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「超」文章法: 伝えたいことをどう書くか (中公新書 1662) 新書 – 2002/10/25
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- ISBN-104121016629
- ISBN-13978-4121016621
- 出版社中央公論新社
- 発売日2002/10/25
- 言語日本語
- 本の長さ265ページ
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商品の説明
商品説明
ほかの著書と同様、今回も構成や内容がじつに詳細に吟味されており、文章において「八割の重要性をもつ」というメッセージの探し方・磨き方から、文章の「骨組み」の作り方、比喩や引用・具体例などの「筋肉増強」法、わかりにくさを排し、読み手の心理に配慮するための「化粧」の仕方までが、じつに上手にまとめられている。とくに、反対概念や対立概念を示すことによって元の概念の性格を明らかにする、といった工夫や、1文1意主義(著者は1パラグラフ1意主義を説く)、「ドラマチックに始め、印象深く終えよ」といった教訓などは、文章を書く際に常に意識しておきたいところだ。テクニック面においても、抽象的な概念を伝えるために名前をつける、さまざまな事象を人の身体や自動車などにたとえる、引用句辞典を使って巧みな引用をする、といった豊富な内容が盛り込まれている。
最終章で述べられている心構えや具体的な作業法については、著者の趣味が反映されていることもあり、読者によって是非が分かれるだろうが、全体としては文章作成のツボをうまく押さえており、参考になる。メッセージの新鮮さから論理構成、修辞、文章の推敲法まで、じつにさまざまな視点に配慮した1冊である。(土井英司)
出版社からのコメント
第一章で著者は「読者に伝えたいメッセージを明確化せよ」と力説します。曰く「『メッセージこそ重要』という観点からすると、多くの文章読本が述べている内容――一文一意主義をとるか長い文章でもよいか、主語と述語がねじれていないか、起承転結方式か三部構成か、等々――は、文章の成功にとって、せいぜい二割以下のウェイトしかない。あるいは、幸運にもすでに適切なメッセージを見出している人が、文章の「見かけ」を改良してゆくための方法だ」。
そうです。『「超」文章法』は、従来型の文章読本ではありません。『「超」整理法』が、「整理の劣等生」だった著者の方法論であるように、「ためになり、面白く、わかりやすい文章を書きたいと、いつも心がけてきた」著者が経験から編み出した方法論です。
担当者としては、「超」という言葉の響きに躊躇を覚える方にこそ、手にとっていただければ、と思っております。
繰り返しになりますが、是非、ご一読を。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2002/10/25)
- 発売日 : 2002/10/25
- 言語 : 日本語
- 新書 : 265ページ
- ISBN-10 : 4121016629
- ISBN-13 : 978-4121016621
- Amazon 売れ筋ランキング: - 84,694位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。
一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。
〈主要著書〉
『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞社、1989年、東京海上各務財団優秀図書賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)、『1940年体制(新版)』(東洋経済新報社、2002年)、『資本開国論』(ダイヤモンド社、2007年)、『世界経済危機 日本の罪と罰』(ダイヤモンド社、2008年)、『未曾有の経済危機 克服の処方箋』(ダイヤモンド社、2009年)、『経済危機のルーツ』(東洋経済新報社、2010年)、『世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか』(ダイヤモンド社、2010年)等多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ハッとさせられるご指摘が満載。
・「ためになり、面白く、わかりやすい」文章を書かねばならない。
・メッセージは「ひとことで言えるもの」でなければならない。
例え話も秀逸で、中身も濃く、この本自体がまた実に読ませる、という点、さすがとしか言いようがない。
文章をうまく書きたい時ごとに何度も見返したい。
その度ごとに何らかのヒントが得られそうだ。
野口先生のお多くの著作は、その体現です。
ハズレがありません。
これもその一つで、ツールとしての文章の書き方を実益的に書いたものです。
目からウロコの役立ち使える知識が多々あります。
読んでもらえる文章では、どうしても伝えたいメッセージの有無が成否の8割を占める。これを土台に、プロットを作り、形式面の構成に工夫し、説得力を強める技術を知ればわかりやすく読みやすい文章になるとしています。
様々な実例文で具体例を示してくれます。
文章には、以下の4つがあり、読んでももらええるための効果的なポイントが書かれています。
1.150字のパラグラフ、ワープロで3~4行、ツイッターレベルの一文一意
2.1500字の短文、400字詰めの原稿用紙3~4枚、新聞の論説、雑誌の連載エッセイ
3.15000字の長文、400字詰めの原稿用紙30から40枚、論文や報告書
4.15万字、一冊の本
文章作成でおすすめの本としてスティーブン・キング「小説作法」を紹介されています。
ちょっとビックリです。
文章テクニック指南というより、
著者もプロローグで指摘してますように「とにかく始めよ」の精神論が強調されている所が、
所謂往年の文章読本とは毛色の異なる点だと思います。
小説家の言葉引用も多くて、物語プロットの共通性の項では、得心してしまいました。
小説などの創作執筆にも役立つのでは!
卒業論文を作成する時にも参考にしました。
わりと実用文を書くうえで参考になります。特に5章以降の、文章についての記述は役に立つ。4章のキツネ文の指摘も重要。ここで野口さんは、まさにキツネ文のように権威主義的なところがあるポストモダンや現代思想を思い浮かべたのかもしれません。
ただしすべてに同意するわけではありません。4章の比喩のくだりはいただけない。比喩が仰々しくて、私は逆にぴんとこなかった。
ほかにも、どうやら野口さんは通俗的な偉人の言葉とか、小説とか映画とかが好きらしい。冒頭からそういった文学趣味の箴言・格言・寸言の引用が多くて、閉口しました。三島由紀夫への信頼も同じ理由からでしょう。私は鼻につくだけの不要な言葉だと思っています。
ちなみに『ライティングの哲学』と比べると少しおもしろい。『ライティングの哲学』では、ポストモダン系の哲学者の千葉雅也や読書猿を含めた4人が、さんざん書けない書けないと悩みながら、アウトラインプロセッサについて議論しています。それを読んだあとでこの『「超」文章術』を読んだら、アウトラインプロセッサは書きにくいと書いてあって、思わず笑ってしまいました。考え方の違いがはっきりと表れていますね。
そういった人に、まずお勧めの一冊である。
また、入試や入社試験、資格試験に論文を課すところが増えている。
試験対策としても有効である。
世のなかには実に多くの文章法の本がある。
その中で、本書が特異な点は、内容が大事であると説いている点、文章の構成法を多角的に示している点である。
多くの文章法の本は、論理的な文章展開、表現力の2点しか述べていない。ひどいのになると、長文が書ける力が文章力だ、としか言っていない本もある。
これらの文章法は、実は小学校から教え込まれてきた方法そのものである場合が多い。
この方法では、人に読ませる文章を書く、と言うよりもむしろ、感情豊かに表現する、と言うことに重点が置かれている。
3章に書かれている、文章の長さが内容を規定する、と言うのは、目からうろこだった。他の文章法の本では、長文も短文もいっしょくたにして論じている。これがそもそも間違いの元。
小論文の試験で、~字以内で、と書かれているのは、実はそれによって書く内容を変えないといけないのですね。