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自民党幹事長室の30年 単行本 – 2002/12/1
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- 本の長さ346ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2002/12/1
- ISBN-104120033430
- ISBN-13978-4120033438
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
30年にわたって自民党事務局に勤務した著者が間近で見てきた歴代幹事長の素顔。小沢一郎氏や故梶山静六氏など、実力者を一刀両断にする一方で、「人間味あふれる有力政治家が少なくなった」ことが、自民党の退潮の一端、と著者は憂う。(聞き手は田村 俊一)
政治家に必要な人間性
――故田中角栄氏から加藤紘一氏まで、本の中に出てくる歴代の自民党幹事長の隠されたエピソードを非常に興味深く読みました。
歴代の自民党幹事長というのは、多くが派閥の領袖です。今の自民党の派閥を見ていると、派閥のボスの人間的な魅力が薄れてきたように思いますね。田中角栄氏にしろ大平正芳氏にしろ、20~30年前の派閥のボスというのは、集金力だけではなく、人間としての魅力を持っていた。だから、ボスたり得たのです。こうして振り返って本を書いても、彼らのエピソードには事欠きません。そういう意味では、日本社会と同様、自民党の中の人間関係もドライなものになっているのかもしれません。
それと同時に、節度も失われてきた。本でも触れましたが、明治生まれの政治家が主流だった当時は、大臣を任命するのでも、北海道出身の議員が、北海道開発庁長官に任命されることはなかった。もちろん汚職を防ぐためです。それが今はその分野、地域に詳しいから任命する、という具合になってしまった。その結果が、逮捕された鈴木宗男議員のような議員を生み、族議員と呼ばれる議員が幅を利かせることになりました。情けないことです。
――最近の幹事長たちには手厳しいですね。特に世間では豪腕で知られ、自民党内の「改革派」と目された小沢一郎元幹事長(現自由党党首)と、故梶山静六元幹事長には非常に厳しい見方をしています。
確かに世間の人は彼らの豪腕に期待したかもしれません。その人となりについてはご存じないからです。しかし、間近で見てきた私にとっては、両人とも人間性が足りないとしか思えなかった。我々自民党の事務方への接し方がそうだったのです。昨年末に民主党と自由党の合流騒動が起きましたが、鳩山(由紀夫民主党前代表)さんも、小沢さんにいいように乗せられたのではないでしょうか。ですが、その存在が不要になれば平気で捨て去るのが、小沢さん。今までそれで何人の政治家が小沢さんの元を離れていったか。
古い考えかもしれませんが、派閥のボスも務められない人に、日本は治められないと思います。その意味で、今有力政治家と呼ばれる人のうち、何人が派閥のボスにふさわしい働きをしているでしょうか。そう考えた時、自民党内の人材は昔より減った感は否めません。
――それにしても、人材に乏しい自民党に対抗できる野党がないというのも寂しい話ですね。
今の野党第一党は民主党、昔は日本社会党です。ところが、物足りないという意味では、同じです。議員の数もちょうど同じくらいでしょうか。細川(護煕)政権の誕生で政権交代が起きたにもかかわらず、現状はその前と変わらない。「歴史は繰り返す」と言いますが、政治の状況を見ていると、まさにそうですね。
――今の小泉純一郎首相についてはどう見ていますか。
いつまでも小泉さんと自民党が対立する構図を続けるというのは、お互いにとって不幸なことです。小泉さんの掲げる改革は方向性は大筋で正しいと思いますし、国民も改革を支持している。ですが、それを実行するには自民党の協力が不可欠です。いかに党に協力する気にさせるか。小泉さんのリーダーシップが問われるという意味で、今年が正念場になるでしょう。
( 田村 俊一)
(日経ビジネス 2003/01/27 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2002/12/1)
- 発売日 : 2002/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 346ページ
- ISBN-10 : 4120033430
- ISBN-13 : 978-4120033438
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,173,686位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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政界の裏側について知りたい方は、ぜひご一読を。
往年の政治家たちのクセ、性格などを具体的な出来事を例示して描写しているので、えっ?あの人が・・・そうなの!!と驚いたものが幾つもありました。
筆者自身も自民党を愛する党員として、自民党のために仕事をされています。
セバスチャンっぷりが素晴らしいです。
既にお亡くなりしている先生も多いし、現役の方もいらっしゃるし、色々書きにくいこともおありかと思います。
それにしても小沢一郎、奥様の手紙の件といい、セバスチャンの記述といい、身内や側近から矢を放たれる小沢一郎って相当なモンですね。
小沢一郎に関しては警告を発しまくっています。
小沢一郎の対極にあるのが田中角栄。筆者が一番愛する政治家です。
1人の人間としても、国を思う政治家としても、信頼するに足る人物ということがよく分かります。
とても楽しい本でした。