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にほん語観察ノート 単行本 – 2002/4/1

3.6 5つ星のうち3.6 28個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

人生の難局を切り抜け、難問を乗り越える。その力が「ことば」である。新聞投書から首相の答弁まで、著者が感銘を受けた言葉や迷言を幅広く取り上げる。『読売新聞』日曜版連載を単行本化。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2002/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 252ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4120032558
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4120032554
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 28個の評価

著者について

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井上 ひさし
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昭和9年(1934)、山形県生まれ。上智大学外国語学部フランス語科卒。浅草フランス座文芸部兼進行係などを経て、戯曲「日本人のへそ」、NHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」などを手がける。47年「手鎖心中」で直木賞受賞、54年「しみじみ日本・乃木大将」「小林一茶」で紀伊國屋演劇賞、翌年読売文学賞戯曲賞を受賞。56年「吉里吉里人」で日本SF大賞、翌年読売文学賞小説賞を受賞。平成11年、菊池寛賞受賞。平成16年、文化功労者。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ボローニャ紀行 (文春文庫) (ISBN-13:978-4167111281 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
28グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
井上ひさし氏のご逝去の報に接し、数冊をまとめて購入した一冊です。
日本語の表現に 常に先鋭な 問題意識をもって居られた作者の、
エッセイ風論評。
各章毎に 気になる表現の例が挙げてあって、
それについて、話題は 彼方此方に飛ぶので、それにつきあっていくうち、
言葉、表現の問題を 一緒に考える 趣向になっています。
気楽に読めて、内容は深く、洒脱、
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日常生活のあらゆる場面で、不用意に使われている日本語。その場面はレストランのウエイターの敬語だったり、首相の所信表明演説だったりする。政治家や役人が好んで使う用語、日本語の発音の変化、赤ちゃんの名前。それらに対する著者の研ぎ澄まされた感覚は、日本語が壊れていく、それを食い止めるにはどうしたらよいかなどについて、著者一流の簡潔な表現で対応策を提示している。
と言っても、本書は決して肩の凝るような固い本ではない。
多分(読売)新聞のコラムとして長い間、連載されていたのだろう。その時々の新聞に乗るようなトピックを選んで、短いエッセイ風にまとめてある。
その意味ではタイムリーに読めばよく出来た本だが、なにせ取り上げられた題材が1999年、2000年頃のもので、本書は2010年6月に再販発行されたものだが、題材が陳腐化していることは、どうしようもない事実である。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月16日に日本でレビュー済み
 面白く、そして分かりやすい。また、ハッとさせられる指摘も多い。日本語には音素が百十数個しかないので、四百もある中国語や何千もある英語より駄洒落が作りやすいとか、日本語はカウントアップするときとカウントダウンするときで、使用する音が違うなど、言われるまで気づかなかったことが次々と登場しワクワクする。

 特に楽しめたのは、「語彙数」のところの「語彙数推定50問」(NTTコミュニケーション科学基礎研究所作成)です。
[...]へいくと、さらに2つのテストを受けることができます。
 49「釜がえり」は、特種な語という指摘を受けたため、現在は「パララックス」に置き換えられています。

 これを読んで、楽しめた人には、次『私家版 日本語文法』や『話し言葉の日本語』を薦めます。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年6月24日に日本でレビュー済み
二十世紀の末の、新聞などを賑わせた言葉を題材に、筆者独特の視点から斬り込んだり、あるいは多くの人がモヤモヤしていることのどこがモヤモヤしているのか、諧謔味を伴って解説してる一冊。
ほかの著書同様、政治家、公務員へのピリッとした批判が小気味良い。

その当時に話題となった言葉を取り上げているので、なるほど時代を感じさせる。
確かに「わからないけど」なんて表現、この時代には自分もよく使っていた。自覚症状もあって、「わかんないけど、って使えば、何でも言えちゃうよね」なんて友人と笑って語り合っていたことを懐かしく思い出した。

わずかに物足りないのは、新聞の連載の締め切りが各回近かったのだろうか、同じ著者「私家版 日本語文法」より掘り下げが浅いかなぁ、というところ(しかしその分気軽には読める)。
また、題材となる言葉の掲載年月日が書かれているとより分かり易かった。各エッセーの最後にはそれが何時の新聞からのものか書かれてはいるが。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年11月14日に日本でレビュー済み
 毎回、「お題」であるらしい新聞の記事や投稿が載っていて、そのあとに新聞に連載された文章がくる。単行本だと2,3ページで終わるぐらいの分量の文章だが、起承転結がはっきりしているものが多い。

 こういう論理展開だとこう終わるなと思ったら、途中でひっくり返ることも多く、世論が一つの方向に行くと危ないので、わざと反対のことを言うという姿勢も好感が持てた。

 日本語の話から社会批評になっているものも多く、どれだけ普段使う言葉が意見に影響するかと思うと、それもまた面白い。

 大体において、「最近の若者はこれだから」という意見には反対していて、これは昔に戻っただけだというものも多かった。どこまで本気でそう思っているのかは知らないが、「問答無用」と言うようになったら危ないというのは全くその通りだと思うし、とりあえず異論を出してみる人は、世の中に必要だと感じた。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート