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日本辺境論 (新潮新書 336) 新書 – 2009/11/16
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- ISBN-104106103362
- ISBN-13978-4106103360
- 出版社新潮社
- 発売日2009/11/16
- 言語日本語
- 寸法10.8 x 1.2 x 17.3 cm
- 本の長さ256ページ
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【新潮新書】内田樹 作品 | 役割としての母性、「子供よりも病気な」親たち、「ためらう」ことの大切さなど、意外な角度から親と子の問題を洗いなおす。少しだけ元気の出る子育て論。 | 日本人は辺境人である。常に他に「世界の中心」を必要とする辺境の民なのだ。歴史、宗教、武士道から水戸黄門、マンガまで自在に論じる最強の日本論登場! |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2009/11/16)
- 発売日 : 2009/11/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4106103362
- ISBN-13 : 978-4106103360
- 寸法 : 10.8 x 1.2 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 14,141位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 56位新潮新書
- - 275位社会一般関連書籍
- - 443位その他の思想・社会の本
- カスタマーレビュー:
著者について
1950(昭和25)年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専門はフランス現代思想。ブログ「内田樹の研究室」を拠点に武道(合気道六段)、ユダヤ、教育、アメリカ、中国、メディアなど幅広いテーマを縦横無尽に論じて多くの読者を得ている。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第六回小林秀雄賞受賞、『日本辺境論』(新潮新書)で第三回新書大賞を受賞。二〇一〇年七月より大阪市特別顧問に就任。近著に『沈む日本を愛せますか?』(高橋源一郎との共著、ロッキング・オン)、『もういちど村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)、『武道的思考』(筑摩選書)、『街場のマンガ論』(小学館)、『おせっかい教育論』(鷲田清一他との共著、140B)、『街場のメディア論』(光文社新書)、『若者よ、マルクスを読もう』(石川康宏との共著、かもがわ出版)などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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日本は地政学的に文化発展的に、中華(思想)から見て「辺境」であり続けた。中心があり、その強い光が当たる地域が中華であり、遠ざかるにしたがって光は弱くなり辺境となり、遂に光が届かない所は化外であるという。それは歴史的には、其処を支配した民族は変わるが中国の地であり、皇帝があり、「中華」であった。そして冊封体制(朝貢・冊封)で、日本(倭)は、東に海を挟んだ果ての地であった。
この事は、常に周りを「きょろきょろ」と見まわし、そういう秩序に従って、其れからの影響や果実を受け取るが、自分から主体的に発信しないという、「憧れる」日本人に形質」がつくられた。
近代では、ヨーロッパであり、現代はアメリカになっているが。体質は「中華思想」にどっぷりつかり、疑問にも思わない日本人が多い。
そこで、大谷選手が放ったコトバが頭に浮かんだ。日本は中華、ヨーロッパ、アメリカにあこがれ続け、影響下にあった。それが染みついている。それをすべて否とするわけではないが「今日だけは、憧れるのを止めましょう」とは、私は「今日だけは、対等なチームとして、勝つと言う目的一つに、全力でやりましょう」と言う、まさに、著者が描いた辺境人・日本人の姿とは明確に違う日本人の姿であり、そのことによって著者の言いたいことが良く分かる。
こういう視点をもってこの書を読むと、理解しやすく、気付きも多いのではないか。
書いてある内容にすべて同意するものではないが、思索する武道家らしく、理論と訓練(実践)を繰り返し繰り返し、「型」を掴み、欠陥の原因や経過を掴み、飽くなき追求と修正をを続ける。そして、100%は絶対に行かないが、其れに限りなく近づいて行くという構え・姿勢を問う書になっている。
「憧れは大切だが、ふと我に返り、自分を見直してみることが重要である」と言っているように感じた。いつまでも田舎者が東京を憧れているだけではだめである。「今日は、憧れるのよ止めましょう」と全く適格で、奢ることなく謙虚であるが、的を得た発言とファイティングポーズを強く感じた。
日本人とは何か?という誰もがもつ疑問をこれまでも多くの人々が言葉に綴ってきている。多くの学者はその専門分野の枠組みの中でその答えを導きだそうとしてきた。地理学的にみれば日本が小国であり離島であり辺境であることは明らかであろう。そこに歴史や地政学的な考察を加えていけばおのずと答えが得られると思われがちなのである。果たして本当にそうであろうかというのがおそらく内田氏の常に持たれている問いかけなのだと勝手に想像している。
いずれにしても再読せねばならない一冊です。
読んでいて付箋紙だらけになってしまったが、備忘録的にいくつか書き留めたい。
世界標準に準拠してふるまうことはできるが、世界標準をあらたに設定することは出来ない。
「日本人の標準的なありよう」って何だろうと思量している。でも、国民的合意はどこにもない。その不安がつねにつきまとっといる。
既成事実の前には実に従順に譲歩してしまう。
「虎の威を借りる狐」は決して「虎」の幼児期や思春期の経験を語ることができない。(自説を形成するに至った自己史的経緯を語れるヒトに関して)
日本人はこれから学ぶものの適否について事前チェックをしない。
どんな時代の、どんな領域でも、「時流に乗って威張る人」と「時流に乗って威張る奴に、いいように鼻面を引き回される人」があっという間にマジョリティを形成してしまう。
「学ぶ力」とは「先駆的に知る力」のことです。(学ぶ力の劣化にかんして)
すっきりしたこと、また気づかないでいたこともや知らなかったエピソードなどもあり
今まで読んだ「~人論」的な本の中では読んでいてもっとも楽しい本でした。
今、起きているコロナ問題への対応の悪さ、決断力の欠如もこの本を読んでいると
さもあらん。と納得できてしまいました。
この自分ではなにも決められないと言うゆるゆる感はある意味辺境にいるからこそ
それはそれで成り立つこともできるという考え方。
こんな平たい言い方でまとめては内田先生に申し訳ありませんが。
後半の日本人の日本語に対する脳の構造の説明もマンガ文化が発展した話をベースに
詳しく書かれていて興味深い発見がありました。
現在、就職活動中の息子また30年来の友人にも是非読んでほしいと思い本をおくりました。
自分でも何回か読み直してみたいと思う1冊になりました。
結局、優勝は大陸の南アにもっていかれてしまいました。
ああ、やっぱり⤵
そんなラクビーロスの勢いで読んでも(ラクビー全然関係ないんですが)言い得て妙であちこち可笑しいです。
この「読み」で進んでゆけば、そのうちラクビージャパンも大陸から優勝奪えるしー。
というわけで、島国根性うんぬんの本ではないです。ポジティブです。
以下↓本文の構成です。
はじめに
1.日本人は辺境人である。
2.辺境人の「学び」は効率がいい。
3.「機」の思想
4.辺境人は日本語と共に
終わりに
過去に166人もの辺境の読者がレヴュー投稿されていますが、自分のことを言われているようで何か一言、
言っておきたかったんでしょうね。
ほとんどの読者は「はじめに」から最初の2章を楽しんで、3章飛ばし、4章ザっと読むか読まないか、
「終わりに」に至ってはもう頭に入ってこないから終了、という状態で読了されたのではないでしょうか。
私がそうでした。
しかし武道家でもあるご著者の智慧は、「ここ、視野狭窄でしょー」とリメイクしたくなる箇所を除けば、
意外にも難易度の高い第3章にちりばめられているのでした。
一気読みからしばらく間を置いて、丁寧に再読させていただいた時に気づくこと多々でした。
あまりスッキリしたものでもないんですが・・。
※『寝ながら学べる構造主義/内田樹著』の流れで読むなら、「野生の思考」の解説が陳腐じゃない!!
プロファイルした野生の思考のヒトのあとをつけて、行動を観察したのかな、と思うくらいでした。
第三章「機」の思想 は死ぬほど退屈。第四章 辺境人は日本語とともに は学部生のレポートレベル。といった読後感。広くはお勧めは出来ないので☆二つ。