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ホワイトハウスの職人たち (新潮新書 186) 新書 – 2006/10/14

4.0 5つ星のうち4.0 6個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2006/10/14)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/10/14
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 192ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4106101866
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4106101861
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 6個の評価

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マイケル・ユー
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上位レビュー、対象国: 日本

2006年12月30日に日本でレビュー済み
 菓子職人、学芸員、理髪師、料理人、仕立屋、フローリスト。合衆国大統領と長年に渡ってつきあってきた6人の職人たちにインタビューして纏め上げた、楽しく軽く読める一冊です。著者は韓国生まれで、日本で暮らしたこともあるコンサルタント。現在はワシントン在住です。

 職人たちの多くが米国外で生まれた人々であるところが、移民国家アメリカを象徴していて大変興味深く感じます。

 仕立屋のジョルジュ・ド・パリはフランスからアメリカに渡った頃は無一文で、半年間ホームレスとして暮らした経験の持ち主。

 理髪師のザヒラ・ザヒルはアフガニスタンの国連副大使夫人という裕福な生活から一転、ソ連によるアフガン侵攻を契機に貧しいアメリカ亡命生活を強いられた女性。

 料理人のウォルター・シャイブは生まれこそアメリカですが、彼がホワイトハウスで供すのは、「ジャズと同様に世界のエッセンスが混じっているアメリカのコンテンポラリー料理」です。

 ことほどさように、歴史の浅いアメリカが、長年の伝統と技術を備えた「職人」と呼ぶにふさわしい人物を持つことができるのも、移民を受け入れる懐の深さがあったればこそ。

 また、こうした職人たちが作り出すものの数々が、アメリカ政治を陰で支えていることも本書でよくわかります。理髪師が作る髪形や、仕立屋があつらえる背広が、大統領支持率を上げる要素になりえますし、フローリストが丹精込めたデコレーションや、料理人の素材選びの妙と味付けの工夫が、外交交渉の場で相手国に好印象を与えることもあるのです。そして彼らは決して自らの仕事を表立って誇示することはありません。時にそれは国家機密級の情報にもなりうるのですから、黙して語らずという性癖が職人たちには大いに求められるのです。

 ぜひ次回は、アメリカ大統領の補佐官たち(報道官やスピーチライター)にスポットをあてた書をこの著書に期待します。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月28日に日本でレビュー済み
 著者は韓国、日本、アメリカと飛びまわり、政治や経済を得意とする著作家。
 本書は、ホワイトハウスにいる「職人たち」を取材したもの。菓子職人、学芸員、理髪師、料理人、仕立て屋、フローリストが取り上げられている。ただし、彼らは厳密にいえば、政府に雇用されてホワイトハウスに常駐するものと、大統領の私的な御用役として必要なときにホワイトハウスに呼ばれるものに分かれる。
 前者の代表は、菓子職人や料理人だ。外国からの貴賓を招いた晩餐会、また大統領一家の日常的な食事をつくっている。後者は理髪師や仕立て屋。大統領の「イメージ」をつくるのに一役買っている人たちだ。
 何度も取材を繰り返し、彼らがどういう役割を負っているのか、大統領の交代による変化、様々な裏話的エピソードといったものが語られる。知られざる世界であるし、なかなか楽しい読み物でもあった。
2006年10月28日に日本でレビュー済み
読みすすめるほど、ホワイトハウスに行った気分になれる本である。アメリカ政治に興味がある人にとっては必読書であることは言うまでもないが、アメリカ文化に興味のある人にとっては面白く読めるだろう。

歴代の大統領家族の人間らしさを垣間見ることができ、かつ、アメリカ的上流階級のスタンダードを知ることができる。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年11月30日に日本でレビュー済み
例えば、P92「ヘアスタイルは品格を表す」の章で、「髪の分け目を右から左へ変えたカーター大統領に対する理髪師の評価」など、ニヤリとするエピソード満載です。

ただし、本書には、深みはありません。論理的な掘り下げはありません。

いわば、雑学豆知識集といった趣きです。

しかし、雑学豆知識集としての効用というものがあります。電車を待つ間の暇つぶしとか。

そのように割りきって読めば、良い意味でのネタ集ではあります。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月18日に日本でレビュー済み
1つ1つの話はすごくおもしろい。なのにどうしてもやや軽い印象。なぜなのか。また再読した。同じ感想。すごく面白いが・・・。豆知識なんていうレビューもあるがそれは言い過ぎ。面白い本。たぶんホワイトハウスにいろんな職人がいるということの紹介と断片的な小話の紹介におわっているからだとおもう。どこの国の王室や官邸にもくらしの身の回りのことをする出入りの業者や専属職人はいるものなで存在の紹介やメニューの紹介そのものにはいがいと衝撃感がなかった。ホワイトハウスだけを特別扱いすることの意義もいまひとつ不明。それよりはせっかくの作者のネットワークを駆使してホワイトハウスの職人が語る米国20世紀とか、大統領の孤独と弱さとかリーダーシップの裏表とはとか何かテーマで掘り下げたり描きだしたほうがよかったのではないか。職人にアクセスできた作者のフットワークはすばらしいだけに職人の紹介だけではまあそういう職種もいるだろうということになってしまい残念きわまりない。この作者のフットワークはすごいと思うのであとはそれをテーマのなかで料理して紹介におわらないものにできればと希望します。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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