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私たちはどうつながっているのか: ネットワ-クの科学を応用する (中公新書 1894) 新書 – 2007/4/25
増田 直紀
(著)
人は出会い、つながる。会社や友人関係、地域社会も、個人と個人が結びつきネットワークを作ることで成り立っている。それでは私たちはどのように他人とつながっているだろうか。私たちのネットワークの上では何が起こっているだろうか。本書は、スモールワールドやスケールフリーといった最新のネットワーク科学を、毎日の生活に活かそうと提言する。己を知り、他人を知り、そのつながり方を知って、ひとつ上の自分へ!
- ISBN-10412101894X
- ISBN-13978-4121018946
- 出版社中央公論新社
- 発売日2007/4/25
- 言語日本語
- 本の長さ240ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2007/4/25)
- 発売日 : 2007/4/25
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 412101894X
- ISBN-13 : 978-4121018946
- Amazon 売れ筋ランキング: - 214,944位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
社会人になって、仕事に忙殺されていて、会社以外のコミュニティの人と出会う機会が減ってしまっていた。
どうやったら、新たなつながりをつくりやすいのかを知りたくて、この本を読んでみた。
やはり、本書でも、労働時間が長いと人間関係に割く時間がなくなり、会社内の人づきあいだけになってしまう可能性に触れていた。
また、社会人になると、出会いの機会を今までのように学校やサークルが用意してくれるわけではないため、人間関係が閉鎖的になってしまう傾向も述べられていた。
閉鎖的な人間関係を打開するための、一番簡単な方法は、複数のコミュニティに属するように意識することだと述べられていた。
上手にネットワークを築いている人は、自分と異なる世界で見つけた友人や、現在は道を同じくしない旧友とも連絡を保っていることが多いとのことだった。
この本を読んで、人とのつながりは大きく2つに分類されると感じた。
1つは同じ目的を果たすためのつながりだ。これは、異性との出会い、良きビジネスパートナーなどが該当する。
もう1つは、友人関係のようなつながりだ。言うならば、一緒にいれば落ち着く、といった関係性だ。
本書で、面白いと思ったのが、異性との出会いがない人は、自分のコミュニティに閉じ込められていて、異性の多いコミュニティに抜ける近道がないことが非常に多いという指摘だ。
このような状況をビジネスチャンスに変えているのが、結婚紹介サービスであり、これは目的を果たすために近道を提供するビジネスと言えるとのことだった。
異業種交流会もこれに近しいものがあり、このような目的を果たすために出会いたい人に出会える機会を提供するようなビジネスの可能性は他にも見つかるはずと述べられていた。
また、本書では、そもそもなぜ人はコミュニティを作りたがるかについても言及されている。
その理由として、コミュニティに属していなければ、精神的な緊張にさらされることが挙げられていた。
たまに耳にする「休みの日に誰かに会わなければやってられない」という心理を改めて理解できた。
興味深かった指摘が、結婚紹介サービス、異業種交流会などは、ネットワークの近道を提供する支援であるが、一方、コミュニティに困った人への支援活動はあまりないという指摘だ。
新たなコミュニティをつくるには、自力でつくっていくしかない場合がほとんどだ。
これをどうビジネスにするかは検討が必要ではあるが、共通の趣味や関心に基づく近場の交流を人々は案外求めているため、今後はコミュニティを強化するコンサルティングというのも有望なのかもしれないという記載は面白かった。
この本を読んで、思わぬ収穫だったのが、人とのつながりを理解しようとすることは組織づくりにも多いに役立つことがわかった点だ。
会社で、人々がどのような形のネットワークを成すと、そのチームは高い効率を達成するのかを考える際に以下の視点が必要だと知った。
それは、近道を介してメンバーが情報を共有できているかどうかや、コミュニティがあってメンバーに安心や援助を提供できる体制があるという点だ。
組織を作る側は成員が短い距離で結ばれているだけではなく、ネットワークにコミュニティ(三角形)が不足しすぎないように仕向けた方が良いと述べられていた。
1つの仕事を近くにいる数人で重複してカバーできる体制を整えれば、連帯感を醸し出して個人を動機づけることができる。
コミュニティのない組織は無駄が少なくて、効率的に見えるかもしれないが、実際にはもろい。コミュニティがあれば、誰かが抜けても、組織の頑健性が保てるとのことだった。
ただ、ネットワーク化して、みんながつながっていると、仕事が他人任せになって能率が下がるかもしれないかったり、連絡が密すぎると、他人との情報共有に時間を費やしすぎてしまうかもしれないので注意が必要だとも述べられていた。
会社以外のコミュニティの人と出会うには、複数のコミュニティに属するのが手っ取り早いとのことだが、現状では、安心して、共通の趣味や関心に基づく近場の交流の機会が保証されていない気がするので、その機会づくりは今後の課題と言えそうだ。
どうやったら、新たなつながりをつくりやすいのかを知りたくて、この本を読んでみた。
やはり、本書でも、労働時間が長いと人間関係に割く時間がなくなり、会社内の人づきあいだけになってしまう可能性に触れていた。
また、社会人になると、出会いの機会を今までのように学校やサークルが用意してくれるわけではないため、人間関係が閉鎖的になってしまう傾向も述べられていた。
閉鎖的な人間関係を打開するための、一番簡単な方法は、複数のコミュニティに属するように意識することだと述べられていた。
上手にネットワークを築いている人は、自分と異なる世界で見つけた友人や、現在は道を同じくしない旧友とも連絡を保っていることが多いとのことだった。
この本を読んで、人とのつながりは大きく2つに分類されると感じた。
1つは同じ目的を果たすためのつながりだ。これは、異性との出会い、良きビジネスパートナーなどが該当する。
もう1つは、友人関係のようなつながりだ。言うならば、一緒にいれば落ち着く、といった関係性だ。
本書で、面白いと思ったのが、異性との出会いがない人は、自分のコミュニティに閉じ込められていて、異性の多いコミュニティに抜ける近道がないことが非常に多いという指摘だ。
このような状況をビジネスチャンスに変えているのが、結婚紹介サービスであり、これは目的を果たすために近道を提供するビジネスと言えるとのことだった。
異業種交流会もこれに近しいものがあり、このような目的を果たすために出会いたい人に出会える機会を提供するようなビジネスの可能性は他にも見つかるはずと述べられていた。
また、本書では、そもそもなぜ人はコミュニティを作りたがるかについても言及されている。
その理由として、コミュニティに属していなければ、精神的な緊張にさらされることが挙げられていた。
たまに耳にする「休みの日に誰かに会わなければやってられない」という心理を改めて理解できた。
興味深かった指摘が、結婚紹介サービス、異業種交流会などは、ネットワークの近道を提供する支援であるが、一方、コミュニティに困った人への支援活動はあまりないという指摘だ。
新たなコミュニティをつくるには、自力でつくっていくしかない場合がほとんどだ。
これをどうビジネスにするかは検討が必要ではあるが、共通の趣味や関心に基づく近場の交流を人々は案外求めているため、今後はコミュニティを強化するコンサルティングというのも有望なのかもしれないという記載は面白かった。
この本を読んで、思わぬ収穫だったのが、人とのつながりを理解しようとすることは組織づくりにも多いに役立つことがわかった点だ。
会社で、人々がどのような形のネットワークを成すと、そのチームは高い効率を達成するのかを考える際に以下の視点が必要だと知った。
それは、近道を介してメンバーが情報を共有できているかどうかや、コミュニティがあってメンバーに安心や援助を提供できる体制があるという点だ。
組織を作る側は成員が短い距離で結ばれているだけではなく、ネットワークにコミュニティ(三角形)が不足しすぎないように仕向けた方が良いと述べられていた。
1つの仕事を近くにいる数人で重複してカバーできる体制を整えれば、連帯感を醸し出して個人を動機づけることができる。
コミュニティのない組織は無駄が少なくて、効率的に見えるかもしれないが、実際にはもろい。コミュニティがあれば、誰かが抜けても、組織の頑健性が保てるとのことだった。
ただ、ネットワーク化して、みんながつながっていると、仕事が他人任せになって能率が下がるかもしれないかったり、連絡が密すぎると、他人との情報共有に時間を費やしすぎてしまうかもしれないので注意が必要だとも述べられていた。
会社以外のコミュニティの人と出会うには、複数のコミュニティに属するのが手っ取り早いとのことだが、現状では、安心して、共通の趣味や関心に基づく近場の交流の機会が保証されていない気がするので、その機会づくりは今後の課題と言えそうだ。
2016年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
息子の大学の教材で必要だったのですが、かなりの本屋を探してもなく、唯一在庫があったのがアマゾンさんでした。
購入期日にも間に合い、とても助かりました。
購入期日にも間に合い、とても助かりました。
2018年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネットワーク理論の概要を体系的に学ぶことができる。我々はみなつながっており、また、世界もつながっている。生きていく上で頭に入れておくべき理論と、実世界でのつながりを解明するために必要な知識を習得できる。
2017年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書にあるように大概の人はコミュニティに属していなければ精神的に緊張にさらされる、
ただインターネットや携帯の発達の恩恵を受け今でははるかに多くの人と情報に巡り合う
ことができることは確かである、又収入の項目で少数の人が富の多くを占めているという
パレードの法則は興味深く読んだ。
ただインターネットや携帯の発達の恩恵を受け今でははるかに多くの人と情報に巡り合う
ことができることは確かである、又収入の項目で少数の人が富の多くを占めているという
パレードの法則は興味深く読んだ。
2011年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、若手研究者の手によって一般向けに書かれたネットワーク理論の入門書です。
理論的な解説にとどまらず、ネットワーク理論が現実社会にどのように適用されるのかを意識して書かれており、社会人にとっても非常に示唆に富む内容となっています。個人的に収穫だったのは、ネットワーク理論が組織論の観点からも興味深い結論を導くものであることを知ることができたことです。組織も一つのネットワークであるため、ネットワーク理論で得られた知見は組織にも適用することができます。例えば、本書の中で紹介されるネットワークの頑健性やネットワークの中心といった概念は、どのような組織構造が望ましいのか、あるいは自らが組織の中でどのようなポジションに位置すると物事を有利に進めることができるのかといった普遍的な疑問に対してヒントを与えてくれます。
ネットワーク理論については、類書がいくつか出ていますが、私が読んだ本の中ではこの本が最もコンパクトかつ社会人向けに作られていると思います。ネットワーク理論に関心ある方が手にとる最初の1冊としてお勧めします。
理論的な解説にとどまらず、ネットワーク理論が現実社会にどのように適用されるのかを意識して書かれており、社会人にとっても非常に示唆に富む内容となっています。個人的に収穫だったのは、ネットワーク理論が組織論の観点からも興味深い結論を導くものであることを知ることができたことです。組織も一つのネットワークであるため、ネットワーク理論で得られた知見は組織にも適用することができます。例えば、本書の中で紹介されるネットワークの頑健性やネットワークの中心といった概念は、どのような組織構造が望ましいのか、あるいは自らが組織の中でどのようなポジションに位置すると物事を有利に進めることができるのかといった普遍的な疑問に対してヒントを与えてくれます。
ネットワーク理論については、類書がいくつか出ていますが、私が読んだ本の中ではこの本が最もコンパクトかつ社会人向けに作られていると思います。ネットワーク理論に関心ある方が手にとる最初の1冊としてお勧めします。
2012年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネットワーク科学の研究者である著者が,その理論がひとのネットワークにどうかかわってくるのか,できるだけ具体的にイメージできるように書いている. わかりやすさを追求しているのは博物館もおなじであり,ニューヨークの博物館でネットワークがどのように展示されているかもとりあげられている. とりあげられている理論は他の本とあまりかわらないが,わかりやすさの追求のしかたには独自のものがある.
2020年1月11日に日本でレビュー済み
人間関係について少し悩んでいたところ、「人と人とのつながり」について明瞭な答えのようなものを与えてくれた。自分が悩んでいたことも、少し難しいが理論を用いて考えてみると、とてもスッキリした感覚になった。専門的な理論や概念についてもとてもわかりやすく書かれており、親切に感じる。一冊持っておいて、損はない本。