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ヒトラー暗殺計画 (中公新書 744) 新書 – 1984/10/1

5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (1984/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1984/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 186ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4121007441
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121007445
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

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小林 正文
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確かに昭和50年代発行の本ですから表紙は少し黄ばんでいますが、中身は落書きは一切なくとても良い本でした。
2012年1月7日に日本でレビュー済み
アカデミー賞の7部門を制したスティーヴン・スピルバーグ監督の『シンドラーのリスト――1200人のユダヤ人を救ったドイツ人』は映画史上に名を残す感動的な作品であるが、その原作である『シンドラーズ・リスト』(トマス・キニーリー著、幾野宏訳、新潮文庫。出版元品切れだが、amazonで入手可能)は、その中に盛り込まれている情報の質と量において映画を凌駕している。

本書の中に、ナチスの崩壊を熱望していたオスカー・シンドラーが、ラジオ放送で、アドルフ・ヒトラー暗殺計画が実行に移されたが、失敗に終わったことを知って、落胆する場面がある。ナチス打倒を計画していたクラウス・シュタウフェンベルク陸軍大佐による、この事件の全容は『ヒトラー暗殺計画』(小林正文著、中公新書。出版元品切れだが、amazonで入手可能)に詳しい。

1944年7月20日、予てからナチス打倒を計画していたグループに属するシュタウフェンベルクが総統大本営の会議室に爆弾を運び込む。爆弾は予定どおり爆発したが、いつくかの偶然が重なって、ヒトラーは奇蹟的に死を免れる。シュタウフェンベルクはヒトラーの命によって事件直後に処刑されてしまう。

シンドラーとは異なるやり方ではあるが、ここにも、狂気の独裁者に果敢に闘いを挑んだ勇気ある男がいたことを、私たちは知るのである。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年11月18日に日本でレビュー済み
ヒトラー暗殺計画、それはドイツ国民全てがナチズムに賛同していなかった事を証明しようとした人々の、遅すぎた抵抗。

それでも、彼らの行動には意味があったと信じたい。

中央公論社の新書、いわゆるお堅いシリーズですが、多少(かなりか?)ドラマチックに書かれているので小説並みに楽しめます。

私の抱くシュタウフェンベルク大佐のイメージは、これで決定しました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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