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秩禄処分: 明治維新と武士のリストラ (中公新書 1511) 新書 – 1999/12/1
落合 弘樹
(著)
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1999/12/1
- ISBN-104121015118
- ISBN-13978-4121015112
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1999/12/1)
- 発売日 : 1999/12/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 213ページ
- ISBN-10 : 4121015118
- ISBN-13 : 978-4121015112
- Amazon 売れ筋ランキング: - 650,906位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なぜ士族の反乱が西南戦争で治まったのか知りたくなり取り寄せさせていただきました。今の銀行制度はこの時点で形成されたことがよくわかります。そして幕藩体制は260年の間島原の乱以外ほとんどなかったことの理由がわかります。
2013年9月21日に日本でレビュー済み
今日の日本が存在するのは、“秩禄処分”が成功したからと言っても過言ではないだろう。
本書では、秩禄処分の目的と概要を詳細に解説している。
明治維新では、日本の古い慣習を打ち破り、先進諸国の仲間入りを果たすべく奮闘した。
そこに至るまでの道は、恐らく想像を絶する努力と苦労があったことと思う。
しかし、明治維新の陰で多くの犠牲が払われたことも無視できないであろう。
武士は、その筆頭であったのではないか。
大がかりなリストラである秩禄処分が10年で完了したという事実に驚かされたと同時に、政府と武士の改革への「志」を感じた。
本書では、秩禄処分の目的と概要を詳細に解説している。
明治維新では、日本の古い慣習を打ち破り、先進諸国の仲間入りを果たすべく奮闘した。
そこに至るまでの道は、恐らく想像を絶する努力と苦労があったことと思う。
しかし、明治維新の陰で多くの犠牲が払われたことも無視できないであろう。
武士は、その筆頭であったのではないか。
大がかりなリストラである秩禄処分が10年で完了したという事実に驚かされたと同時に、政府と武士の改革への「志」を感じた。
2005年6月24日に日本でレビュー済み
版籍奉還・廃藩置県・地租改正についてはある程度内容を説明できる人も、秩禄処分まで同じように説明できるかと問われれば、そこまでは難しいという人が大半ではないだろうか。
本書は、江戸時代の武士の成立や禄制から説き起こし、あまり問題にされることのない「武士の経済」の変遷を追っていくことで、「秩禄処分とは何を処分したのか」という問題に答えている。推進・反対それぞれの立場の人々が何を根拠に論陣を張ったのか、誰がどのような抵抗をしたのか、そうした政策論争についても多くのページ割かれていて興味を引く。
終章では「士族のゆくえ」を扱っているが、ここから先は天野郁夫『学歴の社会史』などが論じているところでもある。興味のある方には併読を勧めたい。
本書は、江戸時代の武士の成立や禄制から説き起こし、あまり問題にされることのない「武士の経済」の変遷を追っていくことで、「秩禄処分とは何を処分したのか」という問題に答えている。推進・反対それぞれの立場の人々が何を根拠に論陣を張ったのか、誰がどのような抵抗をしたのか、そうした政策論争についても多くのページ割かれていて興味を引く。
終章では「士族のゆくえ」を扱っているが、ここから先は天野郁夫『学歴の社会史』などが論じているところでもある。興味のある方には併読を勧めたい。