以前のレビュアーの方も書いておられますが、確かに面白い発想の本で楽しめて勉強になりました。
ただ時代が偏りすぎていて、なんとなく手元にあった資料でお手軽に作った本(失礼!)との印象を受けてしまったのは否めません。時代が同じなので後のほうは飽きてしまいました。
視点はすごく面白いので、もっと幅広い時代の資料を集めて続編を期待します。
しかし確かにこの時代の中国の日本人像は現在とあまり変わっていないような気がしますね。
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〈鬼子〉たちの肖像: 中国人が描いた日本人 (中公新書 1815) 新書 – 2005/9/1
武田 雅哉
(著)
古来、中国人は日本人をさまざまにイメージし、歴史書に記録し、絵画に描いてきた。そのなかには、荒唐無稽なものもあるが、驚くほど現実に近く詳細なものもある。本書では、かつて日本人が「倭」と呼ばれていた時代の歴史書や地理書から、明の時代に人々が使っていた日用の辞書、日清戦争前後に発行された絵入り新聞、現代の映画に至るまで、中国人による日本人=〈鬼子〉イメージの変遷をたどる。
- ISBN-10412101815X
- ISBN-13978-4121018151
- 出版社中央公論新社
- 発売日2005/9/1
- 言語日本語
- 本の長さ255ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2005/9/1)
- 発売日 : 2005/9/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 255ページ
- ISBN-10 : 412101815X
- ISBN-13 : 978-4121018151
- Amazon 売れ筋ランキング: - 813,554位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2006年11月6日に日本でレビュー済み
中国人が日本人を見る目にはかなりの偏見があるだろうことは、日中関係についてのさまざまな報道からも予想できることだ(もちろん、日本人が中国人を見る目についても同じだろう)。
それを、具体的にわからせてくれるのが本書だ。
清朝末期の中国側の資料を読み解き、そのイラスト入りで視覚的にわかりやすく、日本人がどう思われていたかを解説していく。
最初は友好的でもあり、神秘的な国と思われていたのが、日清戦争を挟んで次第に態度が硬化されていく・・・その過程も興味深い。
だが、本書はあくまで清朝期の資料しか扱っていない。
本書のサブタイトルが<中国人が描いた日本人>である以上、やはりもっと後の時代まできちんと調査して取り上げていれば、屈指の名著になっただろう。
そのあたりを含めた次回作に期待だ。
それを、具体的にわからせてくれるのが本書だ。
清朝末期の中国側の資料を読み解き、そのイラスト入りで視覚的にわかりやすく、日本人がどう思われていたかを解説していく。
最初は友好的でもあり、神秘的な国と思われていたのが、日清戦争を挟んで次第に態度が硬化されていく・・・その過程も興味深い。
だが、本書はあくまで清朝期の資料しか扱っていない。
本書のサブタイトルが<中国人が描いた日本人>である以上、やはりもっと後の時代まできちんと調査して取り上げていれば、屈指の名著になっただろう。
そのあたりを含めた次回作に期待だ。