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「超」整理法 (続) (中公新書 1222) 新書 – 1995/1/25
- ISBN-104121012224
- ISBN-13978-4121012227
- 出版社中央公論新社
- 発売日1995/1/25
- 言語日本語
- 本の長さ296ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1995/1/25)
- 発売日 : 1995/1/25
- 言語 : 日本語
- 新書 : 296ページ
- ISBN-10 : 4121012224
- ISBN-13 : 978-4121012227
- Amazon 売れ筋ランキング: - 473,512位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,174位ビジネスライフ (本)
- - 2,002位中公新書
- - 83,588位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。
一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。
〈主要著書〉
『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞社、1989年、東京海上各務財団優秀図書賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)、『1940年体制(新版)』(東洋経済新報社、2002年)、『資本開国論』(ダイヤモンド社、2007年)、『世界経済危機 日本の罪と罰』(ダイヤモンド社、2008年)、『未曾有の経済危機 克服の処方箋』(ダイヤモンド社、2009年)、『経済危機のルーツ』(東洋経済新報社、2010年)、『世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか』(ダイヤモンド社、2010年)等多数。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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私を変える一冊になりました。
ありがとうございました。
曰く・・・
スケジュール表とは別にTO-DOボードを作成する。案件をポストイットに書き出して紙のボードに貼り付ける。仕事のカテゴリー別に縦に分け、重要度の高いものほど上に貼る。処理済み案件ははがして捨てる。このボードを見ると未処理案件を一覧できるし、カテゴリー別の重要度がわかるので「面」で把握できる(実際、やってみたが、これはいいアイディア)。
拙速を旨とする。とりいそぎ、とりあえずの目標となる最低限は、他人が見てわかるところ。報告書なら他人が読んでも一応は意味が通るところ、事務仕事なら追加説明がなくても他人が引き継ぎできるところ。将来の自分も他人。できれば完璧状態の8割までいきたい。残り2割にかかるエネルギーは最初の8割にかけるエネルギーより大きくなる可能性が高い。
タイムマネジメントで最重要の課題は人生の目的を正しく把握すること。海外旅行をすると仕事が強制的に寝かされるので、これを把握する上で海外旅行は強力な方法。一年に一週間程度はこういう時間をもつといい。
これを捨てたことで私が被りうる最悪の結果は何かを思い出し、それが震えだしたり、冷や汗をかいたりするのでなければ安心して捨てよ(リカルド・セムラー)。
読むべき内容がある文章は、最初の迫力でわかる。「伝えたい」という熱意がある。事実と意見を峻別し、私は・・・と考える、と責任の所在を明記してある文章は読む価値がある。本の情報の8割は、2割の箇所に集中している(文学作品は例外)。
などなど。
発表後20余年を経過し、その間パソコンやスマホの普及により、情報管理ツールは格段に進歩したが、本書のテーマであるタイムマネジメントは依然として難題のひとつであり、本書の内容は今もって有効性を失っていない。
著者によれば、タイムマネジメントには3つの要素があり、それは、①スケジューリング(持ち時間に仕事を割り振る)、②時間節約(無駄な時間をなくす)、③時間増大(使える時間を増やす)であるが、それらに関する様々なアイデア・技術が示されている。
中でも、タイムマネジメントの基本となる「時間を見る技術」として考案された、折り畳み式のスケジュール表「超整理手帳」は、私も一時期愛用したが、非常に優れたツールであった。
野口教授が本書でも引用している、セオドア・ルーズベルトの「知恵の九割は、時間について賢くなることである」は至言であるが、タイムマネジメントの重要性は高まりこそすれ下がることはない現代において、タイムマネジメントの古典として目を通す価値はあろう。
さて,本書の内容は手帳を用いたスケジューリングそのものではなく,超整理手帳という形で具体化された内容,長期にわたって一人で行なう複雑な仕事のタイムスケジューリングや事務連絡の分析である.なぜ口頭ではダメで文章だとよいのか,時間を視覚で把握することにどういう効果があるのか,「最低限の処置をすぐやる」「見通しの悪いことからやる」「遠い未来の予定を入れない」「まとまった時間を確保する」などがなぜ重要なのか.これらが非常にわかりやすく説明されている.
いざ実践してみると一定の範囲では確かに効果がある.一人で全てやる類の仕事や自分がリーダーである仕事では非常にうまくいく.その一方で,周囲に「時間は非常に大切な資源だ」という意識の低い人が多いといきなり破綻することを経験できもした.「時間を大切に」というコンセンサス作りは個人向けのノウハウでは如何ともしがたいようだ.
応用の利く読者であれば現代に変換して活用することができるのでしょうが、私にはそういった手続きは高度で面倒に感じました。
具体的には、ファックスやノートパソコンの利用を推す点や、当たり前ですがタブレットやSNS、インターネットなどの、今であれば当たり前の技術が登場しない点です。
それらを考慮の上で購入されることを勧めます。
コンピュータでデータ整理をしている人間にとっては、あたりまえのことが書かれているに過ぎないかもしれない。
時間編も結構あたりまえのことが書かれているような気がする。
データベース、情報検索、システム設計をしている人間なら、電子メールは常時利用している。早い話が電子郵便である。
コンピュータを道具として使いこなしている人なら知っていることが書かれている本なので、コンピュータに振り回されている人は、ぜひ、読んでいただくとよい本である。
コンピュータばかりを使っている人には、コンピュータを使わない整理方法も試してみると新たな発見があるかもしれない。
・ちょっとした時間を活用せよ
・じゃまされない時間を確保して集中して仕事せよ
・時間泥棒から身を守れ
・目的意識、目標意識を持て
・優先順位をつけよ
・手帳を活用せよ
というのが、ほぼ共通しており、これに「早起きせよ」とか「短眠を訓練せよ」とか
「速読せよ」、あるいは「この業務管理ソフトを活用せよ」というような
メッセージが追加されています。
私はそんな本を何冊も読んでいますが、いっこうにレベルアップしません(きっぱり!)
本書では、もっともっと本質的なレベルまで議論し、ふつうの人が実現可能なノウハウを理論的な根拠と、著者の実体験も加えて提案してくれています。何度読んでもためになる本です。