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ドット・コム・ラヴァーズ: ネットで出会うアメリカの女と男 (中公新書 1954) 新書 – 2008/6/1

3.6 5つ星のうち3.6 23個の評価

 「オンライン・デーティング」とは、インターネットのサイトを使ってデート相手を探すことである。年齢・職業・人種・地域を越え、今や、アメリカ主流文化の一部となっている。新しい出会いを探すには、ウェブが最も便利ということだろう。大手サイトに登録した著者は、ニューヨーク、そしてハワイで、さまざまなアメリカ男たちと「デート」する。出会い、つきあい、そして別れの中から、人間臭いアメリカが見えてくる。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2008/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 256ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4121019547
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121019547
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 23個の評価

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吉原 真里
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が、米国で利用した出会いサイトMatch.comでのデート体験記。戦略的マーケッティング社会である米国で、自分をいかに適切なパートナーと出会えるか、世界で一番有名なサイトで、出会いをはたして、いろいろな男性とデートして、見限って本当の相手を見つける体験記。ただ、著者は、米国生まれで、当人は、自分は、日本人というアイデンティティーをもっておられるようだが、学歴から、根本は、米国人かも知れないという感じがしました。なお、日本のMatch.comは、日本の法制の兼ね合いがあって、海外からは、切り離されているような状態で、海外を含めたサービスは、同じ会社のinternational Match.comサービスになるようです。日本語で書かれた本ですが、本来は、英語で読むべきでしょう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マッチングアプリ体験記です。日本のそれとは違い海外なので、考え方や価値観が当然だが異なる。現にマッチングアプリを利用している日本人にはあまり参考にならないかも
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の新聞記事やテレビニュースでは、名前の後に必ずといっていいほど(年齢)が付いて回る。
「年齢のわりに活躍してるね」と評価することもあれば、逆に「この歳で何やってんの」と批難の対象になったり、
年齢基準で視聴者側の意見が左右されているように思う。

この本では、「年齢」云々に関する会話はまったく出て来ない。
「私もう30だから..」とか,「40歳になる前に..」といった、年齢による焦りや駆け引きは
すくなくとも著者と、著者が出会った男達には、無縁のようだ。

職業、顔立ち、性格、デートしたレストランやカフェ、彼のアパートの説明はあっても、
「年齢」の説明が一切ない。いくつくらいかしら、といった推測もない。
この点について、とても新鮮に感じた。

自分の興味としては、著者が何歳からmatch.comを始めたのか、
相手はどういった年齢が多かったのか、知りたいところだったが、それは最後までナゾであった。

要するに年齢を気にすること自体が視野の狭いことなのかもしれない。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 .com(ドットコム)つまりインターネットで出会うアメリカの事情を女性の
立場で書いた本です。
 メグライアンの映画『ユー・ガット・メール』(You've Got Mail)を見てから
読むともっと理解しやすいかもしれません。
 アメリカの大人がインターネットの出会い系サイトをどのように利用しているか
なかなかおもしろい出会いが有るみたいです。
 日本の出会い系サイトと大きく違ってまじめにつきあっていることが伝わって
きます。
 日本との違いを感じながら読むとなかなかです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 終身雇用待遇を得た大学教授が、アメリカ版「出会い系」であるオンライン・デーティングで知り合った複数の相手との、セックスも含めた出会いから別れまでを描いた本である。日本では、大学教授というお堅い職業の人が、女性であれ男性であれ、男女関係に関する実体験をここまで赤裸々に明らかにすることは考えられない。改めて、アメリカ社会の開放性と許容度の広さを感じた。悪趣味かもしれないが、本書には、他人の私生活をのぞき見る面白さもある。
 著者の容姿に興味が湧いて、ハワイ大学のウェブ・サイトでチェックしてみた。なかなかかわいくて魅力的な女性だ。加えて、教養もユーモアのセンスもある著者のような30代後半のキャリア・ウーマンが、気に入った相手と恋に落ちて、結婚することの難しさを痛感させられた。それにしても、セックスも含めて数か月付き合った男性や、「相性ピッタリ」と恋愛感情を持った男性、数か月間同棲した男性など、たった2、3年の間に何度も別れを経験したにもかかわらず、著者の語り口は最後まで明るくて積極的。著者の今後の私生活がどうなっていくのか、ちょっと興味が湧いた。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月9日に日本でレビュー済み
内容は面白かった。アメリカ文化に対する記述は面白く、文章は飽きさせない。

「アメリカ人のみた日本の検察制度」という本があって、自ら異文化に飛び込んで、日本の権力構造に切り込む真剣さに感心したが、そういう感動はない。
「ドット・コム・ラヴァーズ」は家田荘子さんの本のように面白いんだが、あまり考えさせられるような内容ではない。純粋に読み物としては良い。

ただ、著者は自分をエリートと認識し、その意識が強いため、スノッブだなあ、と感じながら読みました。そのエリート意識が嫌味たらしく感じた。

男女関係を通じてアメリカを語るのは無理があると思う。交際相手に偏りがあると思うし、統計データは何も出て来ない。
大学教授でありながら、ある意味寂しい人生だと感じた。

読み物としてはとても面白いです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年5月13日に日本でレビュー済み
文章は明快、かつ面白いが、
正直、こってりとした内容にお腹一杯になりながら読んだ。

プライベートをさらしているのか、研究なのか、
判別は読んだ人がつければいいのだが、
とにかく、面白かった。

日本も、そろそろこういったサイトから、
恋愛がどんどん始まるのだろうか
(もう始まっているのか???)。
2008年10月16日に日本でレビュー済み
 バーバラエーレンライクの「ニッケル&ダイムド」の読者だったら自らが低賃金労働者になりすまし、その周辺をさぐったルポをかいたことを記憶されているかもしれない。
 本書「ドットコムラヴァーズ」はハワイ大学教授である著者(40歳女性独身)が、米国版出会い系サイトに登録して経験した出来事をつぶさに、ざっくばらんに比較文化的アプローチで書いた全256頁の新書。

エーレンライク氏は著作のために本来ならする必要のない過酷な現場での労働体験をしたはずである。
一方、吉原氏はいろいろな意味で、楽しんで楽しんだ挙句、このような本を世に出した。平均的な日本人に向けて書かれた本と見る。
「ドットコム〜」の225頁にあるとおり、著者は「........相手のことをよく知るためには性的関係をもつのが大事だとも思う。」 という
(一昔前ならこういう表現を使った)「とんでる」最高学府のテニュア付教員である。

この出会い系に関して、個別にかんばしくない結末になったケースでも、個人的にはとらず、こんなところだろうと解釈する、大陸的鷹揚さの持ち主で、国籍は日本らしい(推察であるが)が、文化的にはブラシひとはけぶんくらいしか日本人的な感じがしない、
ニューヨークで生まれ、東大およびブラウン大出身の、学者さんである。

お相手は多数、プロフィールに大学教授であることをはっきり書いているため、CNNのプロデューサーとか、劇作家、建築家などなどがその職業の一部。なかには一緒に暮らしてみた相手もいる。相手は当然離婚経験者あり、バイセクシュアルらしき人物もいる。

まさに「人生いろいろ」だ。  年齢も幅広い。 

アジア系ばかりをえらんでつきあう、「オリエンタリスト」についても
かなりの頁がさかれている。当然すべて仮名なので人物写真の1枚もない。ひたすら
叙述に任せて想像力を巧みにするしかないところが、本書の長所でもあり短所でもある。

本書で疑問に思ったこと:

それは、彼女自身の親兄弟に関する記述がいっさいないこと。本書の主題とはirrerevantということで、必要なしか。とはいえ、読者の多少の好奇心をみたしてくれるかなという、あわい期待にまったく答えてくれない。その点が物足りなかったが、ユーモアたっぷりで、文章もうまい。つっこみどころもさすが学者で、あきさせない。文章スタイルも硬軟とりまぜ、読ませる。   それで、星は5つ中、4つをつけたい。
今の女子大生あたりが読んだらどんな感想を抱くか、興味深い。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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