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入門環境経済学: 環境問題解決へのアプロ-チ (中公新書 1648) 新書 – 2002/7/25
- ISBN-104121016483
- ISBN-13978-4121016485
- 出版社中央公論新社
- 発売日2002/7/25
- 言語日本語
- 本の長さ220ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2002/7/25)
- 発売日 : 2002/7/25
- 言語 : 日本語
- 新書 : 220ページ
- ISBN-10 : 4121016483
- ISBN-13 : 978-4121016485
- Amazon 売れ筋ランキング: - 416,390位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 629位都市開発・都市問題 (本)
- - 719位環境・エコロジー (本)
- - 1,790位中公新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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土浦第一高等学校卒業。92年、東京大学教養学部卒業、94年、筑波大学環境科学研究科修士課程修了。2000年、ミネソタ大学Ph.D.取得(経済学)。内閣府経済社会総合研究所客員研究員、未来資源研究所客員研究員(安倍フェロー)、上智大学・経済学部教授、同・環境と貿易研究センター長等を経て、現在、早稲田大学・政治経済学術院教授、並びに同・環境経済・経営研究所所長。文部科学省学術調査官、環境省中央環境審議会委員、経済産業省カーボンクレジット検討会座長、環境科学会理事を歴任。環境経済・政策学会会長(2022~23年度)。パリ政治学院及びパリ・スクール・オブ・エコノミクス客員研究員(2023~24年)。環境経済・政策学会・奨励賞、Carbon Pricing in Japan(Springer)で同・論壇賞受賞。環境経済・政策学会及び環境科学会で学術賞、市村地球環境学術賞(功績賞)受賞。専攻・環境経済学、エネルギー経済学、環境政策。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図での説明もおおく、環境と経済の関係が理解し易い内容でした。
2006年3月28日に日本でレビュー済み
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「環境経済学の基礎理論」、「日本の環境問題と環境政策」の二部構成。
経済学にあまり縁の無い自分だが、初歩的なところから丁寧に説明をしてくれるので非常にわかりやすかった。
本書ではミクロ経済学に絞って説明をしている。環境経済学をもっと幅広く知るには他の文献を併用するのが望ましい。
環境問題の解決のために経済学の理論を応用するという発想自体、自分には新鮮だったが、環境問題を見る重要な視点の一つであることには間違いないだろう。
経済学にあまり縁の無い自分だが、初歩的なところから丁寧に説明をしてくれるので非常にわかりやすかった。
本書ではミクロ経済学に絞って説明をしている。環境経済学をもっと幅広く知るには他の文献を併用するのが望ましい。
環境問題の解決のために経済学の理論を応用するという発想自体、自分には新鮮だったが、環境問題を見る重要な視点の一つであることには間違いないだろう。
2019年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中公新書は、昔、2~3冊購入して中途まで読みましたが、私の肌に合いませんでした。しかし、今この本を眺めていると図や表やコラムが多くあり、中公新書も見直しました。機会があったら、目次を読んだり中身を眺めたりするだけではなく、少し本格的に読んでみようと思います。以上です。
2011年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは面白い本です。
極めてベーシックな経済学の理論を使って、環境問題に対してとるべき政策を明解に主張しています。
経済学の面白さを存分に伝えている本です。大学で経済学を勉強していたときに出会いたかった…。
多少ミクロ経済学の知識がある方が有利ですが、でも、事前の知識なしでも問題なく読めると思います。経済学って何の役に立つんだろうと思われている方、環境問題に対する説得力のあるアプローチに興味のある方、ぜひ読んでみてください。
極めてベーシックな経済学の理論を使って、環境問題に対してとるべき政策を明解に主張しています。
経済学の面白さを存分に伝えている本です。大学で経済学を勉強していたときに出会いたかった…。
多少ミクロ経済学の知識がある方が有利ですが、でも、事前の知識なしでも問題なく読めると思います。経済学って何の役に立つんだろうと思われている方、環境問題に対する説得力のあるアプローチに興味のある方、ぜひ読んでみてください。
2003年6月3日に日本でレビュー済み
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大学の教養時代に学んだミクロ経済学(あの需要と供給の曲線のやつです)で,環境問題を考察してゆきます。
環境に関する問いには,美しい解答を出せないものとの認識を変える1冊です。
理屈ではそうなるということを,大体納得しました。
捨てるのにお金がかかるなら,ごみが減るなんてあったりまえでしょ。と言う向きの直感派の人には少し不向きかもと思います。
環境に関する問いには,美しい解答を出せないものとの認識を変える1冊です。
理屈ではそうなるということを,大体納得しました。
捨てるのにお金がかかるなら,ごみが減るなんてあったりまえでしょ。と言う向きの直感派の人には少し不向きかもと思います。
2007年2月6日に日本でレビュー済み
我々人間全ては、その自覚がまったくなくとも、何らかの形で地球環境に影響を及ぼしている。コーヒー1杯のために、その裏には様々な背景があると説く。
人間は汚染者であり被害者でもあるということ、仮に技術開発が進んだとしても社会に普及しなければ意味がないこと、人々の考え方や価値観を一度に変えることの難しさ、豊かさの定義とは・・・。
本書は、経済学の「け」の字も知らない層の方々にも分かりやすいように、基本的な経済学の理論から丁寧に書かれいる。
今の世の中、「〜をすれば・・・できる!」といった文句についつい引き寄せられがちだが、何をするにしても世の中そんなに甘いものではない。短かく簡潔に説明しろと無茶な要求をする側にも責任がある。文章が短ければ分かったようなつもりになってしまいがちだが、それはただの勘違いだ。(これは本書への批判ではなく、直接は関係のないことだけど)
人間は汚染者であり被害者でもあるということ、仮に技術開発が進んだとしても社会に普及しなければ意味がないこと、人々の考え方や価値観を一度に変えることの難しさ、豊かさの定義とは・・・。
本書は、経済学の「け」の字も知らない層の方々にも分かりやすいように、基本的な経済学の理論から丁寧に書かれいる。
今の世の中、「〜をすれば・・・できる!」といった文句についつい引き寄せられがちだが、何をするにしても世の中そんなに甘いものではない。短かく簡潔に説明しろと無茶な要求をする側にも責任がある。文章が短ければ分かったようなつもりになってしまいがちだが、それはただの勘違いだ。(これは本書への批判ではなく、直接は関係のないことだけど)
2007年9月18日に日本でレビュー済み
環境経済学に関する新書を何冊か読んだ上で、やはり1番読みやすく理解しやすい本。
経済学の簡単な入門から環境経済学に繋がる感じで書かれているため、経済学に関して予備知識の全くない方でも、ここから入門できる。
ところどころで入るコラムが本書全体の理解度の助けになっていて、具体例が多く、イメージ的に理解しやすくなっていると思う。ボールディング等、書かれていない内容も多々あるが、環境経済学の入門としてはそれらはあまり必要ないだろうと思われ、問題ない。
排出権取引制度等も書かれている。自分は理系で経済に関する講義は1つも受けていないが、それでも問題なく、読み進めることかできる。この本を通して他の環境経済学に関する本も読みやすくなった。
経済学の簡単な入門から環境経済学に繋がる感じで書かれているため、経済学に関して予備知識の全くない方でも、ここから入門できる。
ところどころで入るコラムが本書全体の理解度の助けになっていて、具体例が多く、イメージ的に理解しやすくなっていると思う。ボールディング等、書かれていない内容も多々あるが、環境経済学の入門としてはそれらはあまり必要ないだろうと思われ、問題ない。
排出権取引制度等も書かれている。自分は理系で経済に関する講義は1つも受けていないが、それでも問題なく、読み進めることかできる。この本を通して他の環境経済学に関する本も読みやすくなった。
2005年11月16日に日本でレビュー済み
環境負荷が小さい商品は価格が高い。
それは、技術が未発達・大量生産されていないという理由だけではない。
一番の原因は、汚染物質によって失われる単位排出量あたりの外部費用を無視しているからである。
大気を汚染することによって失われる経済効果(外部費用)を価格に反映させていないものが、旧来からの環境負荷の高い商品なのである。
環境負荷が少ないエコ商品は、外部費用が掛かるため、高価になる。
環境税の導入も企業が環境負荷を小さくしようとする経営努力を促すためのものである。
しかも、汚染した分だけ費用を徴収できるので公平と言える。
今の時代、一読する価値があると思う。
それは、技術が未発達・大量生産されていないという理由だけではない。
一番の原因は、汚染物質によって失われる単位排出量あたりの外部費用を無視しているからである。
大気を汚染することによって失われる経済効果(外部費用)を価格に反映させていないものが、旧来からの環境負荷の高い商品なのである。
環境負荷が少ないエコ商品は、外部費用が掛かるため、高価になる。
環境税の導入も企業が環境負荷を小さくしようとする経営努力を促すためのものである。
しかも、汚染した分だけ費用を徴収できるので公平と言える。
今の時代、一読する価値があると思う。