、やはり根っからの大阪の人間と言う匂いがプンプンしますね!!
最後に、小松さんは、SFを文学の中の文学、SFは希望であるといっていました、各種の文学賞とは無縁でしたが・・・・・
2006年7月28日に日本でレビュー済み
タイミング的に、新作『日本沈没』にあわせた企画新書で
あることは否定できないでしょう。
悪いとはいいませんけど、ちょっと
ミエミエすぎ。とはいえ、若い方に読んでいただくのも、いい機会
でしょうかね。
さて、先生は、昔から今まで折りに触れて、ご自身の人生と思い、
日本SF界の巨星であることの自負などを書いています。
今回は、そのエッセンスをコンパクトにまとめたということ
では、一読に値する、いい新書だと思います。
すでにファンの方には、おなじみのエピソードも多い。
本書を読んであらためて、「小松左京」は、作家というジャンルを
超えた、意思をもった、巨大なシステムの名称であることがわかります。
また、小松左京というブランドが、戦後日本の歩みと
大いに関係していることも再認識できます。
あることは否定できないでしょう。
悪いとはいいませんけど、ちょっと
ミエミエすぎ。とはいえ、若い方に読んでいただくのも、いい機会
でしょうかね。
さて、先生は、昔から今まで折りに触れて、ご自身の人生と思い、
日本SF界の巨星であることの自負などを書いています。
今回は、そのエッセンスをコンパクトにまとめたということ
では、一読に値する、いい新書だと思います。
すでにファンの方には、おなじみのエピソードも多い。
本書を読んであらためて、「小松左京」は、作家というジャンルを
超えた、意思をもった、巨大なシステムの名称であることがわかります。
また、小松左京というブランドが、戦後日本の歩みと
大いに関係していることも再認識できます。
2010年3月24日に日本でレビュー済み
つくづく小松左京さんは、名文家だと思う。
スピード感のある文章、余分な言葉をそぎ落とした明解な文章には、いつも感心する。
最近のうだうだした文章を書くライターには小松左京さんの爪の垢を煎じて飲ませたい。
以前読んだ「この宇宙」という短編の最初の1ページなんか、稲垣足穂さんの「弥勒」の出だしのように、リリカル
でイマジナティヴですよ。ほんとに。
それはともかく、
何といっても、小松左京さんの良いところは、人類に対して(当然人生に対しても)肯定的なこと。
SFとは何かと問うて、最後の文章が「SFとは希望である−と」で締めくくるというところが、面目躍如。
来年は喜寿のはずですが、まだまだ頑張っていただきたいものです。
スピード感のある文章、余分な言葉をそぎ落とした明解な文章には、いつも感心する。
最近のうだうだした文章を書くライターには小松左京さんの爪の垢を煎じて飲ませたい。
以前読んだ「この宇宙」という短編の最初の1ページなんか、稲垣足穂さんの「弥勒」の出だしのように、リリカル
でイマジナティヴですよ。ほんとに。
それはともかく、
何といっても、小松左京さんの良いところは、人類に対して(当然人生に対しても)肯定的なこと。
SFとは何かと問うて、最後の文章が「SFとは希望である−と」で締めくくるというところが、面目躍如。
来年は喜寿のはずですが、まだまだ頑張っていただきたいものです。
2006年12月6日に日本でレビュー済み
巻末の小松さんの言です。小説=フィクション。フィクションなら、溢れるイマジネーションをより楽しく解放する可能性を持つのはSFだ!巨匠の至言。
「ゴルディアスの結び目」や「鏡の中の世界」はわたしが初めて読んだ「大人の小説」。日経で最近連載があった小松さんの「私の履歴書」を拝見する前から、小松さんのユーモア溢れる文体は、若い頃ラジオの漫談原稿を書いたりマンガを描いたりといったいろんな仕事の経験をされていたからだ、という知識はありましたが、本書でその頃のご苦労(と言っても一面エンジョイされていたようにお見受けしますが)をより詳しく知ることができました。
小松さんが言う、「SFが文学のジャンルとして認められていなかった(「SM」と混同された!?)」時代、と言うのはわたしのようなSTAR WARS世代にはいまいちピンとこなかったのですが、本書で語られる小松さんの人生は正に日本にSFが根付いていくプロセス。地球物理学のバックグラウンドに徹底的に拘った「日本沈没」や、STAR WARSに対抗?して製作された「さよならジュピター」。多作ではありますが全ての作品への小松さんの思いいれ・愛情が伝わってきます。また「ゴルディアスの結び目」を読みたくなっちゃったなあ。
「ゴルディアスの結び目」や「鏡の中の世界」はわたしが初めて読んだ「大人の小説」。日経で最近連載があった小松さんの「私の履歴書」を拝見する前から、小松さんのユーモア溢れる文体は、若い頃ラジオの漫談原稿を書いたりマンガを描いたりといったいろんな仕事の経験をされていたからだ、という知識はありましたが、本書でその頃のご苦労(と言っても一面エンジョイされていたようにお見受けしますが)をより詳しく知ることができました。
小松さんが言う、「SFが文学のジャンルとして認められていなかった(「SM」と混同された!?)」時代、と言うのはわたしのようなSTAR WARS世代にはいまいちピンとこなかったのですが、本書で語られる小松さんの人生は正に日本にSFが根付いていくプロセス。地球物理学のバックグラウンドに徹底的に拘った「日本沈没」や、STAR WARSに対抗?して製作された「さよならジュピター」。多作ではありますが全ての作品への小松さんの思いいれ・愛情が伝わってきます。また「ゴルディアスの結び目」を読みたくなっちゃったなあ。