思想的にはニュートラルであった(大学で授業を受けた感じでは)ので
昨今の中田某氏のようにイスラム礼賛的な論調ではなく、ただただ彼の地の方々の未来を心配されとる内容だったと記憶。
イスラム革命のさなかパフレヴィ―を追い出す際の楽曲は明るい長調の調べ、翻ってホメイニを迎える(希望に満ちた未来への道程の真下での)での其れは哀しい短調の調べであったことからの、著者が体験して感じて分析したイスラム革命をわかりやすく解説してあった。
もともと数学者から哲学の方にむかわれ、音楽にも造詣が深い(イスラム革命題材に音楽劇まで作ってしまわれた)方だったので、取り上げられた楽曲の分析等 内容の面白さは太鼓判。
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音楽の風土: 革命は短調で訪れる (中公新書 737) 新書 – 1984/8/1
五十嵐 一
(著)
五十嵐 一(いからし ひとし、1947年(昭和22年)6月10日 - 1991年(平成3年)7月11日)は、中東・イスラーム学者。東洋思想の大御所井筒俊彦の愛弟子。比較文学の学者である五十嵐雅子は妻。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1984/8/1
- ISBN-104121007379
- ISBN-13978-4121007377
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1984/8/1)
- 発売日 : 1984/8/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4121007379
- ISBN-13 : 978-4121007377
- Amazon 売れ筋ランキング: - 952,391位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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