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発光地帯 単行本 – 2011/1/1
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2011/1/1
- ISBN-104120041891
- ISBN-13978-4120041891
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2011/1/1)
- 発売日 : 2011/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 189ページ
- ISBN-10 : 4120041891
- ISBN-13 : 978-4120041891
- Amazon 売れ筋ランキング: - 922,286位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 248,655位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
大阪府生まれ。2007年、デビュー小説『わたくし率イン 歯ー、または世界』で第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。短編集『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞受賞。2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞受賞。「マリーの愛の証明」にてGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』、『すべて真夜中の恋人たち』など著書多数。
2019年、第73回毎日出版文化賞受賞した『夏物語』は、20年ニューヨーク・タイムズが選ぶ「今年読むべき100冊」やTIMEの「今年のベスト10冊」などにも選ばれ、現在40カ国以上で刊行が進められている。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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食には無頓着だが睡眠にはけっこう執着する身体の鋭敏な五感、世間に流通する概念への洞察と妄想、そして奔放自由な言葉によって、作家としての日常や私としての人生が楽しくも含蓄深く書き綴られる。「先週の出来事は人に会ったことが多数でした。」とか、ぎこちない翻訳文みたいな表現にもグッとくるものがあるのが素敵で、「そして連続するのはジャスミンティー。連続しないのはジム通い。ときどき行くのは郵便局。さわったことないのは小切手です」なんて脈絡が飛びがちなんだけれどつながっている感の鮮やかな一節は読んでいて非常に心地よい。
個人的に最も気に入ったのは、「世界なんかわたしとあなたでやめればいい」という、カップル礼賛的な文章。よくできた恋とか愛の結果として起きるであろうふたりの状態や意欲について短く書かれているのだが、それは確かに、よくわかります。
「ぜんぶじゃなくても少しでも、あなたは覚えてくれていますか。」というフレーズが切なかったです。そんなことを聞きたい相手はたいがいもう遠くにいて会えなかったりするのです。