高校生の時か、浪人の時読んだのだけどぶっちゃけラブストーリーです。
死闘を潜り抜けて愛する人と結ばれると言う歴史だけではなく花木蓮のお話としては良いと想います。
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風よ、万里を翔けよ 単行本 – 1998/9/1
田中 芳樹
(著)
- 本の長さ347ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1998/9/1
- ISBN-104120028267
- ISBN-13978-4120028267
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
隋末大乱の戦野をかける伝説の美少女・花木蘭。北に高句麗を征し、南に賊軍を討つ-落日の大隋帝国を支えて勇戦した男装の佳人を描く中国歴史長篇。1997年刊の再刊。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1998/9/1)
- 発売日 : 1998/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 347ページ
- ISBN-10 : 4120028267
- ISBN-13 : 978-4120028267
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,839,819位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 436,814位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1952年10月22日、熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年在学中に「緑の草原に…」で、幻影城新人賞受賞。1988年「銀河英雄伝説」にて第19回星雲賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 野望円舞曲〈9〉 (ISBN-13: 978-4199052019 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三国時代や項羽と劉邦だけでなく、日本人にあまりしられていない中国の歴史は、こんなに面白いものがあるんだよと、教えてくれた最初の一冊です。
ムーランよりずっと先だしね。
とりあえずこれをかわきりに、「奔流」「紅塵」などもどんどん電子書籍化をお願いします。
ムーランよりずっと先だしね。
とりあえずこれをかわきりに、「奔流」「紅塵」などもどんどん電子書籍化をお願いします。
2020年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本棚の1991年ハードカバー版と2000年文庫で両方とも「校点后記」というあとがきがあったが、電子版にはなかった。
文庫あとがきに改訂を行った文庫版を定本とするとあるので電子版は中公文庫版かな。
文庫の中国語翻訳家の解説で巾幗英雄伝の多さを知った。
木蘭の設定や時代も様々な複数ある人気の物語から作者の解釈でハッピーエンドになった。
作者は1998年のあとがきには米国大手アニメ映画に題材をとられたことを嘆いていた。
コミック化もされたし、日本でアニメ化もしてほしいな。
文庫あとがきに改訂を行った文庫版を定本とするとあるので電子版は中公文庫版かな。
文庫の中国語翻訳家の解説で巾幗英雄伝の多さを知った。
木蘭の設定や時代も様々な複数ある人気の物語から作者の解釈でハッピーエンドになった。
作者は1998年のあとがきには米国大手アニメ映画に題材をとられたことを嘆いていた。
コミック化もされたし、日本でアニメ化もしてほしいな。
2008年10月18日に日本でレビュー済み
空想上の人物であると考えられている花木蘭の女将としての勇姿を中心に描かれているが、武勇に長けていことの経緯などが不明瞭なため、誇大な印象を受けてしまいました。
ですが、『隋唐演義』などの影響を受けずに一から調べ挙げた上で作品としてまとめられており、希少価値を含めると採点以上の内容ではないかと思います。
ですが、『隋唐演義』などの影響を受けずに一から調べ挙げた上で作品としてまとめられており、希少価値を含めると採点以上の内容ではないかと思います。
2014年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
20年前に読んで、今回再読しました。田中芳樹の中国物としては初期のものにあたり、田中芳樹がいちばん田中芳樹らしかった頃のものです。その後の田中作品を彷彿させるようなところもあり、興味深かったです。
2009年11月25日に日本でレビュー済み
田中芳樹氏が中国の伝説上の女傑・木蓮を主人公として書いた作品です。
木蓮の物語はディズニーのアニメにもなっているから、日本でもご存知の方も多いと思います
中国でも木蓮の物語は色々と伝わっているのでどれが正しいとは言えないようですが
田中芳樹氏のこの作品では老いた父に代わり男装して従軍した少女・木蓮が、戦功を重ね時代を生き抜く話です。
多くの作品では、その後、故郷に戻るとありますが故郷に戻ると悲劇的な結末を迎える木蓮の物語もあるようですが
この話では、それは避けてハッピーエンドで終わらせています
この木蓮の物語の舞台は、隋の時代
専横を極めた煬帝の政治によって、巨大帝国・隋が崩壊を初め。
新たに起こった唐に王朝交代が起こる時代の物語です。
煬帝の高句麗遠征から隋の崩壊、李世民による唐の建国までの時代が描かれています
田中芳樹氏は、唐の李世民が好きなようで、この作品以外にも幾つかの作品で彼を取上げ
中国史上最高の名君と讃えています。
若くして中国史上もっとも強力な王朝である唐の建国を成し遂げた名君ではありますが
皇位継承を巡り、自らの二人の兄やその子供たちを殺めるなど、評価も分かれるところがあるでしょう。
何れにしても、木蓮という物語の人物を通じて、異国の歴史を眺めるのは楽しいと思います。
中国史は田中芳樹氏がもっとも好きな歴史ですから、この作品にも力が入っています
木蓮の物語はディズニーのアニメにもなっているから、日本でもご存知の方も多いと思います
中国でも木蓮の物語は色々と伝わっているのでどれが正しいとは言えないようですが
田中芳樹氏のこの作品では老いた父に代わり男装して従軍した少女・木蓮が、戦功を重ね時代を生き抜く話です。
多くの作品では、その後、故郷に戻るとありますが故郷に戻ると悲劇的な結末を迎える木蓮の物語もあるようですが
この話では、それは避けてハッピーエンドで終わらせています
この木蓮の物語の舞台は、隋の時代
専横を極めた煬帝の政治によって、巨大帝国・隋が崩壊を初め。
新たに起こった唐に王朝交代が起こる時代の物語です。
煬帝の高句麗遠征から隋の崩壊、李世民による唐の建国までの時代が描かれています
田中芳樹氏は、唐の李世民が好きなようで、この作品以外にも幾つかの作品で彼を取上げ
中国史上最高の名君と讃えています。
若くして中国史上もっとも強力な王朝である唐の建国を成し遂げた名君ではありますが
皇位継承を巡り、自らの二人の兄やその子供たちを殺めるなど、評価も分かれるところがあるでしょう。
何れにしても、木蓮という物語の人物を通じて、異国の歴史を眺めるのは楽しいと思います。
中国史は田中芳樹氏がもっとも好きな歴史ですから、この作品にも力が入っています
2003年9月28日に日本でレビュー済み
男装の美少女。
それだけで、かなり萌えな、シチュエーション(笑)。中国の古典的物語としては、広く知られている花木蘭の田中芳樹さん版。読みやすくて、かなりのオススメです。日本人には、それほど馴染みはないかもしれないけど、その国ではポピュラーという話は、凄く面白場合が多い。なぜなら、何百年と大衆に指示された物語は、つまらんわけないからです。ちなみに、大帝国を築いた天才的な隋の皇帝の最盛期(落ちる寸前)の時代が、背景になっています。
それだけで、かなり萌えな、シチュエーション(笑)。中国の古典的物語としては、広く知られている花木蘭の田中芳樹さん版。読みやすくて、かなりのオススメです。日本人には、それほど馴染みはないかもしれないけど、その国ではポピュラーという話は、凄く面白場合が多い。なぜなら、何百年と大衆に指示された物語は、つまらんわけないからです。ちなみに、大帝国を築いた天才的な隋の皇帝の最盛期(落ちる寸前)の時代が、背景になっています。
2020年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新装版のカバーがどうしても気に入らず、こちらの本が「状態とてもよい」だったので手に入れたのですが初版から20年の時間は「もはや状態などどうにもならない」の誤りでした。本当に大失策だったと痛恨の後悔をしています。もう見事にダニが湧いてる臭いもしてたのでしばらく海嘯ともども日干しするほどでした。ただし内容は田中先生初の中国ものだけあって全く古びていませんでした。なぜ手放した2011年のわたし(またか)。ともかくもディズニーの映画化でせっかくの機会を失った(しかも映画は駄作らしい)と聞いていると、これをなぜ日本のアニメ会社は映画化しなかったと臍をかまずにはいられない名作です。もう「ふたり」の主人公、沈光と煬帝、そして「循吏」の鏡と言える中盤の実質的主人公張須陀、煬帝の正妃蕭皇后、魅力的な人物たちには事欠きません。銀英伝の礎のひとつでもあるだろうこの世界この時代の「巧みな物語化」には舌を巻くしかありません。繰り返します。今からでも遅くない。花木蘭をアニメにしましょうよ。原作はもちろんこれで。