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学生との対話 (新潮CD 講演) 単行本 – 2002/6/24
三島 由紀夫
(著)
- 本の長さ2ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2002/6/24
- ISBN-104108300904
- ISBN-13978-4108300903
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2002/6/24)
- 発売日 : 2002/6/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 2ページ
- ISBN-10 : 4108300904
- ISBN-13 : 978-4108300903
- Amazon 売れ筋ランキング: - 179,945位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,456位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1925-1970)東京生れ。本名、平岡公威。
1947(昭和22)年東大法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも9ヶ月で退職、執筆生活に入る。1949年、最初の書き下ろし長編『仮面の告白』を刊行、作家としての地位を確立。
主な著書に、1954年『潮騒』(新潮社文学賞)、1956年『金閣寺』(読売文学賞)、1965年『サド侯爵夫人』(芸術祭賞)等。1970年11月25日、『豊饒の海』第四巻「天人五衰」の最終回原稿を書き上げた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。ミシマ文学は諸外国語に翻訳され、全世界で愛読される。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
信条の違いを超えて、対話の相手に明るく、朗らかでありながら真摯に語りかける態度は、現在の知識人が失ったものの一つと言えるかもしれない。こうした表の顔の裏ににある深いニヒリズムを思うと、少々切なくなる。
2011年5月5日に日本でレビュー済み
ぼくは、三島由紀夫は、悲劇的な部分ばかりが強調されているような気がします。しかし、このCDを聞けば、爆笑のパンチラインを繰り出すギャグの名人なのが、わかります。三島由紀夫は、僕たちにもっと笑って欲しかったんだと思います。市ヶ谷で行動が、226事件の反復であるとするならば、マルクスの言葉の通り、「歴史は繰り返す、最初は悲劇として、二度目は....。」
2003年8月19日に日本でレビュー済み
三島由紀夫を知らない学生が増えている、という声をどこかで聞いた。
学生が三島由紀夫知らないなんて驚きだが、少しでも本を読んだりして
興味がわいてきたら、このCD(これなら保存も完璧!)もぜひ聴いて
欲しい。
この講演は1968年10月3日早稲田大学で行われた『国家革新の原理』を収
録したもので、1969年『文化防衛論』として新潮社から本も出ている。
ナショナリズムとは何かが注目され、愛国心をとりもどそうと大人たちが
必死になっている今、「三島が考えた国とは何なのか」を考えてみるのは
どうだろうか。このCDでは、学生と三島が質疑応答で、対話する場面も
あり、相反する両者の声を収録した貴重な資料ともいえる。とにかく!本
とは違い、生の三島の講演を聴けば彼の話し!方や、ユーモアから新しい一
面を知れること間違いなしだ。
こんなドラマティックな生涯を生きた人はなかなかいない!!名前だけし
か知らないという方は、一度聴いてみてはいかがだろう。特に学生さん!
学生が三島由紀夫知らないなんて驚きだが、少しでも本を読んだりして
興味がわいてきたら、このCD(これなら保存も完璧!)もぜひ聴いて
欲しい。
この講演は1968年10月3日早稲田大学で行われた『国家革新の原理』を収
録したもので、1969年『文化防衛論』として新潮社から本も出ている。
ナショナリズムとは何かが注目され、愛国心をとりもどそうと大人たちが
必死になっている今、「三島が考えた国とは何なのか」を考えてみるのは
どうだろうか。このCDでは、学生と三島が質疑応答で、対話する場面も
あり、相反する両者の声を収録した貴重な資料ともいえる。とにかく!本
とは違い、生の三島の講演を聴けば彼の話し!方や、ユーモアから新しい一
面を知れること間違いなしだ。
こんなドラマティックな生涯を生きた人はなかなかいない!!名前だけし
か知らないという方は、一度聴いてみてはいかがだろう。特に学生さん!
2001年9月13日に日本でレビュー済み
録音状態が良いため、さながらその場所に参加しているような気にもなります。しかし、質疑応答の部分は学生側の声の録音レベルが小さいので多少聴きづらい面はあります。
それはともかく、三島由紀夫が講演上手なのには驚きました。冒頭の部分ではユーモアで聴衆をしっかりと惹きつけておき、すこし話が込み入ってきて聴いているほうが「飽きてきたかな」と思われるところでは、ちゃんと冗談を言って注意を引いているところなど、まさに妙技です。
学生運動が激しさを増す前の真剣な学生に正面からぶつかっていくかと思いきや、肩透かしをしてみせる三島の頭の回転には脱帽です。
それはともかく、三島由紀夫が講演上手なのには驚きました。冒頭の部分ではユーモアで聴衆をしっかりと惹きつけておき、すこし話が込み入ってきて聴いているほうが「飽きてきたかな」と思われるところでは、ちゃんと冗談を言って注意を引いているところなど、まさに妙技です。
学生運動が激しさを増す前の真剣な学生に正面からぶつかっていくかと思いきや、肩透かしをしてみせる三島の頭の回転には脱帽です。
2010年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三島の言葉は小説のそれと違い、比較的平易な日本語とわかりやすい例えやユーモアも交えているので
非常にわかりやすいです。しかし、観念的な内容も多いので、何度か聞き返して初めて府に落ちる部分もあります。逆に言うと、聞き返す度に新しい発見があるような不思議な演説です。
ただ、学生の質問の音量が小さく仲々、聞き取れない部分もあるので、それは残念。
ただ、どんな質問に対しても戸惑うことなく、確固たる言葉で演説する三島は、今聞いてもたしかにかっこいい。
非常にわかりやすいです。しかし、観念的な内容も多いので、何度か聞き返して初めて府に落ちる部分もあります。逆に言うと、聞き返す度に新しい発見があるような不思議な演説です。
ただ、学生の質問の音量が小さく仲々、聞き取れない部分もあるので、それは残念。
ただ、どんな質問に対しても戸惑うことなく、確固たる言葉で演説する三島は、今聞いてもたしかにかっこいい。
2021年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三島に会って講演を頼み、直前になって断られた理由を、録音から手掛かりを得たかった。少なくとも、能や現代演劇論を聴く楽しみが消え、軽蔑すべき全学連の学生との対話に、なぜ、三島は参加したのか、もう50年間ずっと、疑問であった。何度も何度も、三島と全学連との対話を聴き続けてきてその謎を解いてみたかった。その結果、三島は、死ぬ気で、対話することにしか興味がなかったのではないかと考えるようになった。当時文学少年であった自分の未熟さを漸く素直に聞き取ることができました。