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「いくら欲しいのか?」と咄嗟に聞かれて即答出来なければプロではないと痛感した。
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仕事で成長したい5%の日本人へ (新潮新書 364) 新書 – 2010/5/1
今北 純一
(著)
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- 本の長さ207ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2010/5/1
- ISBN-104106103648
- ISBN-13978-4106103643
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2010/5/1)
- 発売日 : 2010/5/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 207ページ
- ISBN-10 : 4106103648
- ISBN-13 : 978-4106103643
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上位レビュー、対象国: 日本
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2010年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私も含めエセ国際ビジネスパーソンはそれこそ吐いて捨てるほどいますが、日本企業を辞め単身ヨーロッパに乗り込み、それこそ自分の腕一本で欧州企業でキャリアを築いてきた今北純一氏。そんな氏が自らの体験をふんだんに盛り込んだこれからの若手ビジネスパーソンに向けたアドバイス書であります。
この手の書は自らに「喝」を入れるためよく読みますが、たいてい途中で通り一遍で、どこかで読んだことのある内容が透けて見えてきてしまうものです。が、今北氏が繰り出す洗練された文章は、体験に裏打ちされているからか重くかつ深い!エセ国際体験しかしていないワタクシめにもどんどこどんどこ腑に落ちていきます。
《5つの琴線》
'今北氏曰く、仕事での成長には2つあるとのこと。「文字通り仕事を遂行する能力の成長」と「人間としての総合力の成長」いずれの場合にも「対決」が必要であり、前者は他人との対決、後者は自分との対決が必須。
'そしてその成長の仕方にも2通りある。一つは、日々の仕事を続ける中でだんだんと能力が上がっていくこと。もう一つは、「量子的跳躍(クオンタム・リープ)」で、ぽーんとステージがあがってしまうこと。
'人間の成長にはM(ミッション)、V(ビジョン)、P(パッション)が必須。自分自身のMVPを持って成長している人は、それぞれ強い信号を発している。そして強い信号を発信している人同士は共鳴し合う。
'「エーテル理論」人間は、相手が発している信号(エーテル)のようなものを感じ取ってしまうことが時々ある。その人が醸し出すエーテルのようなものが空間を埋め、それに自分が反応してしまう。
'名刺とか肩書きとか役職とか会社のブランドで勝負している限り、欧州社会にはインテグレートできない。問われるのは、あくまでも個人の資質。何にパッションを持っているか、家族はどうなっているのか、腰掛け的にここにいるのか。本気で全人格を持ってコミュニケートする能力をつけないと欧州ではインテグレートすることはできない。
《大琴線》「地下潜航」で関門を突破したルノー時代」
まずすごいのはフランス語もビジネスレベルでは話せないのにルノーに入り、しかも「未来商品開発室長」という新設の肩書きを作らせたこと。容易に想像できるフランス企業の排他的雰囲気と、フランス語オンリーでの現場会話。スカウトされて入社したにもかかわらず他の部署との打ち合わせすら拒否されるという通常の人間なら心が折れてしまう環境で出した結論が「水面下に潜る」ということ。
オフィシャルにやると理屈や建前が邪魔をするが、水面下で同じ志を持った人たちを巻き込み非公式なネットワークを作り、遂にはパリモーターショーでのコンセプトカー発表にこぎつけ、社内の態度と評価を一変させてしまう。
僭越ながら上海にて同じような環境下で仕事をする機会を持った身としては、どれだけ大変なことかわかるだけに氏の飽くなきパッションと実践力の強さに反省しきりでした。
《オレよ。もう環境から逃げるな!》
日本からの駐在員はどこかしら心の中に逃げ道があるように思います。そう、日本に本社があるという逃げ道。しかし特に欧州企業で、しかも現地で日本人がローカル社員として成功していくのは、氏がいうところの高い次元での「パッション」と「コミュニケーション能力(語学に限らない)」がないとなし得ません。
そして「エーテル理論」。「人間の心の中には流体が流れている」という氏の同僚のゼディタさんのエピソードも珠玉ですが、初めてあった人、街ですれ違った人でもほんの何秒かで感じ合うもの。ウマとかケミストリーとか言ってましたが、なにかこの「流体」と言われたときに、普段の仕事現場でも自分のその瞬間のエーテルが打ち合わせの雰囲気に醸し出てしまったり、ゴルフのパーティの雰囲気にも伝染したりしてるなと。ほんと流体だなと、妙に納得してしまいました。
ホンモノの国際ビジネスパーソンが語るホンモノの体験から繰り出される珠玉のアドバイス。国際人目指す人も目指さない人も必読です!
この手の書は自らに「喝」を入れるためよく読みますが、たいてい途中で通り一遍で、どこかで読んだことのある内容が透けて見えてきてしまうものです。が、今北氏が繰り出す洗練された文章は、体験に裏打ちされているからか重くかつ深い!エセ国際体験しかしていないワタクシめにもどんどこどんどこ腑に落ちていきます。
《5つの琴線》
'今北氏曰く、仕事での成長には2つあるとのこと。「文字通り仕事を遂行する能力の成長」と「人間としての総合力の成長」いずれの場合にも「対決」が必要であり、前者は他人との対決、後者は自分との対決が必須。
'そしてその成長の仕方にも2通りある。一つは、日々の仕事を続ける中でだんだんと能力が上がっていくこと。もう一つは、「量子的跳躍(クオンタム・リープ)」で、ぽーんとステージがあがってしまうこと。
'人間の成長にはM(ミッション)、V(ビジョン)、P(パッション)が必須。自分自身のMVPを持って成長している人は、それぞれ強い信号を発している。そして強い信号を発信している人同士は共鳴し合う。
'「エーテル理論」人間は、相手が発している信号(エーテル)のようなものを感じ取ってしまうことが時々ある。その人が醸し出すエーテルのようなものが空間を埋め、それに自分が反応してしまう。
'名刺とか肩書きとか役職とか会社のブランドで勝負している限り、欧州社会にはインテグレートできない。問われるのは、あくまでも個人の資質。何にパッションを持っているか、家族はどうなっているのか、腰掛け的にここにいるのか。本気で全人格を持ってコミュニケートする能力をつけないと欧州ではインテグレートすることはできない。
《大琴線》「地下潜航」で関門を突破したルノー時代」
まずすごいのはフランス語もビジネスレベルでは話せないのにルノーに入り、しかも「未来商品開発室長」という新設の肩書きを作らせたこと。容易に想像できるフランス企業の排他的雰囲気と、フランス語オンリーでの現場会話。スカウトされて入社したにもかかわらず他の部署との打ち合わせすら拒否されるという通常の人間なら心が折れてしまう環境で出した結論が「水面下に潜る」ということ。
オフィシャルにやると理屈や建前が邪魔をするが、水面下で同じ志を持った人たちを巻き込み非公式なネットワークを作り、遂にはパリモーターショーでのコンセプトカー発表にこぎつけ、社内の態度と評価を一変させてしまう。
僭越ながら上海にて同じような環境下で仕事をする機会を持った身としては、どれだけ大変なことかわかるだけに氏の飽くなきパッションと実践力の強さに反省しきりでした。
《オレよ。もう環境から逃げるな!》
日本からの駐在員はどこかしら心の中に逃げ道があるように思います。そう、日本に本社があるという逃げ道。しかし特に欧州企業で、しかも現地で日本人がローカル社員として成功していくのは、氏がいうところの高い次元での「パッション」と「コミュニケーション能力(語学に限らない)」がないとなし得ません。
そして「エーテル理論」。「人間の心の中には流体が流れている」という氏の同僚のゼディタさんのエピソードも珠玉ですが、初めてあった人、街ですれ違った人でもほんの何秒かで感じ合うもの。ウマとかケミストリーとか言ってましたが、なにかこの「流体」と言われたときに、普段の仕事現場でも自分のその瞬間のエーテルが打ち合わせの雰囲気に醸し出てしまったり、ゴルフのパーティの雰囲気にも伝染したりしてるなと。ほんと流体だなと、妙に納得してしまいました。
ホンモノの国際ビジネスパーソンが語るホンモノの体験から繰り出される珠玉のアドバイス。国際人目指す人も目指さない人も必読です!
2017年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルからするとノウハウ本のようにも見えるが、ノウハウ本では無い。
著者の体験談が豊富に書かれているが、ノウハウはほぼなく、終始、精神論。
また、体験談に不要な情報が多過ぎる。
分かりやすくするための情報ではなく、
自慢したいがための具体的な無駄な情報が多く、冗長で読みづらい。
意識的に自慢しているとすればレベルの低い人間だし、無意識にしているとしても、低レベル。
彼の人柄を知るのにはうってつけの本と言える。
この年齢で、ここまで自慢したがる、自慢になっていると気づかないとは哀れとしか言いようがない。
よほど自分に自信が持てない劣等感の塊なのだろう。
そもそも、本のタイトルが非常に下品。
「俺は優秀な一握りの人間だけど、ほとんどの日本人は向上心の無い馬鹿だよね、少しだけいる成長したい人間に、俺がアドバイスしてあげるよ」
という意味に取られるリスクが高い。
ムカつかれて読む人間が減るだけなのに、何のためにこのタイトルにしたのだろう?
まあ、ほとんど何も考えておらず、幼稚な虚栄心からだろうが。
著者の体験談が豊富に書かれているが、ノウハウはほぼなく、終始、精神論。
また、体験談に不要な情報が多過ぎる。
分かりやすくするための情報ではなく、
自慢したいがための具体的な無駄な情報が多く、冗長で読みづらい。
意識的に自慢しているとすればレベルの低い人間だし、無意識にしているとしても、低レベル。
彼の人柄を知るのにはうってつけの本と言える。
この年齢で、ここまで自慢したがる、自慢になっていると気づかないとは哀れとしか言いようがない。
よほど自分に自信が持てない劣等感の塊なのだろう。
そもそも、本のタイトルが非常に下品。
「俺は優秀な一握りの人間だけど、ほとんどの日本人は向上心の無い馬鹿だよね、少しだけいる成長したい人間に、俺がアドバイスしてあげるよ」
という意味に取られるリスクが高い。
ムカつかれて読む人間が減るだけなのに、何のためにこのタイトルにしたのだろう?
まあ、ほとんど何も考えておらず、幼稚な虚栄心からだろうが。
2012年10月17日に日本でレビュー済み
良い大学・会社に入った後の安定した生活を捨て、新たな成長機会を求めて海外に挑戦した著者の行動力にただ尊敬するばかり。
著者の定義する成長要素M(ミッション)、V(ヴィジョン)、P(パッション)の3つから成るMVP。特にパッションが大事らしいが、パッション持って物事に取り組んでいる人って少ないんじゃないかな。だから多くの人は自分の才能にまだ気付かないまま。
まずは好きなものを見つけ、次に取り組んでみる。それは本人にとって成長機会であり、眠れる才能との遭遇かもしれない。
著者の熱い気持ち(パッション)が伝わるやる気の出る本ではあるが著者の仕事内容に結構ページが割かれ、途中退屈したので☆3つにしました。
著者の定義する成長要素M(ミッション)、V(ヴィジョン)、P(パッション)の3つから成るMVP。特にパッションが大事らしいが、パッション持って物事に取り組んでいる人って少ないんじゃないかな。だから多くの人は自分の才能にまだ気付かないまま。
まずは好きなものを見つけ、次に取り組んでみる。それは本人にとって成長機会であり、眠れる才能との遭遇かもしれない。
著者の熱い気持ち(パッション)が伝わるやる気の出る本ではあるが著者の仕事内容に結構ページが割かれ、途中退屈したので☆3つにしました。
2021年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでは飽きて、どこまで読んだか忘れて読み返す繰り返した。
内容としてはとても軽いのだけど、すごく飽きるというか読んでられない
なんでか、年上の過去の自慢話を聞いているようなもの、それがずっと続く疲れた。
内容としてはとても軽いのだけど、すごく飽きるというか読んでられない
なんでか、年上の過去の自慢話を聞いているようなもの、それがずっと続く疲れた。
2010年11月12日に日本でレビュー済み
著者は20歳台で日本を飛び出し、欧州企業を舞台に30年以上にわたって、個人として生き抜いてきたビジネスマンである。
『仕事で成長したい 5%の日本人へ』とは、実に挑戦的なタイトルではないか。「仕事で成長したい 5%の日本人」に向けて語っているということは、極端な話、「残り95%の日本人」には用はないということだ。
だが、「仕事をつうじて人間的に成長すること」、これはすべての働く人にとって重要なことではないだろうか。そう思ったら、この本は読むべきだ。その時点で読者は間違いなく 5%に入っているのである。
本書で、著者は心得をいくつかの短いコトバに集約している。「自分の仕事の「相場観」を持つ」、「評論家ではなく実践家になる」、「他人を手本にはしても、憧れは抱かない」。「成長願望と上昇志向を混同しない」、「対決から逃げない」・・・。
自分がもっとも好きなこと、自分に向いていること、自分をよりドライブできること、つまりもっともパッションを感じることのできる分野に集中すればいいのだ。他人と比較するのではない、あくまでも自分に軸をおいて、自分の人生を生きることが重要なのだ。あくまでも自分の五感に忠実であること、自分の人生は自分でマネージすることが重要なのだ。
これは「対決社会」の欧州でもまれてきた著者の信念だが、これからの時代の日本人にも不可欠な心得だろう。自分の成長は志向しても、とくに組織内の上昇と混同しないこと。
著者自身、20歳台前半にはミッションとビジョンとパッションの対象を見つけることができなくて、悩みに悩んでいたと本書のなかで語っている。著者のように、とにかく一歩踏み出すこと、そこからすべてが始まる。大いに悩み、もがき、対決する。こういうプロセスをへて初めて自分を発見することができるのだ。
私は、著者の処女作 『欧米対決社会のビジネス』(新潮社、1988)以来のファンだ。20歳台の前半で初めて著者の本を読んでから、かれこれ20年以上の読者だが、著者の軌跡を手本にはしてきたが憧れは抱いたことはない。主義一貫して変わらぬミッションとビジョンとパッション、本書ではそれから20年近いビジネス体験を経て、さらに強く響くコトバとして語られている。
とくに20歳台から30歳台の、意欲ある若いビジネスパーソンたちにこの本を薦めたい。
『仕事で成長したい 5%の日本人へ』とは、実に挑戦的なタイトルではないか。「仕事で成長したい 5%の日本人」に向けて語っているということは、極端な話、「残り95%の日本人」には用はないということだ。
だが、「仕事をつうじて人間的に成長すること」、これはすべての働く人にとって重要なことではないだろうか。そう思ったら、この本は読むべきだ。その時点で読者は間違いなく 5%に入っているのである。
本書で、著者は心得をいくつかの短いコトバに集約している。「自分の仕事の「相場観」を持つ」、「評論家ではなく実践家になる」、「他人を手本にはしても、憧れは抱かない」。「成長願望と上昇志向を混同しない」、「対決から逃げない」・・・。
自分がもっとも好きなこと、自分に向いていること、自分をよりドライブできること、つまりもっともパッションを感じることのできる分野に集中すればいいのだ。他人と比較するのではない、あくまでも自分に軸をおいて、自分の人生を生きることが重要なのだ。あくまでも自分の五感に忠実であること、自分の人生は自分でマネージすることが重要なのだ。
これは「対決社会」の欧州でもまれてきた著者の信念だが、これからの時代の日本人にも不可欠な心得だろう。自分の成長は志向しても、とくに組織内の上昇と混同しないこと。
著者自身、20歳台前半にはミッションとビジョンとパッションの対象を見つけることができなくて、悩みに悩んでいたと本書のなかで語っている。著者のように、とにかく一歩踏み出すこと、そこからすべてが始まる。大いに悩み、もがき、対決する。こういうプロセスをへて初めて自分を発見することができるのだ。
私は、著者の処女作 『欧米対決社会のビジネス』(新潮社、1988)以来のファンだ。20歳台の前半で初めて著者の本を読んでから、かれこれ20年以上の読者だが、著者の軌跡を手本にはしてきたが憧れは抱いたことはない。主義一貫して変わらぬミッションとビジョンとパッション、本書ではそれから20年近いビジネス体験を経て、さらに強く響くコトバとして語られている。
とくに20歳台から30歳台の、意欲ある若いビジネスパーソンたちにこの本を薦めたい。
2010年5月26日に日本でレビュー済み
仕事で成長する(昇進することではない)ために、著者の欧州でのビジネスライフを元にしてどのようなことがポイントになるか7つのステップで書かれています。
私自身は国内でしか働いたことがないのですが、ステップ1(自分の仕事の「相場観」を持つ」にある、「いくら欲しいのか」と聞かれてどう答えるか?に興味を惹かれこの本を購入したのですが、それ以外にもマンネリズムのサイクルに閉じ込められて充実感や生き甲斐を感じられない状況をどう捉えるのか?など、自分の今の立ち位置を確認する上で重要な示唆をいくつかもらいました。
読み始めたらさらっと読めてしまいますが、仕事で成長するために考えるべきことを整理する上でとても良い1冊でした。
私自身は国内でしか働いたことがないのですが、ステップ1(自分の仕事の「相場観」を持つ」にある、「いくら欲しいのか」と聞かれてどう答えるか?に興味を惹かれこの本を購入したのですが、それ以外にもマンネリズムのサイクルに閉じ込められて充実感や生き甲斐を感じられない状況をどう捉えるのか?など、自分の今の立ち位置を確認する上で重要な示唆をいくつかもらいました。
読み始めたらさらっと読めてしまいますが、仕事で成長するために考えるべきことを整理する上でとても良い1冊でした。
2010年6月13日に日本でレビュー済み
本書は著者の経験をもとにどのようにすればグローバルで活躍できる人になれるかについて
解説した本です。
メインはヨーロッパやアメリカで活躍した著者の経験です。
まさに本書の特徴はこの経験にあります。
本書を読むとグローバルで活躍するにはあらやる対立を乗り越える必要があることが
わかります。
まさにグローバルで活躍するには覚悟が必要という感じです。
正直自分はここまでいけないなあと感じました。
でも非常に参考になりましたので、星4つしました。
解説した本です。
メインはヨーロッパやアメリカで活躍した著者の経験です。
まさに本書の特徴はこの経験にあります。
本書を読むとグローバルで活躍するにはあらやる対立を乗り越える必要があることが
わかります。
まさにグローバルで活躍するには覚悟が必要という感じです。
正直自分はここまでいけないなあと感じました。
でも非常に参考になりましたので、星4つしました。