海外事情についての本を読もうとすると、地名や人名がカタカナで長くて頭に入ってこ無い事が多い。
そのせいで、人物の関連性などがわからなくなったりして、読み切る事ができなかったり、途中で関心がうすれてしまうことがあるが、この本はそういった事が無く、最後まで興味を持ってよみすすめられた。
アラブ人の名前ってやたら長いと思ってたけど、そういうことなのね。
あの事件がこんなところにつながるのかなど、新しい知識を得るだけでなく、今まで知っていた事も改めて整理して理解する事ができた。
ビジネスで関わる人は必読かと思う。
大富豪の生活に興味があるだけの人も十分楽しめる内容だった。
あとがきに著者の出版のきっかけが記載されている、その内容も興味深かった。
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アラブの大富豪 (新潮新書 251) 新書 – 2008/2/1
前田 高行
(著)
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購入オプションとあわせ買い
原油高を背景に、世界中のマーケットを席巻しているオイル・マネー。しかし、その担い手たちの肖像はベールに包まれている。情報開示義務のない同族企業を舞台に、イスラム圏独特の商慣行と人脈を駆使する彼らは、秘密裏に資産を膨らませ続けているからだ。欧米企業を買いあさるサウジのアルワリード王子、ハコモノ行政で大成功したドバイのムハンマド首長、空前のカネ余りが続くアブダビやカタル、クウェイトの政府など、「アラブの大富豪」たちの素顔に迫る。
- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2008/2/1
- ISBN-10410610251X
- ISBN-13978-4106102516
商品の説明
著者について
1943年京都生まれ。京都大学法学部卒。宇部興産を経て、76年にアラビア石油入社。79年から85年までサウジアラビア・カフジに勤務。96年から99年まで、JETRO(日本貿易振興機構)のサウジアラビア・リヤド事務所長。ブログ「アラビア半島定点観測」などで情報発信を続ける。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2008/2/1)
- 発売日 : 2008/2/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 190ページ
- ISBN-10 : 410610251X
- ISBN-13 : 978-4106102516
- Amazon 売れ筋ランキング: - 135,034位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在、アブダビに住んでいるが、内容はいい感じに広く浅い。
ただ、アラブの基本的な歴史関係と王族の力関係がかいてあって目から鱗だった。
ページ数もちょうど良く、サクと読めるが得るものが多い新書だと思う。
普段、アラブ人と話していると、衣食住等の文化的な歴史の話はするが、
政治、戦争が絡んだアラブの話はしたことがなかった。
そういう時の地雷トピックスや、アラブに対する勘違い(外国人が日本の歴史について大きく勘違いしているようなのと同様に)を防ぐには最適だ。
特にメッカをかかえる聖地サウジと、初代預言者の子孫のヨルダンハシミテ家の関係、賢い王族(アルワリード氏)などは興味深かった。
また、著者はアラビア石油、JETROとキャリアを積んでいるので、かなりの辛酸を舐めているんだろうな感じた。
正直、アラブは環境も厳しく、人が住むところではない気がしますが、
この本に書かれている一部の賢い王族と石油のために当分はこの状況が続くと感じる。
ただ、アラブの基本的な歴史関係と王族の力関係がかいてあって目から鱗だった。
ページ数もちょうど良く、サクと読めるが得るものが多い新書だと思う。
普段、アラブ人と話していると、衣食住等の文化的な歴史の話はするが、
政治、戦争が絡んだアラブの話はしたことがなかった。
そういう時の地雷トピックスや、アラブに対する勘違い(外国人が日本の歴史について大きく勘違いしているようなのと同様に)を防ぐには最適だ。
特にメッカをかかえる聖地サウジと、初代預言者の子孫のヨルダンハシミテ家の関係、賢い王族(アルワリード氏)などは興味深かった。
また、著者はアラビア石油、JETROとキャリアを積んでいるので、かなりの辛酸を舐めているんだろうな感じた。
正直、アラブは環境も厳しく、人が住むところではない気がしますが、
この本に書かれている一部の賢い王族と石油のために当分はこの状況が続くと感じる。
2008年12月29日に日本でレビュー済み
一時1バレル147ドルまで上昇した原油先物と、
膨れ上がったオイルマネーの動向について、
報道されない日は、現在無いといっても良い。
しかしその出口であるアラブ諸国、特に実際に
そのオイルマネーを動かしている「大富豪たち」については、
OPECのニュースでずらりと並んだ姿以外
私を含め皆、殆ど知らないのではないだろうか?
特に実際どのような生活をしているのかについては
イメージの範疇を出るものではないだろう。
その疑問に彼らの出自等背景から丁寧に説明してくれるのが本書である。
サイズ・分量ともにコンパクトで判り易い。
それなのにヨルダンのハシミテ家にまで言及してあり
入門書ながら、アラブの理解に役に立つ良書である。
膨れ上がったオイルマネーの動向について、
報道されない日は、現在無いといっても良い。
しかしその出口であるアラブ諸国、特に実際に
そのオイルマネーを動かしている「大富豪たち」については、
OPECのニュースでずらりと並んだ姿以外
私を含め皆、殆ど知らないのではないだろうか?
特に実際どのような生活をしているのかについては
イメージの範疇を出るものではないだろう。
その疑問に彼らの出自等背景から丁寧に説明してくれるのが本書である。
サイズ・分量ともにコンパクトで判り易い。
それなのにヨルダンのハシミテ家にまで言及してあり
入門書ながら、アラブの理解に役に立つ良書である。
2014年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アラブ首長国連邦に旅行に行くので読んでみました。アラブの歴史にとペトロマネーついて知ることができます
2008年7月22日に日本でレビュー済み
私はこれまでアラブ関係の本に無関心でした。その理由は、殆どが宗教(イスラム教)や複雑な歴史にフォーカスした「小難しい」話が多いように感じていたからです。しかしこの本は、もっと俗っぽく読者に迫ってきます。「金持ち社会って、すごいぞ〜」と。アラブの大富豪を通して理解するアラブ社会が、必ずしも正しいことばかりではないのでしょうが、アラブに関心がありながらとっつきにくさを感じている方には、うってつけの入門本です。
2008年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イスラム圏の情報に触れる機会のない日本においては、アラブの人々の生活は見えにくい。さらに、テロ報道に代表される報道だけを見ていると、偏った情報しか得られない。文化圏を正確に、やさしく解説したメディアはまだまだ少ないと思う。しかし、世界の構成を考えたときに、歴史的にもその存在は非常に大きく、膨大なオイルマネーで市場を席巻している昨今、経済市場ではアラブの存在は、もはや「知らない」では済まされない。
アラブの人々の経済活動に視点を置いた本書は、文化圏を理解する導入書としては非常にわかりやすい。グローバルに通用するお金を基準に考えると、冷静に見ることができる。
たとえば、2章「世界一多忙なドバイのCEO」や3章「王族投資家アルワリード王子」で取り上げられたお話などは、純粋なビジネスのお話である。アラブの中にも石油資源の無い国もあり、立場的に資源の恩恵を得られない人もいる。そんな中で機会を見極め、それぞれの社会情勢やいろんな立場を克服し、近隣国の富の循環をコントロールし、成功に結びつけている。グローバルなビジネスを考える上では非常に刺激になる内容だ。
また、第5章の「ムハマンドの末裔、ヨルダン・ハシミテ王家」で取り上げられるヨルダンは、本書のタイトル「大富豪」とはほとんど関係の無い、資源の乏しい国なのだが、その外交的役割は、トラブルの絶えない中東情勢を知る上で欠かせない存在になる。こういった、お金以外のお話もしっかりと抑えているあたりがありがたい。
膨大なオイル・マネーは川の流れのように、世界に広がってきている。その源流となるサウジアラビア、アブダビ、カタル、クウェイトをはじめ、それをせき止めて世界各国に送る運河のような役割を果たすドバイのような国、その流れを待ち受けるヨルダンなどの周辺国家。オイル・マネーの川が世界に与える影響は、どんどん大きくなってきている。
(第4章「踊る湾岸マネー」末尾のまとめ)
世界経済を形成する大きな「流れ」を知るために、確実に抑えておきたい本でした。
アラブの人々の経済活動に視点を置いた本書は、文化圏を理解する導入書としては非常にわかりやすい。グローバルに通用するお金を基準に考えると、冷静に見ることができる。
たとえば、2章「世界一多忙なドバイのCEO」や3章「王族投資家アルワリード王子」で取り上げられたお話などは、純粋なビジネスのお話である。アラブの中にも石油資源の無い国もあり、立場的に資源の恩恵を得られない人もいる。そんな中で機会を見極め、それぞれの社会情勢やいろんな立場を克服し、近隣国の富の循環をコントロールし、成功に結びつけている。グローバルなビジネスを考える上では非常に刺激になる内容だ。
また、第5章の「ムハマンドの末裔、ヨルダン・ハシミテ王家」で取り上げられるヨルダンは、本書のタイトル「大富豪」とはほとんど関係の無い、資源の乏しい国なのだが、その外交的役割は、トラブルの絶えない中東情勢を知る上で欠かせない存在になる。こういった、お金以外のお話もしっかりと抑えているあたりがありがたい。
膨大なオイル・マネーは川の流れのように、世界に広がってきている。その源流となるサウジアラビア、アブダビ、カタル、クウェイトをはじめ、それをせき止めて世界各国に送る運河のような役割を果たすドバイのような国、その流れを待ち受けるヨルダンなどの周辺国家。オイル・マネーの川が世界に与える影響は、どんどん大きくなってきている。
(第4章「踊る湾岸マネー」末尾のまとめ)
世界経済を形成する大きな「流れ」を知るために、確実に抑えておきたい本でした。
2008年3月11日に日本でレビュー済み
原油高騰で関心の高まるアラブ。アラブの大富豪はさぞかし潤っているであろうとの推測に見事に答える情報満載の書。ベールに包まれる大富豪であるが、単なる資産家という域を超え、政治、ビジネスの世界で大きな力をつけている実態に触れれば、アラブの脅威といった感覚が自分の中に根付くことであろう。アラブに関心のある方にお勧めの書。