ごく「普通の子」の回路に「身に覚え」がありすぎて…。
つい「自分の場合はそこよく失敗して墓穴掘ったなあ」とか「〇ちゃんにはそういう事良くやられたなあ」とか「でもその代わりに自分も結構酷い仕返ししたよなあ」とか、すっかり忘れていた少女時代のエピソードを具体的に思い出しながら読んだ。
「十歳」部分読んでる時には↑全開。
まだ「傷が痛む」歳の人には勧めません。ま、なんにしても「時効」だな。位だと心置きなく楽しめるかと思います。
かさぶたはがしが好きな人なら痛痒さを楽しむのもよいかな。
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少女は花の肌をむく 単行本 – 2016/6/21
朝比奈 あすか
(著)
わたしたちは皆、十一歳だった――
「少女」からの脱皮は、彼女たちから何を奪い、与えるのか。
十一歳の少女たちの〝性と生〟の彷徨が、 切なく紡がれる著者渾身の物語。
美しい野々花、聡明な阿佐、感性豊かな咲の三人は、 異性経験、友人関係、美醜の自信も三者三様に、十一歳から二十歳へと成長をとげた。
阿佐は大学のテニスサークルに励み、咲は短大を卒業後、アパレルショップの店員に、野々花はNOKAとして芸能活動をはじめた。
しかし、NOKAは放埓な男関係がメディアで騒がれていて……
子どもから大人になる瞬間の、火花のようなきらめきと揺らぎ。
こころの底の「少女」を呼び覚ます、傑作長篇。
「少女」からの脱皮は、彼女たちから何を奪い、与えるのか。
十一歳の少女たちの〝性と生〟の彷徨が、 切なく紡がれる著者渾身の物語。
美しい野々花、聡明な阿佐、感性豊かな咲の三人は、 異性経験、友人関係、美醜の自信も三者三様に、十一歳から二十歳へと成長をとげた。
阿佐は大学のテニスサークルに励み、咲は短大を卒業後、アパレルショップの店員に、野々花はNOKAとして芸能活動をはじめた。
しかし、NOKAは放埓な男関係がメディアで騒がれていて……
子どもから大人になる瞬間の、火花のようなきらめきと揺らぎ。
こころの底の「少女」を呼び覚ます、傑作長篇。
- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2016/6/21
- ISBN-104120048586
- ISBN-13978-4120048586
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2016/6/21)
- 発売日 : 2016/6/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 239ページ
- ISBN-10 : 4120048586
- ISBN-13 : 978-4120048586
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,272,429位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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