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人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書) 新書 – 2013/3/15
購入オプションとあわせ買い
熟考したつもりでも、私たちは思い込みや常識など具体的な事柄に囚われている。
問題に直面した際、本当に必要なのは「抽象的思考」なのに――。
「疑問を閃きに変えるには」「“知る"という危険」「決めつけない賢さ」「自分自身の育て方」等々、
累計1300万部を超える人気作家が「考えるヒント」を大公開。
明日をより楽しく、より自由なものにする「抽象的思考」を養うには?
一生つかえる思考の秘訣が詰まった画期的提言。
「新潮新書」最長の書名で、人気作家が放つ壮大な「思考」論
*******************
第1章 「具体」から「抽象」へ
アイデアはどこから来るのか / 「見えるもの」が既に偏っている
第2章 人間関係を抽象的に捉える
決めつけてはいけない / 奥深い人、浅はかな人 / 「友達」を抽象的に考える
第3章 抽象的な考え方を育てるには
なにが「発想」を邪魔しているか / 普通のことを疑う / 自分でも創作してみる
第4章 抽象的に生きる楽しさ
「方法」に縋らない / なにもかも虚しい? / 自由のために働く
第5章 考える「庭」を作る
自分で自分を育てるしかない / 「知ること」に伴う危険 / 「決めない」という賢さ
(「目次」より抜粋)
●著者からのメッセージ
「思考」には、論理的な思考と、そうではない「発想」や「思いつき」をする頭の使い方があります。
前者は、論理を覚え、具体的な知識から導き出すもので、「思考法」なるものが成り立ちますが、後者は、普通「考えても思いつかない」もので、これを苦手とする人が多いと思います。
この本は、そういった「発想」や「思いつき」には、「思考法」といった「方法」がないことを書きました。
ただ、方法がなくても、それが出やすい「頭の環境」がある、と論じています。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2013/3/15
- 寸法10.8 x 1 x 17.3 cm
- ISBN-104106105101
- ISBN-13978-4106105104
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商品の説明
著者について
某国立大学助教授の傍ら、1996年、『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞。
以後、S&Mシリーズ、Gシリーズなど話題作やベストセラを次々と発表。
『スカイ・クロラ』『相田家のグッドバイ』『科学的とはどういう意味か』など著作多数。
公式ホームページ:「森博嗣の浮遊工作室」
http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2013/3/15)
- 発売日 : 2013/3/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4106105101
- ISBN-13 : 978-4106105104
- 寸法 : 10.8 x 1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 17,476位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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「思い詰めている人は物事を具体的に考え過ぎている」
という文。
そのあと抽象的に考えるにはどうするか、について抽象的な説明が淡々とつづく。
そして最後に著者が放った一言を聞いて、抽象的な考えを知覚できたか否かより、そこにしがみついて離れないでいることが重要なんだな、と思った。
だが、人によってはこれでもまだ抽象度が高すぎて、
読んでいるうちに眠くなってしまうかもしれない。私は眠くなった。
大体、この人の話はいつも教科書と同じで、読んでいるうちはふんふんと納得しているはずなのに
読み終わると記憶から滑り落ちてしまう。
わかっているつもりでも、綺麗すぎて残らないのだ。
凡人には抽象的で綺麗な話よりも、具体的で汚い話のほうがよほど覚えやすい。
たとえば、隣の奥さんが大学生と不倫しているらしいぞ、といった話だ。
この本の内容を体得するには、読み手がそういった俗な具体例を挙げて、
書かれている内容をごちゃごちゃといじる必要がある。
抽象的なものから具体的なものを考えるというのは、ジェットコースターで高いところから落ちるようなもので、
人によっては恐怖を感じるかもしれない。綺麗なものを汚くするのも気が引けるだろう。
だが、そういった高低差のある思考を自由自在に操れてこそ、創造的な仕事ができるし、何より楽しい。
創造的な仕事をするには学校で習った情報だけでは不可能だということは、皆さん(学生さんであっても)
身をもって知っているだろう。
実際、そういう仕事というのは、今自分がどこに立っているのか、どこへ向かえばいいのかさえよくわからない。
完全な迷子だ。
そんな悩みを抱える人に、ぜひ読んで欲しい。
この本はおまわりさんのように親切ではないが、景色を一望できる高台の登り方を教えてくれる。
もっとも、そこから見える景色は霞がかかっていて、よくわからないかもしれないが。
正直つかみどころが無くて自分には何も残らなかった。
興味がある人は読んでみるのもありだが、
「なんだこりゃ?」って感想を残してお蔵入りって人は多い気がする。
何か新しいことを発想するためには、考える対象の問題を持って、いろいろな面から見る必要がある。問題として持つために、抽象的に捉え直し、思考実験をする。私の理解では、問題を考えるとはこういうことなのだと思いました。
この発想、ウエダマコトさんの『はじめて考えるときのように』にある考えるの定義にも非常に似ています。
2人の大きな違いは、ウエダ先生は考える箱庭を作るにはまず言葉が必要であり、言葉を鍛えべきと言っているのに、森先生はそこに拘っていない点です。
芸術の審美眼の話もありましたが、森作品では、他人に伝える必要がないなら言葉にして考える必要はないという考え方がよく書かれています。
問題を抽象画や建築空間のように捉えるのがどういうことか、私には分かりませんが、そういうことも理論上は可能ということでしょう。
この辺は継続検討します。
期待を裏切らない一冊である、例えばこのフレーズには共感できる、
「少なくとも毎日が楽しいとか、こんな幸せはない、というふうに語
る人々はどちらかというと少数だ、どこでこの差がうまれるのかと考
えて見るとそれは運とか収入とかそういったものではなく究極的には
その人の考え方だと思う」
とにかく具体的に考えることが重視される時代に、抽象的に考えることの大切さを謳った希少な本。
物事を俯瞰的・客観的に理解するには、抽象化して考察しなければならない。
そして抽象化したシンプルな本質は、いろいろな物事に転用できる。
そういったことに気づけました。
社会人や学生など幅広い人におすすめです。