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軍靴のバルツァー 1 (BUNCH COMICS) コミック – 2011/7/8
中島 三千恒
(著)
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『軍靴のバルツァー 1-13巻 新品セット 』 こちらをチェック
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十九世紀帝国主義時代。軍事大国から派遣され、同盟小国バーゼルラントの士官学校へ教官として赴任したバルツァー少佐。彼への指令は同盟国の軍政改革を押し進めるというものだったが、バーゼルラントの前時代的な戦略戦術論と旧式の兵器の前に悪戦苦闘を続ける毎日。挙げ句の果てに同僚教官と衝突することに!! 近世士官学校の日常と兵器や戦術を緻密に描写した新ジャンル歴史漫画スタート!!
- 本の長さ194ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2011/7/8
- 寸法12.8 x 1.3 x 18.2 cm
- ISBN-104107716260
- ISBN-13978-4107716262
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対象商品: 軍靴のバルツァー 1 (BUNCH COMICS)
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2011/7/8)
- 発売日 : 2011/7/8
- 言語 : 日本語
- コミック : 194ページ
- ISBN-10 : 4107716260
- ISBN-13 : 978-4107716262
- 寸法 : 12.8 x 1.3 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 271,330位コミック
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もともとヘタリアのプロイセンの二次創作をされていた方のマンガです。作者さんのツイッターを見ても分かる通り、好きなことをつきつめていったらこうなった、という感じで、作品の中でも丁寧に表現したいこと、ちゃんと描きたいことがしっかりしていて、戦争や中世と聞いてピンとこない人でも楽しめるかと思います。海外の名前は覚えづらいしな...という方も、大丈夫。覚えなくていいです。立場と絵がわかりやすいので、1巻すぎればだいたいわかってきます。特に最初は学校内の話しなので、学生さんも読みやすいと思います。知り合いの女子は楽しく読んだので学校で男子に貸したところ面白かったらしく会話が増え仲がよくなる、というミラクルも起こっていました笑。
2012年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ナポレオン〜獅子の時代〜」とか「ヴィンランド・サガ」、「ヒストリエ」なんかが好きな僕にはとても好きなジャンルで、そういう雰囲気を求めて表紙買いした。まあ、一巻目はまずまずのアタリと思う。多分、ナポレオン戦争後のヨーロッパ、ナポレオンによって戦争の常識が塗り替えられてしまった後、騎士道的な戦争と近代戦が入れ替わろうとしている時代の、架空のヨーロッパ国家。この時代と舞台背景は現実の歴史で、国は架空というのが、ありそうでなさそうな設定でいい。歴史を無視した架空の兵器とかは使えず、しかし、史実にない戦争やエピソードは自由自在に作れるという世界観の中で、この先どのように話を展開させるか、とても楽しみ。まあ、評価はこれから次第ということで★4つ。
2019年3月12日に日本でレビュー済み
舞台は十九世紀、我々の知る欧州列強を思わせる国が配置されつつ、その名を変えた架空世界。
銃も砲も、そのメカニズムは現実と何ら変わりはなく、撃たれれば人は死ぬ、そんな世界での話です。
時に。
歩兵、砲兵、そして騎兵。我々の知る歴史のナポレオンはこの三種の兵科を組み合わせ、特に砲兵の扱い方が巧みであったことから連勝を重ねました。
けれど、ついには大帝国を築いた一人の天才も多数の秀才を前には敗れた、という考えもできるでしょう。
いかに効率的に敵を殺傷し、戦争を遂行するかという集合知のシステムが生まれ、偶然に頼らない教育によって軍を支える理想的な士官も育成されていきます。
そんなわけで本作の主人公の「ベルント・バルツァー」少佐は「プロイセン」をモデルにしたであろう軍事先進国「ヴァイセン」で若くして出世したわけですが、そこは宮仕えの悲しさ。
見込まれた上官から軍事顧問として士官学校で教鞭を執るよう命ぜられます。
赴任先はヴァイセンと同一の言語、人種を持ちながら、王家と諸貴族の統治が混沌とした未統一の状態にあり、特に軍事面では五十年は遅れている「バーゼルラント」。
技術の進歩の前に、人類史で二千年以上隆盛を誇った騎兵が役割を終えつつあり、ふたつの世界大戦、機関銃の弾幕が何千何万という兵たちを泥濘に鋤き込む大量殺戮の時代が迫りつつあるそんな御時勢。
いずれ我々の知る世界史と同じ流れを辿ることになるのだろうと予感を感じさせつつも、劇中ではそれを確信するものがさしていないうちに戦争=歴史のダイナミズムに押し流されていく。
それでも人々の日常の営みを描くことをやめないそんな漫画です。
というわけで前置きが長くなりましたが、本作の特色は二点挙げられます。
一点目、ディテールが細やかで、派手な事件ばかりでなく日常から歴史の一ページとしての物語を描く。
巻末などに当時のドイツ圏内の文化、習俗、軍事技術などが紹介されていることからわかるように、作者が年単位の欧州取材を経て得た絵情報は圧巻です。
銃火器はもちろん、マイナー気味な兵器や街角の風景、当時の代表的な戦術や外交について……など、本編進行と合わせて紹介されていくそれらの密度は高く、勉強になります。
衣装風俗に多少の嘘を付かせつつも知りつついいトコ取りする技量もあったりでリアリティと華の兼ね合いも素晴らしい。
またシナリオでも戦場での華々しい勝利だけでは決着は付かず外交で巻き返したり、経済効果という名の飴で議会を懐柔したり、世論を扇動して社会不安を煽ったり、と。
戦場だけでなく、ありとあらゆる面から謀略につながっていく心理戦が描かれているのですよ。
大衆も単なる弱者としては描かれず、いかにしていなすべき相手か? という注目をされていますね。
二点目、教師・中間管理職・軍人・外交官、いくつもの役割を持ちながらも私人としても好感の持てる主人公。
主人公のバルツァー少佐は高級軍人が外交官としての役割も重く置かれる時代ということもあって、軍部による謀略の駒として扱われているのですが、同時にそれを自覚しています。
ただ、独自裁量も与えられており本国の意向をある程度踏まえつつ、赴任先には「情」も抱いています。
二巻以降、教師として教え子は段々可愛くなってくるし、個人的に友情の念を持っている方も現れたりするんです。愛情について語るのは……、今は置いておきましょう。
で、板挟みに遭っていることに嫌な顔をしつつ、どちらかに心中する気もなく「理想」と「現実」を兼ね合う「有能」さを発揮する、主人公として満点の動きをしてくれるのです。
有能な職業軍人として戦場で敵を撃つことに躊躇いはなく、かといってルール無用な殺戮には走らず、出世には人並みに貪欲で、かといって人情を捨てきらず流されない。
そう言った多面性を持った精悍なイケメンなのに常識人なので、人として線を引くところは引いてくれます。保身に走ると言えばそうなのかもしれませんが、組織に属する者の立場に立てば責めるのは酷でしょう。
それでいて時代を先取りした先進的、合理的な考えの持ち主なので、現代人として共感がしやすく。
また、軍事の専門家というだけあって、未熟な士官候補生へ教授するという形でともに読者も学んでいく「先生」でもある。
その点を踏まえつつ、一巻は和やかな学園ものとして進んでいくわけも、ありませんでした。
早速、装備の性能の違いによって布陣がどう変わってくるかということを実証実験させられる羽目になります。
「銃」と一言に言っても、銃口の先から込めるか後から込めるか? 乱暴な言い方をすれば簡単ですが、それだけの違いで歴史は大きく揺らぎます。
技術は戦術を変え、戦術は戦略を変え、戦略は地図を塗り替える。
いかにして自身を含めた五人で前方四五〇メートルから迫りくる五十人の敵を倒したか?
その経緯については実際の本編でお確かめいただくとして、ここ一巻で語られた新式銃の威力は当然ながら続刊でも長ぐ長く語られ、描かれることになります。
二巻以降は区切り方がわからず、しばらくノンストップになると思いますがそれで良ければお付き合いください。
「箱庭」であるはずの学校が「要塞」であったことを実感していただける、歴史のダイナミズムを等身大の視点から体験できると思いますから。
銃も砲も、そのメカニズムは現実と何ら変わりはなく、撃たれれば人は死ぬ、そんな世界での話です。
時に。
歩兵、砲兵、そして騎兵。我々の知る歴史のナポレオンはこの三種の兵科を組み合わせ、特に砲兵の扱い方が巧みであったことから連勝を重ねました。
けれど、ついには大帝国を築いた一人の天才も多数の秀才を前には敗れた、という考えもできるでしょう。
いかに効率的に敵を殺傷し、戦争を遂行するかという集合知のシステムが生まれ、偶然に頼らない教育によって軍を支える理想的な士官も育成されていきます。
そんなわけで本作の主人公の「ベルント・バルツァー」少佐は「プロイセン」をモデルにしたであろう軍事先進国「ヴァイセン」で若くして出世したわけですが、そこは宮仕えの悲しさ。
見込まれた上官から軍事顧問として士官学校で教鞭を執るよう命ぜられます。
赴任先はヴァイセンと同一の言語、人種を持ちながら、王家と諸貴族の統治が混沌とした未統一の状態にあり、特に軍事面では五十年は遅れている「バーゼルラント」。
技術の進歩の前に、人類史で二千年以上隆盛を誇った騎兵が役割を終えつつあり、ふたつの世界大戦、機関銃の弾幕が何千何万という兵たちを泥濘に鋤き込む大量殺戮の時代が迫りつつあるそんな御時勢。
いずれ我々の知る世界史と同じ流れを辿ることになるのだろうと予感を感じさせつつも、劇中ではそれを確信するものがさしていないうちに戦争=歴史のダイナミズムに押し流されていく。
それでも人々の日常の営みを描くことをやめないそんな漫画です。
というわけで前置きが長くなりましたが、本作の特色は二点挙げられます。
一点目、ディテールが細やかで、派手な事件ばかりでなく日常から歴史の一ページとしての物語を描く。
巻末などに当時のドイツ圏内の文化、習俗、軍事技術などが紹介されていることからわかるように、作者が年単位の欧州取材を経て得た絵情報は圧巻です。
銃火器はもちろん、マイナー気味な兵器や街角の風景、当時の代表的な戦術や外交について……など、本編進行と合わせて紹介されていくそれらの密度は高く、勉強になります。
衣装風俗に多少の嘘を付かせつつも知りつついいトコ取りする技量もあったりでリアリティと華の兼ね合いも素晴らしい。
またシナリオでも戦場での華々しい勝利だけでは決着は付かず外交で巻き返したり、経済効果という名の飴で議会を懐柔したり、世論を扇動して社会不安を煽ったり、と。
戦場だけでなく、ありとあらゆる面から謀略につながっていく心理戦が描かれているのですよ。
大衆も単なる弱者としては描かれず、いかにしていなすべき相手か? という注目をされていますね。
二点目、教師・中間管理職・軍人・外交官、いくつもの役割を持ちながらも私人としても好感の持てる主人公。
主人公のバルツァー少佐は高級軍人が外交官としての役割も重く置かれる時代ということもあって、軍部による謀略の駒として扱われているのですが、同時にそれを自覚しています。
ただ、独自裁量も与えられており本国の意向をある程度踏まえつつ、赴任先には「情」も抱いています。
二巻以降、教師として教え子は段々可愛くなってくるし、個人的に友情の念を持っている方も現れたりするんです。愛情について語るのは……、今は置いておきましょう。
で、板挟みに遭っていることに嫌な顔をしつつ、どちらかに心中する気もなく「理想」と「現実」を兼ね合う「有能」さを発揮する、主人公として満点の動きをしてくれるのです。
有能な職業軍人として戦場で敵を撃つことに躊躇いはなく、かといってルール無用な殺戮には走らず、出世には人並みに貪欲で、かといって人情を捨てきらず流されない。
そう言った多面性を持った精悍なイケメンなのに常識人なので、人として線を引くところは引いてくれます。保身に走ると言えばそうなのかもしれませんが、組織に属する者の立場に立てば責めるのは酷でしょう。
それでいて時代を先取りした先進的、合理的な考えの持ち主なので、現代人として共感がしやすく。
また、軍事の専門家というだけあって、未熟な士官候補生へ教授するという形でともに読者も学んでいく「先生」でもある。
その点を踏まえつつ、一巻は和やかな学園ものとして進んでいくわけも、ありませんでした。
早速、装備の性能の違いによって布陣がどう変わってくるかということを実証実験させられる羽目になります。
「銃」と一言に言っても、銃口の先から込めるか後から込めるか? 乱暴な言い方をすれば簡単ですが、それだけの違いで歴史は大きく揺らぎます。
技術は戦術を変え、戦術は戦略を変え、戦略は地図を塗り替える。
いかにして自身を含めた五人で前方四五〇メートルから迫りくる五十人の敵を倒したか?
その経緯については実際の本編でお確かめいただくとして、ここ一巻で語られた新式銃の威力は当然ながら続刊でも長ぐ長く語られ、描かれることになります。
二巻以降は区切り方がわからず、しばらくノンストップになると思いますがそれで良ければお付き合いください。
「箱庭」であるはずの学校が「要塞」であったことを実感していただける、歴史のダイナミズムを等身大の視点から体験できると思いますから。
2016年6月13日に日本でレビュー済み
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設定があまりにマンガチック、大人の鑑賞に耐えない
なので続巻は購入しない
なので続巻は購入しない
2015年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作品のあちこちに散りばめられた、細部にわたるこだわりが好きです。
2012年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書きたいものが非常にしっかりしている作品。
展開にむらが無く山場と間の間隔も考えられていますし、
知識が豊富だからといっても説明だけだらだらと書いているわけではなく、
現在4巻まで出ていますがしっかりと話が進展しており読み応えがあります。
戦記物では今一番期待している作品です。
展開にむらが無く山場と間の間隔も考えられていますし、
知識が豊富だからといっても説明だけだらだらと書いているわけではなく、
現在4巻まで出ていますがしっかりと話が進展しており読み応えがあります。
戦記物では今一番期待している作品です。
2018年8月24日に日本でレビュー済み
中島三千恒『軍靴のバルツァー』(新潮社、BUNCH COMICS)は19世紀の統一前のドイツ風の架空の世界を舞台をした戦争漫画である。『月刊コミック@バンチ』連載作品。
主人公はプロシア(プロイセン)をモデルとした軍事国家ヴァイセン王国の若手将校である。隣国の軍事小国バーゼルラント邦国に士官学校教官として赴任する。バーゼルラントはヴァイセンと比べると軍事的には後進国で、平和ぼけしたところもある。ヴァイセンは併合の野心を隠し持っている。
この設定からはバーゼルラントに感情移入したくなるが、この国の士官学校は旧日本軍的な奴隷兵士を作る軍隊教育を行っていた。それは軍国主義的な筈のヴァイセンの将校でも眉をひそめたくなるものであった。ヴァイセンの将校の方が、はるかに合理主義であった。
私はプロシア風の官僚主義を嫌悪している。これは明治日本が手本としたもので、個人を抑圧する日本の官僚制の原点となっているためである。しかし、日本大学に見られるようなドン支配の日本的集団主義はヴァイセンよりもバーゼルラントに近い。外部の目に晒されていない小集団は偏狭になりやすい。やはり情報公開が改革の一丁目一番地になると感じた。
本作品は近代の戦争や戦術を描きたいものと感じさせる。そのために、あえて架空の世界としたのだろう。田中芳樹『銀河英雄伝説』も未来の宇宙の艦隊戦を描いているが、その実は近代の陸戦であった。
主人公はプロシア(プロイセン)をモデルとした軍事国家ヴァイセン王国の若手将校である。隣国の軍事小国バーゼルラント邦国に士官学校教官として赴任する。バーゼルラントはヴァイセンと比べると軍事的には後進国で、平和ぼけしたところもある。ヴァイセンは併合の野心を隠し持っている。
この設定からはバーゼルラントに感情移入したくなるが、この国の士官学校は旧日本軍的な奴隷兵士を作る軍隊教育を行っていた。それは軍国主義的な筈のヴァイセンの将校でも眉をひそめたくなるものであった。ヴァイセンの将校の方が、はるかに合理主義であった。
私はプロシア風の官僚主義を嫌悪している。これは明治日本が手本としたもので、個人を抑圧する日本の官僚制の原点となっているためである。しかし、日本大学に見られるようなドン支配の日本的集団主義はヴァイセンよりもバーゼルラントに近い。外部の目に晒されていない小集団は偏狭になりやすい。やはり情報公開が改革の一丁目一番地になると感じた。
本作品は近代の戦争や戦術を描きたいものと感じさせる。そのために、あえて架空の世界としたのだろう。田中芳樹『銀河英雄伝説』も未来の宇宙の艦隊戦を描いているが、その実は近代の陸戦であった。
2012年12月13日に日本でレビュー済み
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この手の漫画にありがちな武器の構造や理論を無視した展開はない(と思った
昔の軍隊とはどうゆうものなのかが読んでいれば自然と理解できるような
ファンタジー嫌いで戦争物好きな人にはおすすめです
昔の軍隊とはどうゆうものなのかが読んでいれば自然と理解できるような
ファンタジー嫌いで戦争物好きな人にはおすすめです