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ブランド進化論 単行本 – 2008/6/1

2.9 5つ星のうち2.9 9個の評価

企業の未来はブランディングにある!日中韓欧米25社の物語をブランドの、変革、創造、育成、着床、伝達、共有という六つのテーマから捉えた海外取材書き下ろしノンフィクション。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2008/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 382ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4120039528
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4120039522
  • カスタマーレビュー:
    2.9 5つ星のうち2.9 9個の評価

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山田 敦郎
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
との観点からおもに成功したCIを集めたケース・スタディ集。アメリカやグローバルなメガ・ブランドの紹介は、コトラーの大得意分野であるが、本書は日本とアジアのブランドを豊富に紹介しているところが新鮮。特に、学者ではなくCI・ブランド構築の専門的な事業を営む筆者が、足を運んでインタビューを行っているので実際のビジネスに直接役立ちそうな「現場感覚」が際立つ。ある程度の理論を理解したのちに、欧米との比較をするうえで東アジア圏の特徴を捕まえるためにはとてもわかりやすく書かれており秀逸。
ただし、とりあげたブランドが筆者の「顧客」である可能性も強く、成功面の強調のみで問題点や費用対効果(実際、CIにかかる費用は名刺、封筒、看板などすべての廃棄、新設を余儀なくされるので、信じられないくらい膨大な額となるのも事実)などには触れられていないので、さらなる検証も必要であろう。
2017年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現場の取材的な部分には意味が有る。
しかし、シャプープのブランディングに評価を与えていたのには呆れた。
「目のつけどころが、シャープでしょ」
随分前のものだが、こんなの当時テレビで見て直ぐにダメだと思えなければダメだろ。
感覚的にも理論的にも。
これを評価した時点で話しにならない。
ただのヨイショだ。
2008年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 ブランドの「変革・創造・育成・着床・伝達・共有」という6つの視点から、内外の企業の事例を採り上げ、各ステージにおいてどのようなアクションが有効かを示したガイドラインとなっています。

 例えばおなじみの飲料メーカーが、CMでも、イベントのスポンサー活動でも、なんとなく一つの人格をまとったように見えるのはなぜか? 以前から気にかかっていたのですが、「共有」の章ではこれを「印象管理ガイド」という最先端のブランド管理手法の事例として紹介しており、つい、うなずいてしまいました。

 読みやすく、内容も星5つのところですが、4つにしたのはヴィトンやシャネルといった元祖の動向にももっと触れて欲しかった。

 でも、企業のブランド担当者にとっては、実践的な事例が採り上げられていると思います。思えば、ブランド活動の大切さに日本企業が目覚めたのが2000年始めごろだったのではないでしょうか。いま企業の関心は、ブランドの立ち居振る舞い、つまり、世界観をどう築いていったらいいかという取り組みへとシフトしていることを知り、まさに進化を実感しました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 長い経験を持つブランドコンサルタント自身が、自ら手がけた案件を含むブランド事例集だ。ブランディングというと、これまでは最初に方法論が確立された米国の動きを追うものが多かったようだ。
 実際、過去の著者の作品では米国や国内を中心に取り上げてきている。それが、今回は、日本国内はもちろんだが、欧州や中国の企業のブランディング事例を採り上げている点が興味深い。
 欧州企業は、企業文化やステークホルダーに対する考え方がむしろ日本に近いと思われるからだ。共通点をたくさん持つ私たちにとって、学ぶべき点は多い。
 また、成長市場の中国で成果を上げる日本企業のブランディング事例は、まさに本書のハイライトともいうべき内容だ。菓子や化粧品など、日本では身近かなブランドだが、中国でこうした市場が形成されたのはごく近年だ。新しい市場にブランドをまさに着床させる試みは、読み応えがある。
進化とは時代に即して自らを変容させていくことだが、ブランディングは今、好むと好まざるとに関わらず、世界を舞台に展開される時代に入った。本書が一貫して主張している点は同感だ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年7月27日に日本でレビュー済み
 ブランド論って結果論でしか語れなくって、結局、こうした事例紹介になっちゃうんだよな。ほら、進化論だって結果論なんだよ。しかも、この著者はブランド・コンサルティングに実際、携わっているわけだけど、本ですべてのノウハウを開陳しちゃったら、商売になんない訳でさ。コンサルティング会社のスタープレーヤーが、自らが手がけたケーススタディーを著書でチョイ出しして、それを宣材に使うなんてのは、よくあるパターンでさ。ほんとに手がけた事例と、ほんとはまったくタッチしてない話題性のある成功例を織り交ぜるのがテクニックではある訳だけど。
 しかし、「法人というくらいだから企業にも人格があるんですよ」なんて至極当然なことを(だって法人ってそういう意味じゃん)、さもすごい発見のように「はじめに」の冒頭に持ってきちゃう著者も著者なら、それを御託宣のように聞く、ブランド戦略室だかに突如異動させられたクライアントの担当者も担当者だよな。まぁブランド戦略室が企業で幅を利かせる世の中って、すでに経済が実体経済とはかけ離れて、イメージで動いているってことを示しているよね。もちろん、イメージの一要因として実体は必要なんだけどさ。この本の中のインテリジェンスなんか、「自分たちってそもそも何をやっている会社なのか、『一体何者なのか』分らなくなってきた」ってのが「ブランディングをやろうということになった、最大の理由です」って身も蓋もなく言っちゃってるし。つまり、この人たち、やることなんて何だっていい訳だよね。下手すりゃブランディングのあとにやること決めたりして。
 もとい、言ってることが相反するけど、ブランドってやっぱ結果論であって、何にも元々ないところがブランド得ようってのはかなり難しいと思うけどね。元々何にも無いのにブランディングでどうにかなるって思ってる企業が大半で、世の中もそんな空気、そういうことなんじゃないでしょうか。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年10月20日に日本でレビュー済み
本書では、ブランド構築の舞台裏がつぶさに語られており、非常に興味深かった。何
かの本で、ブランドはお客様が決めるもので、自分でブランドだと名乗るのは可笑し
い、というような主張を読んだ記憶があるが、そうはいっても企業も事業も、他と差
別され、選ばれるブランドにならなければ市場競争に勝てないし、生き残れない。本
書は「ブランドは進化すべきもの」という主題に則って、具体的にどうやれば顧客に
受け入れられ選択されるようになるのか、そのプロセスを仔細に描いている。中国の
メナードの事例では、高額ブランドと一般向けのブランドをどのように分けるか(ま
たは分けないか)、顧客調査などを踏まえて細かく調べ上げ、ある意味科学的に分析
して結論に至った経緯が開示されている。こんなふうにブランドを作っているのか、
と納得した。キリンビールのスタイルコントロールなどは先進的な他との識別手法だ
といえるし、日本科学未来館のインターナルブランディングは、ブランドとしてのお
客様(社会)への接し方を皆で共有したケースだと思う。もちろん製品やサービスが
一級品であることはブランドの大前提だ。その上で、あの手この手で企業や組織がブ
ランドと認められるものへ進化を目指す真剣な姿が、解説付きで分かりやすく提示さ
れているのが、この本の魅力だ。章立ても明快、文体も読みやすいのでお勧めです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年12月10日に日本でレビュー済み
前作の「ブランドチャレンジ」は良い作品でした。今回も同じ手法(インタビューを主たる情報ソースとして、なぜうまくいったのかを分析する)でブランド力の強い企業(シャープ、ラコステ、LG、HSBC、ノキア、レノボ、フランクミュラー、インテリジェンス、ブックファースト、ポーネルンド、三井不動産、沖縄有人離島、メナード、ピジョン、明治製菓、日本科学未来館、スターウッドホテル、ノバルティス、ギネス、キリン、エアバス、コクヨ、リコー、東急)をあげています。

実例から、ブランド構築のノウハウをまなぶことができます。

正直なところ、ブランドチャレンジの方が、深く多面的に分析していたような気がします。映画の続編と同じように、前作に比べると物足りなさ感がありました。前作を読んだときのような感動を得られませんでした(ブランドに対する情報が氾濫しているのが原因かもしれませんが)。
2008年10月16日に日本でレビュー済み
 ビジネスの現場でブランディングが実際どのようになされているか、担当者たちの息づかいが伝わってくるような本です。
 著者自身のブランドコンサルタントとしての事例だけでなく、欧州のグローバル企業や中国で奮戦する日本企業まで、丁寧に取材をして書かれている点に好感が持てました。そのうえで、今の大きなブランディングの流れを示している点が特長的です。
 やっぱりひとつのトレンドを導き出すには、最低限、これくらいの事例に当たらないと見えてこないはずで、少ない事例から力づくで一般論を導き出している類書とはここが違う点でしょう。30社近くの事例を分析しているからこそ、進化の方向もはっきり見えてくるのだと感じました。
 もっとも、現実にはそんな取材なんてそうそうできないし、そもそも経営戦略と直接かかわるブランド戦略について企業はなかなか語りたがらないと聞いたことがあります。その意味でも、貴重なインタビューだと思います。
 書店のブランド本コーナーにならぶ、アカデミックな世界の著書とはちがったブランド論としておすすめです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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