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一階でも二階でもない夜: 回送電車2 単行本 – 2004/6/1

4.9 5つ星のうち4.9 6個の評価

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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

しだいに身体を縮めてどこでもないジオラマのなかに入り込んでいくようだった…。こちら側との通路をかぎりなく曖昧に開いたままで。長短さまざまな54編のエッセイを収録した、「回送電車」第2弾。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2004/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 263ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4120035360
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4120035364
  • カスタマーレビュー:
    4.9 5つ星のうち4.9 6個の評価

著者について

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堀江 敏幸
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1964(昭和39)年、岐阜県生れ。1999(平成11)年『おぱらばん』で三島由紀夫賞、2001年「熊の敷石」で芥川賞、2003年「スタンス・ドット」で川端康成文学賞、2004年、同作収録の『雪沼とその周辺』で谷崎潤一郎賞、木山捷平文学賞、2006年、『河岸忘日抄』で読売文学賞を受賞。おもな著書に、『郊外へ』『いつか王子駅で』『めぐらし屋』『バン・マリーへの手紙』『アイロンと朝の詩人―回送電車III―』『未見坂』ほか。

カスタマーレビュー

星5つ中4.9つ
5つのうち4.9つ
6グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2007年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
じっくりとかみしめたい本です。
時間の経過や通り過ぎてきた事物のひとつひとつが、
自分の中でどんな風景としてのこり、
どんな言葉で意味を深めてきたのか?
何度もボク自身を振り返りながら読み終えました。

なんだかとても好きな一冊になってしまいました。
そういう本って、タイトルからして何かしらひきつけられるものですね。
手にとって開いてみると、本としての存在感が
またすごく自然に読み手になじんでくるのです。

読みたい本、というよりも、“読みつづけたい本”
出会えたことがうれしい一冊です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この人の本は、装丁がいつもとても美しい。それは、美学やフェティッシュというどことなくいかがわしい表現とは全く違う、ものごとにたいするささやかなこだわりの、表れであるように思う。親しみやすいのだが、どことなく突き放した感もあり、思わず手にとってみたくなる、読まなくても時々めくってみたくなる、そんな本だ。
本書に収められている短いエッセイも、コーヒーを飲む、図書館で本を読む、路上サッカーの観戦者になる、公園を歩くといった、暇な人なら誰でもやっていそうなことばかりだ。しかし本書は、こうしたことがらを後生大事に強調するのでもなく、説教めいて語るのでもない。ただ、ある種のものごとには、くぼみのようなものがあり、そのいびつなかたちは人を惹きつけてやまない。筆者はそうした小さな日常のくぼみに落ちたものものを拾い集めるのがうまい人だと思う。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年3月11日に日本でレビュー済み
氏のエッセイ集「回送電車」の続編。前作も本当に素晴らしいエッセイでしたが本作も素晴らしいできばえです。氏のエッセイに共通しているのは日常の何気ない事を導入部に氏の精神世界(心のありよう)を語る、という点でしょう。作品の世界に浸っていると、非常に心地よく、うるさくない=静かな世界に自分が包まれる様に感じられます。句読点があまり無い文章は妙に後を引き、もっと読みたい気持ちにさせられます。ある文章では梅雨時の雨の描写から永井荷風「つゆのあとさき」へとつなげてゆき、あるいは文章の冒頭からダイレクトに須賀敦子氏の訃報から始めて須賀氏の作品や訳業等にも目配りの効いた、しかも堀江氏にしか書き得無い絶妙の評伝になっている、といった様に奔放でありながらきれいに纏められています。氏の文学は私小説風でありながら、氏の物事に対する確かな距離感の様なものが淡いユーモアと共に存在する。
氏は文化・芸術の最高の水先案内人の一人と思います。その特質が最も良く表現されている、入門には最適の一冊だとおもいます。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年4月17日に日本でレビュー済み
前作「回送電車」を読んでいなくても読めるスケッチ風のエッセイというか、散文というか...、つまりいつもの堀江さんの文章です。

今回もとても細やかな文章で堀江さん好みの事柄を語ってくれます。中でも気になったのは獅子文六という作家の「悦ちゃん」という小説の紹介です。この作家さんは私は全く知らなかったのですが、すごく面白そうです。

また、須賀 敦子さんへの追悼文も載っていて作家さんの横の繋がりなにかも感じさせてくれます。

中でも、「始末書の書き方」という章には「いつか王子駅で」の誕生秘話(秘話というか顛末というか)が綴られていて、いつも私が堀江さんの文章を読んで感じる、計算されているであろうけれども計算高さを感じさせない文章 というのが間違いであったという事判明致しました。

ここに訂正させて頂きます、大いなる偶然のなせる技なのだと。何だか村上 春樹さんの「カンガルー通信」を思い出しました。そんな偶然がこれからも堀江さんにたくさん起こって、たくさん文章を描いていただきたいです。

ここは私にとって興味深い章でした、読んで良かった。まさかビル・エバンスが関係あったとは。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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