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ミステリ十二か月 単行本 – 2004/10/1

4.8 5つ星のうち4.8 4個の評価

「よくこんなことを考えたな!」と感心したくなる『七人のおば』/高校生の北村少年がこたつで読んだ名作『虚無への供物』/「そんな馬鹿馬鹿しい話」と思ったら、実は……!『成吉思汗の秘密』/寝る前に一編ずつ読んでも、ふた月楽しめる『ミニ・ミステリ傑作選』 出会えて良かったと思える本が、かならずあります。 有栖川有栖氏との熱血対談と、大野隆司氏の彩色版画を収録
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2004/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 277ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4120035743
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4120035746
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 4個の評価

著者について

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北村 薫
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北村 薫

1949(昭和24)年、埼玉県生れ。早稲田大学ではミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、’89(平成元)年「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。’91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。作品に『ニッポン硬貨の謎』(2006年本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(’09年直木賞受賞)など:本データは『1950年のバックトス (ISBN-13:978-4101373324 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
4グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もともとの新聞連載は青少年が対象だった様ですが、大人の私も大満足。
本書を参考に未読の物、今まで買おうとは思わなかった物をたくさん購入。世界が広がりました。
また 瀬戸川 猛資さんの「夜明けの睡魔」という本で太鼓判がおされたミステリのうち、どこがそれほどおもしろいのか何度読み返してもわからない物がいくつかあって、自分の読み方が間違っているのかなと長年疑問に思っていたのですが、北村さんのこの本のなかに瀬戸川さんセレクト本についての説明もあって、ようやく納得できました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年12月3日に日本でレビュー済み
読売新聞の連載のときから本になればと思っていました。版画家の大野隆司さんの絶妙な版画挿絵が50点も入っているので単なる推理小説のガイドブック以上の楽しみがありました。また、版画挿絵には紹介本の謎が隠されています。というかダジャレが隠れている。その解説もあり、新聞掲載時以上の面白みがありました。最近まれに見るお得な1冊だと思いました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年11月1日に日本でレビュー済み
 まずは、2003年1月~12月の一年間にわたって、一週間に一回、読売新聞に連載された「ミステリ十二か月」(「北村薫のミステリーの小部屋」を改題)から。不思議な謎と謎解きの論理を楽しむ本格ミステリを中心に、北村薫さんがセレクトしたミステリが50点紹介されています。北村さんが「このミステリはぜひ読んで欲しい」「このミステリは面白いんだよお」と選んだ作品が、その月ごとに設定したテーマに従って並べられています。「都筑道夫氏のミステリからは、これを持ってきたか」「ほほう。バリンジャーの作品はこっちを選びましたか」などなど、北村薫さん独自のセレクションがまず興味深かった。また、その作品の読みどころやミステリならではの妙味はどの辺にあるのか、そうしたことを平明な調子で語っていく紹介文にも親しみを持ちました。
 そして、おしまいの第4部。有栖川有栖さんと北村薫さんの「全身本格」対談が、とても読みごたえがあって面白かった! 本格ミステリを愛してやまないおふたりの打ち解けた会話、時には火花がサッときらめく丁々発止のやり取りに、わくわくしながら読んでいきました。
 北村さんが「アウト」と判定したミステリに対して有栖川さんが「セーフ」と言ったり、逆に北村さんが「面白かったなー」と挙げた作品を有栖川さんが「これこれだからダメです」と言ったりして。こうした見解の相違が明らかになる会話が、殊に刺激的でした。ミステリを味わうことでは互いに引けを取らない両名人が、本格ミステリという盤面を挟んで対局しているみたいな感じ。ついつい熱が入ってそれぞれの思いを語るおふたりがとても幸せそうに見えて、にこにこしちゃいました。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気が向いた時にチラッと読みたい本。だからいつでも読める距離に置いておきたい本。