ソ連が日本の北方領土を奪った歴史的背景であるとか、
指導者が変わる毎の対日政策の変遷だとか、
そもそも北方領土に関する日露両国の歴史的関わりについて
冷静な分析がなされている。
さて、北方領土問題については和田春樹氏が一冊書いていて、
そちらの方が(99年と)新しく人気があるようであるが、
お年を召された和田氏の二島先行返還論から見る左偏向を理解していれば(少しバレにくくはなっているが)、
単なる歴史家の和田氏よりロシア研究の先駆である木村氏の本書を
まず読んでおくのが北方領土を考える上で妥当だろう。
それにしても北方領土の本、最近全然書かれてないね。対ロ外交150周年だってのにさぁ。あ、150周年だから、か。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
日露国境交渉史: 領土問題にいかに取り組むか (中公新書 1147) 新書 – 1993/9/1
木村 汎
(著)
- 本の長さ262ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1993/9/1
- ISBN-104121011473
- ISBN-13978-4121011473
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1993/9/1)
- 発売日 : 1993/9/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 262ページ
- ISBN-10 : 4121011473
- ISBN-13 : 978-4121011473
- Amazon 売れ筋ランキング: - 562,884位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 99位ロシア・ソビエトの政治
- - 2,233位中公新書
- - 2,343位国際政治情勢
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
4グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。