中古品:
¥157 税込
配送料 ¥350 5月25日-26日にお届け(2 時間 1 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
中古商品: 良い | 詳細
発売元 PitBox
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: ◆中古品のため多少の使用感はありますが、良好なコンディションです。◆簡易クリーニング済みです。◆帯をお付けできる保証はございません。(商品の一部とみなしておりません)◆カバーが商品詳細ページの画像と異なる場合がございます。中古品の特性上、一部折れ、ヤケ、書き込み等などがある場合がございます。◆基本的に注文確定後、当日ないし翌日に防水封筒にてゆうメールのポスト投函形式で出荷致します。※重さ、サイズ、料金(1000円以上)によりクリックポスト、レターパックにて出荷する場合がございますので予めご了承下さいませ。ご不明な点がございましたら、メッセージにてご連絡下さい。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

核爆発災害: そのとき何が起こるのか (中公新書 1895) 新書 – 2007/4/1

4.0 5つ星のうち4.0 13個の評価

第二次世界大戦末期、広島に投下された核爆弾が爆発した直下でも、生き延びられた人がいた。また、ビキニ環礁での実験でも島民たちは放射線を被曝したが生存している。不幸にも核爆発の影響下にいた場合、生死を分けるものは何なのだろうか。本書は、政治的な視点を一切除外し、純粋に科学的な見地から、過去の核爆発事例を検証し、現在判明しているかぎりでの最新兵器による被害と生存可能性とを推測する試みである。
続きを読む もっと少なく読む

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2007/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 274ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4121018958
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121018953
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 13個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
高田 純
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

はじめまして、高田純(たかだ じゅん)、理学博士、札幌医科大学名誉教授です。

主な著作 「増補版 世界の放射線被曝地調査」、「中国の核実験」、「福島嘘と真実」、「人は放射線なしに生きられない」、「誇りある日本文明」(第一回アパ日本再興大賞特別賞作品)、「国史奈良の変」。ターサン出版・放射線防護情報センター代表。

東京品川生まれ、世田谷育ち。

子どものころ伝書鳩レーサーでした。

学校の勉強をあまりしませんでしたが、趣味の世界に熱中し、大いに勉強しました。

東京中を歩く、伊豆大島一周徒歩の旅、米国五大湖一周ドライブなど、旅行好きです。

学生時代はリュックを背負って登山。最近はオートキャンプ、海や湖でカヤック、シュノーケリング。

シカゴ大学ジェームスフランク研究所で先端物理研究。

チェルノブイリ黒鉛炉暴走事故後に母校広島大原爆放射能医学研究所にもどり、

気が付いたら、世界の核災害調査に出かけていました。

おそらく、世界で最も核被災地の現場を知る科学者でしょうか。

子どもの頃、雨が降ると、ホウシャノウで頭が禿げるぞと脅されましたが、

あれは嘘でした。でも隣国からの核の黄砂が降っていたのは本当です。

今も福島の低線量で、嘘が蔓延しています。

私にとって、核放射線災害の科学で謎はほとんどありません。

一部、難しい問題が残っているだけです。

高レベルの核汚染と人体影響です。

低線量については、工作員たちが、わざと社会の不安を煽っていますが、全く問題ないのでした。

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
13グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2021年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
広島・長崎そして福島と、日本は核災害の大きな経験が3つもあるのに、被害伝承だけは事実以上に誇張されて伝えられ一部の政治的な目的に利用されているけれども、では実際には何が起こっていたのか、人体に対する放射線や放射能の影響はどの程度なのかを事実に即して伝えるものがほとんど皆無だ。
この本は、広島の被ばく内容の現地調査から始まり、ソ連の核実験現場の調査やチェルノブイリの事故の現場調査などを行った日本では数少ない各災害の専門家による集大成ともいえる著作で、核災害の真実を知ろうとする場合には必須の良書だ。

広島・長崎が、将来もぺんぺん草も生えないだろうといわれたのに、被爆数年後には復興を遂げ現代は被爆など忘れたかのような大都市として繁栄している。一方で福島では今なお世界の一部からは復興も無理かもなどと思われ、日本人の多くも風評を信じその復興は遅々として進まない。

また、日本では原発論議も事実上封印され反核・反原発が世論の潮流といわれているが、少し目を転じて朝鮮半島や中国大陸を見れば、エネルギー政策として最新型の原発の建設が多数進められ貴重な電力源として稼働し、あるいは期待されている。しかも原発の設備トラブルによる放射能汚染事故も発生しているとのことで、風の流れからは日本も決して無縁ではない。

核と放射能と災害の実相はなんなのか?を知るためには、まずこの本から出発すべきといえ、原点となるべきものだ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年11月28日に日本でレビュー済み
 16キロトンの広島型原爆(空中爆発)では,ゼロ地点を中心に半径500メートル以内に78人の生存者がいた(生存率0.36%)。ゼロ地点から南西約170メートルのコンクリート製建物地下にいた野村英三さんも,生存者の一人である。こんなに爆心地近くにいても,条件次第では生き残る可能性があるとは驚きだった。
 なお,500メートル地点での生存率は10%,2250メートル地点での生存率は90%,4キロメートル地点では99%となっている。
 半径5キロメートル圏内には30万8000人いたが,内18万7000人が生き残った(生存率は61%)。

 一方,ビキニ環礁での水爆実験(15メガトン。地表爆発)で被爆した第五福竜丸は,ゼロ地点から150キロ前後離れていた。
 15メガトンの地表爆発で,実効風速毎時30キロ,4日間の積算線量を元に線量予測をすると,ゼロ地点から風下340キロまでが線量レベルA(4シーベルト以上の線量で,致死的)と考えられる。
 広島型と比べ物にならないほどの被害であるが,これは,核爆弾の威力そのものの違いとともに,地上爆発では放射線を含んだ灰(ビキニ環礁の場合,珊瑚礁のかけら)が広範囲に舞い散るためである。

 放射能というと無条件に「怖い」と思う。
 確かに,340キロ離れていても致死的な被害を与え得るという恐ろしさがある。
 他方で,爆心地から500メートルしか離れていなくても生き残った人がいる。
 核爆発による被害の実態を平易に説明してくれる,いい本だった。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今となってはおめでたい内容というしかないかなあ

永田町に核爆弾が落ちることを想定するより、原発で災害が起こることを想起すべきだったと思う。

ある学者が「日本は細菌もウイルスもない無菌室をどう維持するのかに一生懸命だったけど、今の状態はくみ取り式便所並みの状態」と言っていたが、「くみ取り式でも安全、たまに跳ね返ることがあるかもしれないが拭けば問題ない」という論理になるのだろうなあ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年10月14日に日本でレビュー済み
政治的現象として語られる「核」問題を政治抜きで語る非常に珍しい本です。
 核爆発に伴う健康被害や建物被害など、様々な被害について科学的に検証するもので、これらの知識を得ることは、より善く且つ生き残るための防衛議論の一助にもなると思います。また巻末付録のフランスの核防護部隊の資料は有益です。

この本は科学的記述が多いため、読者には多少とっつき難い面もあります。科学的記述を後回しにして最終章の東京への核弾道ミサイル攻撃のシュミレーションから読むといいと思います。
【おススメな人】北朝鮮の核兵器保有が気になる方

※合わせて読むといいと思います。現状を知っておくことも大切です。
図説 ニュースの裏が見えてくる!「核」の世界地図
27人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月8日に日本でレビュー済み
何が不安で、何で恐ろしいのか?

相手の正体をしっかり知らないと必要ないとこまで怖がる分余計な恐怖で余計に精神が削られるな、と思いました。

そして、ちゃんとリアルに捉えようとも。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年5月29日に日本でレビュー済み
核攻撃を受けたとき、実際にどういうことが起こるか過去の事例から分析し、またその時の対処法(生存率を高める方法)について述べた本です。

読んでいくと、意外な事実に驚かされました。たとえば……

* 爆心地に近くても意外と初期生存率が高い(広島型だと爆心地から1kmで40%が生存)

* 空中核爆発と地表核爆発では被害が異なる。地表核爆発の方が核汚染が深刻である。

* 短期核ハザードを回避できれば、以後の寿命短縮効果はほとんどない。

など。

最後に、東京都心(永田町)に20キロトン級の核爆発災害が起こった場合の予想シミュレーションが掲載され、その際の「7つの自衛策」が提案されています。

知識的には大変おもしろい本でしたが、この知識を活用する機会が無いことを祈ります。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月16日に日本でレビュー済み
「本書は、政治的な視点を一切除外し、純粋に科学的な見地から、過去の核爆発事例を検証し」とわざわざ政治的ではないことが強調されています。

 しかし「非政治的」と言うことを強調する人の、政治性を見抜かなくてはならないと思います。さらに同氏が核被害(核災害)を扱う、そこにある方向性を見抜かなくてはと思います。
高田氏が言う「科学」に騙されてはいけません。

 最近の同氏のHPやブログをみれば、より明白でしょう。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年5月14日に日本でレビュー済み
 北朝鮮の核兵器保有の現実に対処すべく、日本の「攻め」核保有議論もなされるべきという議論は起こったが、いざ発射・着弾にどう準備・対処すべきかという議論は、殆どゼロだ。

(どうせ核は飛んで来ないという本音が透けて見えるが、恐ろしい油断と無責任としか言いようがない)

 従って、科学者で専門研究家である著者によるこの本は、核のもう一つの現実「守り」について触れた時局を得た貴重なものである。

 実際の過去の核爆発災害の分析や、科学的な核爆発の理論を通して、一般的な「核爆発に対しては何をしても無駄」という概念が誤りであり、準備や着弾前、2,3分の対処だけでも生死や被害に大きな差違が出るのだという事を、「目から鱗」に教えてくれる。

 考えてみれば冷戦時代、欧米は着々と核戦争の被害を最小に抑えようと準備してきたのに、日本は全くさぼってきた。著者の提言する自衛策や政府の問題点、フランスの対応プランは、貴重だ。防衛、防災・消防関係者は是非一読願いたい。

*電磁パルスの情報通信に対する影響に具体的に危惧を示した一般書籍は、これが初めてだと思う。この項だけでも一読の価値あり。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート