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太平洋戦争 (下) (中公新書 90) 新書 – 1966/1/25

4.2 5つ星のうち4.2 41個の評価

中公新書の太平洋戦争です。
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ 4121000900
  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (1966/1/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1966/1/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 344ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 9784121000903
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121000903
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 41個の評価

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児島 襄
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本はガダルカナル島撤退から終戦までの太平洋戦争を時系列に沿って淡々と客観的に史料に基づいて書かれています。戦争の場面の描写がかなりあり、戦争の悲惨さがよく伝わりました。個人的には瀬島龍三やケネディ、ブッシュなどの後の有名人の大戦参戦の逸話が少しあり、戦争がより身近に感じられました。
陸軍と海軍の微妙な関係や現場と作戦本部の温度差など、なぜこうも上層部は決断ができず、戦線の兵士は飢えているのに火器も食料も情報も与えず死守せよのみの命令をするのかと、心が震えました。戦争末期になると現場を見捨てる場面がいくつもあり、戦争のための戦争(つまり取ったあとの計画も何もない)になっているという感じがしました。
インパール作戦もやめたいのにやめるを誰も言い出せないために莫大な人命を失い、沖縄戦も政治家や軍上層部の最後の見栄のために多くの命が失われたのが克明にわかりました。
そして、この本でわかったのは、日本軍の損失だけでなく、勝った連合国側も多くの命が失われたということです。ポツダム宣言を無視しつづけソ連を頼みの綱にしていた日本は、結局原爆投下を受け降伏します。原爆投下も非人道的だけど、何もしなかった日本の政治家の責任も大きいのではないかと思いました。
戦争を知る世代も少なくなっている今、皆に読んでほしいと思わせる名著だと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年6月9日に日本でレビュー済み
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Joh's work should be read again and again. this has the value.
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
太平洋戦争に関して学びたい、全ての方にオススメしたい名著です。
文章が平易であり、日本は元より米国や連合国の、あらゆる資料を網羅した上で、
それらが読みやすく時系列に沿って記されていくため、戦争という難解な
テーマであるにも関わらず、混乱することなく読み進むことが出来ます。

下巻は、米国の反攻作戦開始~日本の降伏までが扱われています。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
外見的にも、色や汚れなどもなく、普通に読める状態の本です。満足はしています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お送り頂いた「太平洋戦争(下)」中央新書は、梱包、内容ともに、特別問題はありません。よい状態の本でした。
満足しております。関係された方々のご努力に感謝いたします。ありがとうございました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 ジャーナリストの作者が執筆した太平洋戦争を描いた上下二巻の下巻である。上巻と異なり、日本の敗戦が徐々に明らかになっていく。太平洋戦争の島々で戦闘や海戦とともに、インパール作成についても言及している。日米の戦争生産能力の大差を見せつけられた。米軍の主力部隊は欧州戦線に派遣されており、米にとって最大の関心は欧州戦線であり、その次が太平洋戦線であった。また、米兵のドイツ人に対する心理と日本人に対する心理が大きく異なるデータが存在しており(p.221)、著者は「米兵たちは日本人を憎んでいた」(p.222)と記している。
 本書で気に留めた点は以下である。
・アッツ島玉砕が太平洋戦争における最初の玉砕。(p.37)
・のちの米大統領となるジョン・ケネディ海軍中尉の魚雷艇が駆逐艦「天霧」と接触し、中尉らは無人島に流れ着く。大統領就任後、無人島は「ケネディ島」と呼ばれるようになる。(p.43)
・トラック島は、米国が「日本の真珠湾」「太平洋のジブラルタル」と呼んだ、日本海軍の太平洋最大の根拠地で、この基地の安泰を図るために、日本軍は開戦直後にナバウルに進んだ。ナバウルをめぐるソロモン消耗戦も、結局はトラック防衛が目的であった。(p.107)
・トラックは大根拠地だけに、料理屋、慰安所が軒を連ね、駐屯期間の長い将兵はヤシの木陰で女性のサービスを受ける常夏に生活にひたっていた。(p.109)
・1943年、日本は、大東亜政略構想に沿って8月1日にビルマ、10月14日にフィリピンを独立させ、11月5日、東京で大東亜会議を開催。集まったのは、汪兆銘南京政府主席、張景恵満州国経理、ワンワイ・タイ首相代理、ラウレル・フィリピン大統領、バーモ・ビルマ首相で、チャンドラ・ボース自由インド仮政府首班がオブザーバーで参加した。(p.121)
・ボース首班は、日本の援助でインド独立を達成すると公言、43年10月シンガポールで自由インド仮政府を発足。日本が10月24日に承認すると、直ちに米英に宣戦した。(p.122)
・カチン遊撃隊は、インドの米国戦略諜報局(OSS)第101支部が、42年末からアッサム州ナジラ基地で編成したスパイ部隊である。(p.138)
・インパール作戦の日本の損害は、ガダルカナル島の戦いの4倍に達した。(p.172)
・B29は、正式に「スーパー・フォートレス」(超要塞)と名付けられ、4トンの爆弾を積み3500マイルの飛行が可能で、第二次世界大戦に出現した最大の航空機。1939年9月に第二次世界大戦が勃発すると、B29 は米本土防衛用に計画された。ドイツが南米を支配し、米本土を空襲する懸念があったので、南米まで飛べる爆撃機の必要を感じたためだった。(p.176-177)
・ソ連クリミヤ半島ヤルタで米ルーズベルト、英チャーチル、蘇スターリンの三首脳が会談。スターリンは、外蒙古の独立、南樺太、千島の回復その他の条件をすべてルーズベルトにのませ、独降伏の2-3カ月後の対日参戦を正式に約束した。(p.302)
・米軍のマーシャル総長は、九州上陸作戦が必要と考えていた。米国は、損害を沖縄戦並み、すなわち九州上陸作戦に要する全兵力76万6000名の35%、約27万人を覚悟すべきと考えていた。(p.321)
  戦争をつづる作品としては、もう少し多くの地図を挿入してほしかった。また、巻末に少なくとも年表があった方がよい。欲を言えば索引も欲しかった。そして、広島と長崎への原爆投下とソ連参戦は、本書の最後の2ページ目に一行ちょっとの記載しかないことは寂しかった。ただ、1966年に発表された作品が、いまだに絶版されずに発行され続けていることには、本書の歴史的価値を示すものといえる。(2019/5/19)
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年9月9日に日本でレビュー済み
上巻の書評にも書いたが、客観的な書き方が安心感を生み、悲惨な歴史を最後まで読ませてしまう。太平洋戦争の全貌をとらえる入門編の本として、価値が高い。歴史の批判にも答えられる本である。中央公論新社は是非とも長く出版を続けてほしい。もっとたくさんの人にも読んでもらいたいので新装版を出したらいかがか。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年9月28日に日本でレビュー済み
資料をベースに客観的に書かれた本ですが、ところどころ熱くなるところがある本でした。臨場感があり戦争の推移がイメージできて手に汗を握りました。
太平洋戦争について日本近現代史を取り扱った何冊かの本である程度知っていましたが、太平洋戦争に突入するところから終戦まで(中国に関するところ以外)網羅している本は初めて読みました。後半の日本軍が負けるところはよくクローズアップされますが、前半で勝利していることがその敗北の要因でもあることがよく分かりました。
太平洋戦争の前半は連合国側が日本をなめてかかって負け、後半は日本が連合国側をなめてかかって負けるという、成功体験が失敗を呼ぶ典型的な例だなと思いました。
本人の著作以外で必ずと言っていいほど最悪の人物として描写される辻政信がいろんなところで顔を出しているなと思いました。日本軍の作戦本部は現場を知らないトップの弊害が大きく出ていますが、辻政信は現場の一部しか知らない参謀の弊害がよく出ているなと思いました。
日本でも欧米でも、艦長が艦船の沈没の時に退出しないというケースがよく見られました。現行の船員法でも船長は最後まで退出してはいけないというニュアンスに近い条文が定められていましたが、この時代の名残なのかなと思いました。
日本軍は、前半数ヶ月はかなり綿密に計画を立て、事前訓練も積んで連戦連勝で、その計画以降は割と行き当たりばったりでした。このあたりは、個別戦略はそれなりにうまくやれども全体戦略は立てることすらできない今のほとんどの日本企業にもそのまま当てはまる気がします。

下巻では、インパール作戦からサイパン島の敗北、レイテ湾海戦、沖縄戦、終戦までが語られていました。
下巻では最初から最後まで立て直すことができず、戦闘レベルではある程度善戦はできても、戦術レベル・戦略レベルでは全て負け続け、途中で戦争を止める決断もできずに終戦まで被害を出し続けた流れが書かれていました。
現在の視点から見るからそういったことが考えられるのであって、当時の日本の人たちはそういったことを考えることはできなかったのかもしれませんが、それにしてもひどい話だなと思ってしまいます。

1965年に書かれた本ですが、今でも十分に読み応えがあり、読む意義のある本だと思います!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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