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死の虫 - ツツガムシ病との闘い 単行本 – 2016/6/21
小林 照幸
(著)
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日本の米どころ、新潟・秋田・山形の3県では、かつて毎年夏になると原因不明の病による死亡者が相次いだ。
中には数年で、一家全滅の憂き目に遭うケースもあったという。 いったい何が死をもたらしたのか。
あの北里柴三郎や日本近代医学の父と言われるエルヴィン・フォン・ベルツでさえも解けなかった難問に、自らの命と名誉を懸けて挑んだ日本人医学者たちがいた。
熾烈な先陣争い、研究室内での感染と落命、学名命名論争……。誰が最初に病原体の正体をつかむのか。治療法はあるのか。
日本医学の金字塔となったツツガムシ病解明をめぐる人間ドラマを描いた本格ノンフィクション!
中には数年で、一家全滅の憂き目に遭うケースもあったという。 いったい何が死をもたらしたのか。
あの北里柴三郎や日本近代医学の父と言われるエルヴィン・フォン・ベルツでさえも解けなかった難問に、自らの命と名誉を懸けて挑んだ日本人医学者たちがいた。
熾烈な先陣争い、研究室内での感染と落命、学名命名論争……。誰が最初に病原体の正体をつかむのか。治療法はあるのか。
日本医学の金字塔となったツツガムシ病解明をめぐる人間ドラマを描いた本格ノンフィクション!
- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2016/6/21
- 寸法13.3 x 1.9 x 19.1 cm
- ISBN-104120048624
- ISBN-13978-4120048623
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対象商品: 死の虫 - ツツガムシ病との闘い
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商品の説明
著者について
1968年長野県生まれ。ノンフィクション作家。明治薬科大学在学中の1992年、奄美・沖縄に生息するハブの血清造りに心血を注いだ医学者を描いた『毒蛇』で第1回開高健賞奨励賞を受賞。1999年、終戦直後から佐渡でトキの保護に取り組んだ在野の人々を描いた『朱鷺の遺言』で第30回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。信州大学経済学部卒。明治薬科大学非常勤講師。著書に『フィラリア 難病根絶に賭けた人間の記録』『死の貝』『検疫官 ウイルスを水際で食い止める女医の物語』『闘牛』『ペット殺処分 ドリームボックスに入れられる犬猫たち』『パンデミック 感染爆発から生き残るために』『野の鳥は野へ 評伝・中西悟堂』『熟年性革命報告』など多数。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2016/6/21)
- 発売日 : 2016/6/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 268ページ
- ISBN-10 : 4120048624
- ISBN-13 : 978-4120048623
- 寸法 : 13.3 x 1.9 x 19.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 11,160位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,592位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年5月25日に日本でレビュー済み
新潟、秋田、山形の風土病と考えられていたツツガムシ病という感染症の解明、治療法の確立を描いたノンフィクションですが、知らないことのあまりの連続に読後、大袈裟でなく世界に対する認識が変わったような気さえしました。
現地に赴いての実地調査や検証であったり、その課程での研究者の「殉死」であったり、生命の危険を顧みず研究に邁進する使命感には文字を通してでも感服と感動を覚えました。
病原微生物のリケッチアの発見や治療薬の開発の件りも社会情勢と併せての解説がわかりやすかったです。
現地に赴いての実地調査や検証であったり、その課程での研究者の「殉死」であったり、生命の危険を顧みず研究に邁進する使命感には文字を通してでも感服と感動を覚えました。
病原微生物のリケッチアの発見や治療薬の開発の件りも社会情勢と併せての解説がわかりやすかったです。
2016年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
意外に知られていない、つつが虫病の原因探求への熾烈な争いは興味深い。
2016年9月22日に日本でレビュー済み
『死の虫――ツツガムシ病との闘い』(小林照幸著、中央公論新社)を読み終わって、日本人もなかなかやるわいという気持ちにさせられた。
かつて、新潟、秋田、山形の夏は、多くの農民が40度近い高熱に苦しめられ、意識を混濁させながら死んでいく恐怖の季節であった。
「(虫に刺される→発疹→水疱→膿疱の後)かさぶたができ、黒褐色となると、その頃から、全身の倦怠感、食欲不振、頭痛に襲われる。これらの症状が出るまでは潜伏期なのである。そして、全身の関節や筋肉が猛烈に痛み、下痢、発熱が起こり、かさぶたの周囲のリンパ節をはじめ全身のリンパ節が腫れて痛む。ここからが本当の恐怖である。発熱は段階的に上昇し、全身に赤い発疹が見られるようになる。中でも、胸、腹、背中に多く見られ、ひどいものでは、発疹の部分が徐々に紫色に変化して内出血する場合もあり、『紫はしか』と呼ばれもした。高熱の状態に至れば、最悪の場合、3日ないしは4日ほどで意識朦朧の中で死ぬ。死への恐怖が募るのだろう、床に臥しつつ、錯乱状態を呈する場合もあった」。
危険を恐れず、苦労に苦労を重ね、ツツガムシ病の病原体、感染経路、病理的変化を突き止めるまでの、多くの日本人研究者たちの長年に亘る苦闘の歴史が丹念に辿られていく。
「当時の人たちは知る由もなかったが、ダニの一種であるツツガムシ、それも成虫ではなく幼虫がもたらす脅威であった」。
「ツツガムシ病の研究は、近代医学が日本に輸入された明治時代から幕を開ける。そして、1つの病気としての発見から病原体の特定まで、日本人の医学者によって行われた。あらゆる苦労を重ね、危険にも直面しつつ、貴い犠牲の上に打ち立てられた世界の医学史上における金字塔である」。
しかし、治療法についてはアメリカの協力を必要とした。「ツツガムシ病は発病後でも、クロラムフェニコール、テトラサイクリンを服用すれば治る――新潟、秋田、山形の各県の人々を長い間、苦しめてきた、この病気の恐ろしさが過去のものとなる日が遂にやって来たのである」。「ツツガムシ病の場合、第一選択薬としてテトラサイクリン系を用い、入手が困難であれば、クロラムフェニコールを用いるべし、と周知されてゆく」。
「抗生物質による治療が戦後、確立されたが、現代においても、ツツガムシ病の脅威はなくなったわけではない。油断すれば、落命する危険性は十二分にある」。
現在は、ツツガムシ病はこう説明されている。「卵から孵化したツツガムシの幼虫は地表や草の上で動物を待ち構える。人間や野ネズミなどの皮膚にとりついて組織液を吸い(吸着)、満腹幼虫となったのち、地中で休眠に入り、若虫となる。休眠・脱皮をすることで、第1若虫→第2若虫→第3若虫という段階を経て、成虫となる。若虫と成虫は地中で生活し、小昆虫類などの土壌動物やそれらの卵などを餌としている。ツツガムシ病の病原体であるリケッチアを持っている幼虫が人間に吸着した場合のみ、感染・発病の可能性が生じる。幼虫が動物の組織液を吸うのは一生に一度だけである」。
ただし、どのようにしてツツガムシがリケッチアという病原体を保有するようになったのかという根源的な問題は、現在も解明されていない。
かつて、新潟、秋田、山形の夏は、多くの農民が40度近い高熱に苦しめられ、意識を混濁させながら死んでいく恐怖の季節であった。
「(虫に刺される→発疹→水疱→膿疱の後)かさぶたができ、黒褐色となると、その頃から、全身の倦怠感、食欲不振、頭痛に襲われる。これらの症状が出るまでは潜伏期なのである。そして、全身の関節や筋肉が猛烈に痛み、下痢、発熱が起こり、かさぶたの周囲のリンパ節をはじめ全身のリンパ節が腫れて痛む。ここからが本当の恐怖である。発熱は段階的に上昇し、全身に赤い発疹が見られるようになる。中でも、胸、腹、背中に多く見られ、ひどいものでは、発疹の部分が徐々に紫色に変化して内出血する場合もあり、『紫はしか』と呼ばれもした。高熱の状態に至れば、最悪の場合、3日ないしは4日ほどで意識朦朧の中で死ぬ。死への恐怖が募るのだろう、床に臥しつつ、錯乱状態を呈する場合もあった」。
危険を恐れず、苦労に苦労を重ね、ツツガムシ病の病原体、感染経路、病理的変化を突き止めるまでの、多くの日本人研究者たちの長年に亘る苦闘の歴史が丹念に辿られていく。
「当時の人たちは知る由もなかったが、ダニの一種であるツツガムシ、それも成虫ではなく幼虫がもたらす脅威であった」。
「ツツガムシ病の研究は、近代医学が日本に輸入された明治時代から幕を開ける。そして、1つの病気としての発見から病原体の特定まで、日本人の医学者によって行われた。あらゆる苦労を重ね、危険にも直面しつつ、貴い犠牲の上に打ち立てられた世界の医学史上における金字塔である」。
しかし、治療法についてはアメリカの協力を必要とした。「ツツガムシ病は発病後でも、クロラムフェニコール、テトラサイクリンを服用すれば治る――新潟、秋田、山形の各県の人々を長い間、苦しめてきた、この病気の恐ろしさが過去のものとなる日が遂にやって来たのである」。「ツツガムシ病の場合、第一選択薬としてテトラサイクリン系を用い、入手が困難であれば、クロラムフェニコールを用いるべし、と周知されてゆく」。
「抗生物質による治療が戦後、確立されたが、現代においても、ツツガムシ病の脅威はなくなったわけではない。油断すれば、落命する危険性は十二分にある」。
現在は、ツツガムシ病はこう説明されている。「卵から孵化したツツガムシの幼虫は地表や草の上で動物を待ち構える。人間や野ネズミなどの皮膚にとりついて組織液を吸い(吸着)、満腹幼虫となったのち、地中で休眠に入り、若虫となる。休眠・脱皮をすることで、第1若虫→第2若虫→第3若虫という段階を経て、成虫となる。若虫と成虫は地中で生活し、小昆虫類などの土壌動物やそれらの卵などを餌としている。ツツガムシ病の病原体であるリケッチアを持っている幼虫が人間に吸着した場合のみ、感染・発病の可能性が生じる。幼虫が動物の組織液を吸うのは一生に一度だけである」。
ただし、どのようにしてツツガムシがリケッチアという病原体を保有するようになったのかという根源的な問題は、現在も解明されていない。
2016年8月8日に日本でレビュー済み
戦後になってその全貌が明らかになったツツガムシ病。
その長い道のりの裏に、たくさんの命の犠牲、科学者たちの情熱と直感、偶然の力が存在していたことを知りました。
特定の人物をヒーローとして描くのではなく、淡々と展開をつづっているため、人と自然のドラマが胸にせまってくる。
ツツガムシについて何の知識もなかったのですが、最後まで読みふけりました。
その長い道のりの裏に、たくさんの命の犠牲、科学者たちの情熱と直感、偶然の力が存在していたことを知りました。
特定の人物をヒーローとして描くのではなく、淡々と展開をつづっているため、人と自然のドラマが胸にせまってくる。
ツツガムシについて何の知識もなかったのですが、最後まで読みふけりました。
2016年7月10日に日本でレビュー済み
現代日本でもウッカリすると死に至る感染症,ツツガムシ病の病原体,感染経路を追い求めて,何人もの俊英が覇を競う.実験室内でツツガムシ病に罹ってしまい,命を落とす人まで出る.そうして培養の成功,ついに病原体の画像が姿を現す.その最初の成功者は誰か? その病原体の名前は何というのか? そして治療薬は? ノンフィクションとはいえ探偵小説を読んでいるような気がした.エボラウイルスやジカウイルスなど,いまも世界のどこかでこのような研究が展開されているのだと思う.