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ミーナの行進 単行本 – 2006/4/22
美しくてか弱くて、本を愛したミーナ。あなたとの思い出は、損なわれることがない――懐かしい時代に育まれた、二人の少女と、家族の物語。
- 本の長さ348ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2006/4/22
- ISBN-104120037215
- ISBN-13978-4120037214
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2006/4/22)
- 発売日 : 2006/4/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 348ページ
- ISBN-10 : 4120037215
- ISBN-13 : 978-4120037214
- Amazon 売れ筋ランキング: - 112,412位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,853位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1962(昭和37)年、岡山県生れ。早稲田大学第一文学部卒。
1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。1991(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。主な著書に『やさしい訴え』『ホテル・アイリス』『沈黙博物館』『アンネ・フランクの記憶』『薬指の標本』『夜明けの縁をさ迷う人々』『猫を抱いて象と泳ぐ』等。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞を受賞。『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、2006年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。翻訳された作品も多く、海外での評価も高い。
カスタマーレビュー
星5つ中4.4つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月12日に日本でレビュー済み
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何回か訪れたことのある芦屋の風景が、美しく目の前に現れます。
2023年2月7日に日本でレビュー済み
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小学生の塾にて、一部国語の文章問題で掲載?されて、子供が読みたがり購入しました。愛読書になっています。文章が綺麗です。本好きなお子様なら高学年でも読めると思います。
2010年12月31日に日本でレビュー済み
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読み終えた瞬間、小さく拍手!
読了感はすこぶるよい!のですが、
内容を振り返ってみると、おばさんが、
芦屋で過ごした少女時代を振り返っただけだよね、と
(これを言ってしまうと身も蓋もなくなりますが)。
リアルな世界を描きつつも、
芦屋の家にかつてあった動物園や、
少女が背中に乗り学校に通うコビトカバなど、
ファンタジックなところもあって、なんだかフワフワと
空を飛びながら読んでいるような軽やかさがありました。
著者の本を読んだのは、これが初めてですが、
また別の本も読んでみたいと思います(笑顔)
読了感はすこぶるよい!のですが、
内容を振り返ってみると、おばさんが、
芦屋で過ごした少女時代を振り返っただけだよね、と
(これを言ってしまうと身も蓋もなくなりますが)。
リアルな世界を描きつつも、
芦屋の家にかつてあった動物園や、
少女が背中に乗り学校に通うコビトカバなど、
ファンタジックなところもあって、なんだかフワフワと
空を飛びながら読んでいるような軽やかさがありました。
著者の本を読んだのは、これが初めてですが、
また別の本も読んでみたいと思います(笑顔)
2021年1月31日に日本でレビュー済み
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表題の付けかたが巧妙で、ミーナに焦点を合わせるように見せ、26章の最後の「大丈夫。誰も欠けてない。」
のように布石を打ち、彼女が薄命に終わると予感させる。ところが、終わってみればまるでハリウッド映画ばり
のハッピーエンド。実は「伯父さん」の妾(こんな下品なコトバはけっして表面にはでてこないが)こそ、影の
ヒロインという仕掛け。参りました。
のように布石を打ち、彼女が薄命に終わると予感させる。ところが、終わってみればまるでハリウッド映画ばり
のハッピーエンド。実は「伯父さん」の妾(こんな下品なコトバはけっして表面にはでてこないが)こそ、影の
ヒロインという仕掛け。参りました。
2019年1月25日に日本でレビュー済み
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やや厚い文庫本。小川洋子さんの小説が好きなのでこれも「文部省何とか」と書かれていたので読んでみたが、大人向きではない。
2020年10月4日に日本でレビュー済み
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1972年の、ある家庭が舞台である。特に大きな事件が起こるわけではない。ある意味では、どこの家庭でも多かれ少なかれ起こるような出来事ばかりと言ってもいいかもしれない。それなのに最後まで読ませる著者の力量に感嘆する。
ところどころに現れる挿絵がきれいで、雰囲気がある。
ところどころに現れる挿絵がきれいで、雰囲気がある。
2020年5月15日に日本でレビュー済み
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図書館で借りて読み、どうしても欲しくなって購入しました。主人公たちと同じ年代なので、時代背景もすごくよくわかります。小川洋子さんの作品の淡々とした話の運びと表現が大好きです。小川さんの作品の中でも一番くらいに好きかも。
2007年3月2日に日本でレビュー済み
悪い話ではない、というか悪い話になりようがない。
登場人物は全員善人だし、こまやかなもの、ひそやかなものたちへの愛情を書かせたら並ぶもののない作者なのだから、こういう本を出せば売れるに決まっているようなものだ。
しかし、だからこそ点が辛くなってしまう。「博士の愛した数式」という素晴らしい小説を書いた後に、さらにこの小説を書く必要があるのだろうか?この作家にはもっともっと冒険をしてほしいのだ。
「ムーミン」と「アンネ」と「博士」を足して3で割ったような本。それだけ聞いたらいい本だと思うし、実際いい本なんだけど、小川洋子のポテンシャルから相対評価したら星2つが妥当ではないかと思う。
エピソードとしてたびたび登場するマッチ箱に潜んだ物語はどれも切なく悲しいものばかりだけど、本筋があまりに健全なだけに、バランスを取るために差し込んだのかとうがった見方をしてしまった。
登場人物は全員善人だし、こまやかなもの、ひそやかなものたちへの愛情を書かせたら並ぶもののない作者なのだから、こういう本を出せば売れるに決まっているようなものだ。
しかし、だからこそ点が辛くなってしまう。「博士の愛した数式」という素晴らしい小説を書いた後に、さらにこの小説を書く必要があるのだろうか?この作家にはもっともっと冒険をしてほしいのだ。
「ムーミン」と「アンネ」と「博士」を足して3で割ったような本。それだけ聞いたらいい本だと思うし、実際いい本なんだけど、小川洋子のポテンシャルから相対評価したら星2つが妥当ではないかと思う。
エピソードとしてたびたび登場するマッチ箱に潜んだ物語はどれも切なく悲しいものばかりだけど、本筋があまりに健全なだけに、バランスを取るために差し込んだのかとうがった見方をしてしまった。