若い空海が、「秘密宗」を知ることになったいきさつや、
伊予親王やその兄弟たちが巻き込まれる王権を巡る陰謀など、
奈良から平安にかけての仏教や政治などを描いている歴史小説。
さらには、赤万呂の過去、殺人事件や船大工の行方不明事件
などのサスペンス的な要素もあり、なかなか楽しめる作品である。
惜しいのは、赤万呂の人物像が強烈で、主役の真魚(教海)
よりも魅力がある点である。
また、船の事故の場面から唐突に時間が飛んでしまい、
いきなり空海が唐から帰ってくる場面になる点が判りにくい。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
最勝王 単行本 – 2006/7/1
服部 真澄
(著)
- 本の長さ483ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2006/7/1
- ISBN-104120037533
- ISBN-13978-4120037535
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2006/7/1)
- 発売日 : 2006/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 483ページ
- ISBN-10 : 4120037533
- ISBN-13 : 978-4120037535
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,363,529位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 303,782位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中3つ
5つのうち3つ
1グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。