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コラーゲンの話: 健康と美をまもる高分子 (中公新書 1917) 新書 – 2007/10/1

3.3 5つ星のうち3.3 8個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2007/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 188ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4121019172
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121019172
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つ星のうち3.3 8個の評価

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大崎 茂芳
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2007年12月11日に日本でレビュー済み
 コラーゲンに関するまともな内容は僅かで、表題に偽りあり。文章間、段落間にほとんど脈絡が無く、同じ内容の重複が多い。言葉足らずで意味不明な文章が多いだけでなく、時々不正確な(正しくない)記述も混ざっている。反対に無意味なエピソードがやたらと多い。口述筆記以下の文章レベル。商品として売られるべき品質ではない。
 まず、図が悪い。意味のない図(1-1、1-2、1-12、2-2、3-4、3-7、4-1、4-4)や説明不足で難解なままの図(2-3、3-1、3-2)が多く、図が本文の内容を理解する助けになっていない。
 説明の詳細さのレベルがまちまちである。たとえば、よく知られるジスルフィド結合をわざわざ図2-4で説明しているのに、より特殊なデスモシン架橋(図2-3)がどの部分の指すのか、アルドール架橋(図1-9)がどんな構造なのかが示されていない。
 P30の「コラーゲンとBSE問題」は本書の内容と無関係。第2章「タンパク質の役割」がヒアルロン酸・キチンで始まるのは意味不明だし、この章の中でとりあげる必然性も脈絡もなし。
 「タンパク質分子の大きさ」(P53)という節の始まりが「タンパク質はヒトの筋肉を構成する主成分で…」というのはお粗末。ここは筋肉に関する文脈でもヒトに限定した文脈でもないので、この定義は誤りである。
 主語と述語が対応していない稚拙な文章が目立つ。たとえば、「キチンには鎮痛効果や止血効果があり、傷の治りも速いことから、火傷などの治療の際に創傷被覆材として使用されている。」
 どんな杜撰な編集をすると、このような原稿が出版されるのか?最低限の推敲もしなかった出版社にも責任あり。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月3日に日本でレビュー済み
コラーゲンの化学的性質、美容、生体での働きなど、コンパクトにまとめられて、ひととおり概観できます。
コラーゲン鍋など流行っていますが、「コラーゲン食べて、ホントに身体の中でコラーゲンになってくれるの?」とおもっている方、
その部分だけでもご一読を。やや専門的ですが、きっちり答えがでています。
後半はコラーゲンそのものの話しからややそれて研究手法、機器の開発、繊維の物性科学と、著者の歩んできた分野が展開。
若干興味を削がれたので★1つマイナスとした。
2017年12月18日に日本でレビュー済み
人体に最も大量に存在するタンパク質であるコラーゲンについて、専門的な視点での解説書。
動物の骨や皮に含まれる3重らせんコラーゲン分子量約30万を加熱すると、1本鎖のゼラチン分子量約10万になる。
アミノ酸は自然界に約700種類存在するが、生体のタンパク質を構成するのはそのうち20種類。
コラーゲン分子はプロリンとリシンの大部分が水酸化されてヒドロキシプロリンとヒドロキシリシンになっている。
アミノ酸が多数結合したものはポリペプチド鎖で、プロリン残基とは鎖中にあるプロリン由来の部分のこと。一般には構成アミノ酸が数十、分子量数千以上で特有の機能を持つポリペプチドをタンパク質と読んでいる。
コラーゲンは動物細胞外物質の代表で、まず細胞内で生成されてから細胞外へ運び出されコラーゲン線維の集合体となる。
細胞内でコラーゲンのもとになるポリペプチド鎖が合成されるが、プロリン残基とリシン残基が酵素によってヒドロキシ化される。その際に還元剤としてビタミンCが必要になる。3本のポリペプチド鎖が絡みラセン構造となって、その両端は親水性でほぐれた紐のようになっている。そのためコラーゲンは細胞内では凝集しない。細胞外に放出されると紐上分子が切断されコラーゲンは長軸方向に凝集して規則正しい配列を取る。両端のヒドロキシリシンとリシンとがあるドール結合という架橋を作ってコラーゲンの側面同士を結びつけ、線維として安定化させている。
アルドール結合によってコラーゲン分子の側面同士の相互作用が安定化され伸びに強い線維となる。
コラーゲンの3重ラセンは39度に加熱すると融解してゼラチンになってしまうが、それを防ぐのが架橋である。
プロリン残基をヒドロキシ化するには酵素のほかにビタミンCが欠かせない。欠乏するとラセンがうまく巻けないため、血管周囲のコラーゲン組織の引っ張り強度が低くなり血圧がかかる血管から血液が漏れやすくなるこれが壊血病である。また歯肉から出血したり歯が抜けやすくなったりもする。
コラーゲンはサプリメントとして有用か?
口から摂取したコラーゲンが体内酵素で分解されると、ヒドロキシプロリン残基およびヒドロキシリシン残基がそれぞれプロリンとリシンになるかということだが、現在そのような反応は見つかっていない。すなわち食べたコラーゲンがそのまま体内でコラーゲンになるわけではない。
プロリンは体内合成可能だが必須アミノ酸であるリシンは必ず食べ物から摂らなければいけない。
上記の内容からすると、サプリメントでリシンを摂取する根拠になると思われる。
また食材でリシンを多く含む食べ物はアジ、サケ、牛挽き肉、鳥挽き肉、チーズ、卵などである。
以降、第二章までがコラーゲンを含むいくつかのタンパク質についての生化学的記述で、専門的な内容を含む。後半は、牛の皮や人体におけるコラーゲン線維の方向性など、工学的応用、実用面での内容になる。
代表的タンパク質であるコラーゲンについて理解を深めたい場合、本書の1章2章を読めば達成できる。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月18日に日本でレビュー済み
新聞やちらしでよく広告を見るのでコラーゲンに関心を持っていましたが、
いったいどういうものなのかこの本を読むまできちんと知らずにいました。
サプリメントを買ってみようか悩んでいたので読んだのですが、
コラーゲンだけではなくビタミンCなどバランスよくとることが大事であるなど
知らなかったことがたくさんわかったのでよかったです。
ただ、専門的なこともたくさん書かれていたので難しかったです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年1月16日に日本でレビュー済み
 コラーゲンは体によいというテレビや雑誌の言葉を鵜呑みにして、コラーゲンを体に取り込もうとする世間の風潮に対して、現状を変えていく専門的知識を取り入れる必要性を感じました。最近の健康志向において、その理由やしくみを少しでも知りながら健康を維持することが大切なのだとこの本から学びました。
 また、皮膚にもコラーゲンの向きがあり、その配向性が皮膚移植に非常に重要であることなど、生体は極めて合理的なしくみをとっていることには驚きました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月15日に日本でレビュー済み
いままでよく健康によいとコラーゲンを買っていましたが本当のことがよくわかりました。難しいところもありましたが、高校で生物を習っていたので理解できました。やはり教養としていろいろな本を読んで見るべきなんですね。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月1日に日本でレビュー済み
最近注目されているコラーゲンですが、経口摂取して本当に体内でコラーゲンになり肌が綺麗になるのかずっと疑問に思っていました。この疑問に対して、直球で解答が示されており、とても納得できました。やはり、コラーゲンを摂取しても体内で全てコラーゲンになる訳ではなく、タンパク質を含む食品をバランス良く摂る事で十分である事が分かりました。最近、何か良いと言われると猫も杓子も狂ったようにそれに殺到する風潮があります。この風潮に対し、やはり正しい知識が必要な事を実感しました。人体においても、日頃疑問に思っていたり、興味を持っている分野についての新たな知識を得ることができ、楽しんで読むことができました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年1月6日に日本でレビュー済み
コラーゲンを食べると美容に良いとよく言われていますが、それは科学的根拠のないことが分かりとても勉強になりました。また、コラーゲンについていろんな角度から分かりやすく説明されていて最後まで興味深く読むことができました。特にクモの糸の話が面白かったです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート