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どこか古典派 単行本 – 1999/10/1
中村 紘子
(著)
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1999/10/1
- ISBN-104120029514
- ISBN-13978-4120029516
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ピアニストとしてデビュー40周年。その繊細でダイナミックな演奏で世界を魅了してきた名ピアニストが、ピアノのことはもちろん、日本と外国の文化のこと、愛犬のことまで、「どこか古典派」の味わいでおくるエッセイ集。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1999/10/1)
- 発売日 : 1999/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 222ページ
- ISBN-10 : 4120029514
- ISBN-13 : 978-4120029516
- Amazon 売れ筋ランキング: - 656,191位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 194位演奏家・指揮者・楽器の本
- - 10,464位近現代日本のエッセー・随筆
- - 29,271位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく面白い。世界中で演奏した中村絋子さんでなければ見れない、聞けない、感じることができないことがいっぱい詰まった音楽家がみた世界、演奏会、人々。
2017年6月10日に日本でレビュー済み
いいな とおもって 各章を じっくり読み始めると すぐに終わってしまう。
平均2ページで完結する短文集。
掘り下げていくと面白い題材が 中途で途切れて終わりで 残念。
著者の筆力が発揮されるのは やはり もう少し長い文章であろう。
平均2ページで完結する短文集。
掘り下げていくと面白い題材が 中途で途切れて終わりで 残念。
著者の筆力が発揮されるのは やはり もう少し長い文章であろう。
2007年4月27日に日本でレビュー済み
世界あちこちを飛び回る音楽家の方の文章はたとえそれが日本でのささいな日常のひとコマを綴っていてもどこか躍り出すような驚きに満ちています。機知に富んだ軽快な〜とでも形容されるのでしょうか。
彼女と世界とのほんの少しの「ズレ」が古典派たる所以。そしてそこならではの目線できっちりシニカル。
我が家のペットから世界や日本の音楽事情まで垣間見ることのできるお得な一冊。
彼女と世界とのほんの少しの「ズレ」が古典派たる所以。そしてそこならではの目線できっちりシニカル。
我が家のペットから世界や日本の音楽事情まで垣間見ることのできるお得な一冊。
2006年10月28日に日本でレビュー済み
数ヶ月前だか、NHKの番組で丸ごと一羽の鳥を大きな包丁で真っ二つにする中村さんを見た。ピアニストと刃物、それ程似合わない組み合わせはない。
しかしそれから鮮やかな手つきで鳥をさばき、野菜を切り、その間に周りの洗い物と掃除を済ませていく手際のよさに、ただただ感心した。
ピアニストとはそういった下々のなす事、炊事洗濯掃除とは無縁の別世界に住む方々と思っている人が多い。実際、あまりにも庶民とかけはなれた人が多いのだが、中村さんの場合は違う。料理を楽しみ、車の運転をし、本を読み、人生を楽しみ、そういった普通の感覚を持つ蛮族なのである。
文章の簡潔にして明確、そしてところどころにちりばめられたユーモア、中村さんのお茶目な人柄を表した魅力的な文章である。
芸術家たるものアンテナを張り巡らして様々な事を吸収してからこそ芸の重みも深まるというもの。この本で触れられていた早熟の天才たちが数年後に平凡なピアニストになってしまうのはこういった精神的な柔軟性が欠けているかれではないか、と思う。
女性として、そして犬猫の母親として輝いている中村さんが100歳になった時の演奏会楽しみである。
しかしそれから鮮やかな手つきで鳥をさばき、野菜を切り、その間に周りの洗い物と掃除を済ませていく手際のよさに、ただただ感心した。
ピアニストとはそういった下々のなす事、炊事洗濯掃除とは無縁の別世界に住む方々と思っている人が多い。実際、あまりにも庶民とかけはなれた人が多いのだが、中村さんの場合は違う。料理を楽しみ、車の運転をし、本を読み、人生を楽しみ、そういった普通の感覚を持つ蛮族なのである。
文章の簡潔にして明確、そしてところどころにちりばめられたユーモア、中村さんのお茶目な人柄を表した魅力的な文章である。
芸術家たるものアンテナを張り巡らして様々な事を吸収してからこそ芸の重みも深まるというもの。この本で触れられていた早熟の天才たちが数年後に平凡なピアニストになってしまうのはこういった精神的な柔軟性が欠けているかれではないか、と思う。
女性として、そして犬猫の母親として輝いている中村さんが100歳になった時の演奏会楽しみである。